戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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今日のシンガポールはよく晴れておりまして、気温は30度。常夏です、ここは。

さて、いつの間にか始めていたメルマガを更新しましたのでお知らせします。

基本的に「リベラリズム批判」というものなんですが、最近の「痛みを軽減する」という隠れリベラリズム的な社会の風潮はちょっとまずいんじゃないかという危機感があったために、私はこの辺に問題意識を感じております。

以下をお読みいただければ幸いです。

【日本の情報・戦略を考える アメリカ通信】
リベラリズムの罠
by masa_the_man | 2012-02-28 00:04 | 日記 | Comments(0)

大統領候補者たちの資金

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(msnbc.com)
by masa_the_man | 2012-02-23 19:42 | ニュース | Comments(1)
突然の告知ですが、一応ということで。

今回はおそらく初の女性講師で、しかもテーマがバリバリ「戦略学」してます!!!

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2012年2月度研究会のご案内
日時:2月22日(水)18:30~20:30

場所:日本学士会館310号室

最寄駅:地下鉄神保町駅下車3分
(東京メトロ半蔵門線、都営三田線・新宿線)
千代田区神田錦町3-2-28 TEL:03‐3292‐5936

3)講師:阿部亮子氏 (英国バーミンガム大学・院)

4)テーマ:「『作戦次元』概念の軍事史研究への適用」

5)参加費: 会員 1,500円、非会員 2,000円

=====

かなり専門的ですが、興味深い内容です。興味のある方はぜひ!
by masa_the_man | 2012-02-21 23:32 | 日記 | Comments(1)
今日の横浜北部はよく晴れましたが、やっぱり寒かったです。

さて、最近気になってしょうがないテクノロジーと社会の関係についてなんですが、「テクノロジーの哲学」というテーマについての文献の情報を簡単にノートにまとめてみたので、みなさんとシェアしてみようかと。

以下に参考まで。

●テクノロジーに関する哲学の歴史は比較的浅い。

●ところが哲学自体は2千年以上の歴史あり。

●科学についての哲学は16世紀半ばにベーコン、19世紀半ばにマルクスなどが少し言及した程度。

●おそらくその理由は「偉大な哲学者」たちが、テクノロジーを「単なる科学の応用」という想定に立っていたから?

●ドイツのロマン主義者たちはとくにテクノロジー(もしくは西洋文化全般)について19世紀にかなり悲観的な視点をもっていた。

●その代表が『西洋の没落』のシュペングラー

●19世紀半ばの文芸評論家でテクノロジーに言及したのはワーズワース、カーライル、マシュー・アーノルド、そして畑は違うがウィリアム・モリスなどだけ。

●やはりそれを決定的に変えたのが広島と長崎の原爆。これが英語圏におけるテクノロジーについての議論を飛躍的にのばした。

●環境問題への意識の高まりもそれに貢献。最も有名なのはレイチェル・カーソンの「沈黙の春」

●1970年代からはクローンに関する問題が注目される。そうなると「人間」までテクノロジーで変化してしまうという恐怖が。

●1976年にテクノロジー哲学協会が設立される。

●ところが研究フィールドは雑多すぎて統一した方向を示せない。たとえば政治と倫理問題を論じている哲学系の人は、科学の哲学を理解できないという風に断絶がひどい。

●さらには誰もテクノロジーに関わるすべてのフィールドをマスター出来ない。

●研究の仕方にも二つの流れあり。ひとつは伝統的な経済・功利面からコストや合理性という面から論じるもの。もう一つは現象学や解釈学からのもの。

●テクノロジーと社会の関係についてメジャーだった理論には二つのあり。

①テクノロジー決定論:テクノロジーが文化や社会のすべてに影響を与えるという考えを主張。主な論者はマルクスやハイルブローナー。

②テクノロジー自律論:テクノロジーは自らのロジックで人間の意志とは関係なく勝手に発展するという考え。ジャック・エリュールが主に主張。

●ところが決定論をくつがえすような議論が1990年代から盛んになる。社会構成主義(ソーシャル・コンストラクティビズム)がそれで、テクノロジーは決定論的ではなく、むしろ偶然に作られると主張。ジョルジ・ルカーチやゲオルグ・ジンメルのような初期の社会学者の議論が元になっている。

●最近の主流は社会の影響を強調するものが多く、決定論的な主張がけっこう目立つ。

●最新のものはネットワーク理論などを中心としたもの。

●最近のテクノロジーの見方には、主に三つある。

①テクノロジーを単なる道具(ツール)やハードウェアとして見るもの
②テクノロジーをルールとして見るもの
③テクノロジーをシステムとして見るもの。

以上。


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(決定論についての議論のおススメ本)
by masa_the_man | 2012-02-20 00:47 | 日記 | Comments(1)
メルマガ更新しました。よろしければご覧下さい。

リベラリズムの危険性について分析しております。厳しい決断ができない日本は、このままずるずると腐って行くのではという心配からこういうこと書きました。

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2012年02月17日■「リアリズム」思想と「痛みを伴う改革」■

-▼今日のChoke Point▼-
1:そのリーダーは「迎合の誘惑」に抗せるか
2:本当は恐ろしい!?「リベラリズム」のお話
3:二つの「倫理」と「地獄への道」
-▲         ▲-

#チョークポイント - Wikipedia ( http://goo.gl/z1J9z )

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今週の国際ニュースには、中国の次のリーダーになることが確実視されている
習近平国家副主席とオバマ大統領がアメリカで会談をしたというものや、
相変わらず進むイランの核開発問題などがあるが、
今回の本メルマガでは、ヨーロッパの「ユーロ財政問題」と、
大阪の橋下市長の行おうとしている抜本的な「統治機構の改革」を念頭において、
「リアリズム」と「リベラリズム」という思想の対立について考察してみたい。

つづきはこちらまで。
by masa_the_man | 2012-02-18 15:51 | 日記 | Comments(1)
今日の横浜北部は朝から霧雨状態で、午後にはポツポツ雨が降りました。

さて、気づいたら本日はバレンタインデーということで、ちょっとくだらないかもしれませんが、国際政治の理論から日本全国を毎年揺るがす「義理チョコ」についての簡単な分析を。

戦後のある時期から日本のチョコレート屋(一説にはメリーチョコレート)のマーケティングにより始まったとされる「女性が好きな男性にチョコレートを上げる」という奇妙な風習ですが、その当初から問題になっているのが「義理チョコ」という存在。

この「義理チョコ」を定義すれば、それは

「別に相手を好きなわけでないが、とりあえず付き合いや義理であげるバレンタインデーのチョコ」

ということになるかと。

そして毎年のことながら、おそらく世の中の女性たちの間で話題になるのは、「好きでもない男性に義理チョコをあげるのかどうか」という深刻なテーマ。

これについては女性の間ではさまざまな意見があると思われますが、私が全人類の男性の意見をあえて代表して言わせていただければ、それは

義理チョコはあげたほうがいい

ということ。

ではなぜあげたほうがいいのか?その理由はツキュディデスの理論にあります。

ツキュディデスは、歴史的名著である『戦史』の中の一節で、国際政治を動かす人間の動機として「恐怖」「名誉」「利益」の三つを挙げております。これは本ブログを昔からご覧のみなさんにはすでにおなじみのことですよね。

それがなぜ義理チョコの話につながるのかというと、「チョコを女性からもらう」という行為は、それが「義理」であれ「本命」であれ、もらう側の男にとって「名誉」の部分をいたく刺激するものだからです。

実際のところ、別に男は義理チョコをもらわなくてもそれほど「恐怖」は感じませんし、ましてや「利益」をうばわれるわけではありません。しかし、決定的なのが、それが「名誉」を傷つけるということ。

つまりたとえそれが「義理」であったとしても、チョコを女性からもらえたかどうかというのは、男の沽券、つまりリスペクトや名誉に直結してくる問題なのです。

この「名誉」という動機ですが、男にとっては命に関わる大切な動機でありまして、たとえば昔のサムライの場合は、この「名誉」(家のものであれ自身のものであれ)を傷つけられたということだけで切腹(ハラキリ)をする者もいたほど。

国際政治学者の中には、この「名誉」こそが、国家の戦争の最も大きな動機になったと言いきる人もいるほどなのです。

女性にとっては男性に義理チョコをあげるのは「お金もかかるしめんどくさい」ということなのでしょうが、男性にとっては、それがたとえ義理であっても、自分が女性に「男」という生き物として認められているというアイデンティティーの認証の問題、つまり「名誉」にかかわってくる一大事なのであります。

ということで本日まだ男性に義理チョコを渡していない女性のみなさん、あと数時間ありますのでチャンスがあればぜひ渡してあげてください。

世の中のすべての男性の「名誉」のために。
by masa_the_man | 2012-02-14 21:58 | 日記 | Comments(4)
by masa_the_man | 2012-02-13 21:17 | 日記 | Comments(8)

╋╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━
┃日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信 ┃ http://www.realist.jp
━╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━━╋━━━┯━━━━━━━━━
├ 2012年02月11日
■日本人に真の「マネジメント」は可能なのか?
   ~オリンパス問題をリアリズムから視る~   ■
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-▼今日のChoke Point▼-
1:異様に加熱した「オリンパス事件」の海外メディア報道
2:なぜ日本人のは組織統治技術は稚拙なのか?
3:欧米流「マネジメント」に纏わる「不都合な!?」な真実
-▲         ▲-

#チョークポイント - Wikipedia ( http://goo.gl/z1J9z )

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喫緊の国際政治トピックスとしては、
イラン・ホルムズ海峡の問題や、
シリアの自国民弾圧がホットな話題であるが、
今回はあえて内向きとも言えるような
ビジネスに纏わる問題を「リアリズム」の観点から考えてみたい。

昨年から日本に関するニュースのトピックとして
欧米で話題となっているのは、
当然のように東日本大震災や原発事故関連のものである。
しかし、とりわけ目を引いていたのが、
日本の優良企業オリンパスの巨額損失隠し事件である。

みなさんもご存知のように、これは日本の医療・光学機器や
カメラのメーカーとして名高いオリンパス株式会社が、
十年以上にわたってM&Aなどの際に粉飾決済を行っていた…
ということが二〇一一年夏頃から明るみになった事件である。
イギリス人の前社長が告発したことなどもあって、
日本よりもフィナンシャルタイムズ(FT)を始めとする
イギリスのメディアが先導する形で大きくとりあげられ、
欧米でも大々的に報じられた。

この事件についての海の向こうの分析では、
日本の企業文化の特殊性を強調したものが多く、
ヤクザとの関わりや、会社内の慣れ合いといった
日本企業の閉鎖的な体質に光を当てたものが目立った。

▼Olympus acquisitions controversy:
In depth news, commentary and analysis from the Financial Times

http://www.ft.com/intl/indepth/olympus

この一連の報道から陰に陽に発せられていたメッセージは、
「日本人にはマネージメントは向かない」ということである。

では、そのメッセージが正しかったと仮定して、
(ちなみに、私自身はこれが本当に正しいかどうかの判断はできないと考える)
戦略的な視点から我々が考えなければいけないのは、
本当に「日本人にはマネージメントは向かない」のだとすると、
「日本と外国の、その違いを生み出している原因とは何なのか?」
ということなのである。

              -*- -*- -*-

この続きはこちらまで。
by masa_the_man | 2012-02-12 15:19 | 日記 | Comments(0)
今日の横浜北部は朝から雨です。しかもけっこう土砂降り。私も体調がすぐれないので家でゆっくりしております。

さて、地政学や戦略とは全く関係ないかもしれませんが、みなさんの職場の環境づくりにヒントになるような論考がありましたのでそのご紹介を。

ちなみに私のような個人業者(?)にとっては非常によくわかる話です。

====

「新グループシンク」の台頭
By スーザン・ケイン

●「孤独」というのは時代遅れである。

●アメリカでは「新グループシンク」(New Group Think)というべきものが大流行中である。これは「グループや集団でどんどん働きましょう」という考え方だ。

●この典型的なのが、「オフィスの壁を取り払って、アイディアを交換しながら、創造的に働く」という最近の職場環境の風潮だ。

●ところがこのような風潮には大きな問題がある。なぜなら最近の心理学の調査研究では、人間というのはプライバシーが守られ、邪魔から自由になると創造性を発揮する、という結果が出ているからだ。

●ある心理学者の調査では、あらゆる分野で共通する「最も創造的な人物」というのは、大抵は内向的であり、たしかにある程度はアイディアを交換したりするくらい活発なのだが、それでも彼らは自分たちのことを「独立した個人主義者だ」と考えるのである。

●これらの調査が示しているのは、内向的な人物は一人で静かに働くのを好み、しかも孤独な状態がイノベーションを生み出す、というものだ。

●ある有名な心理学者によると、「内向的な人々は目の前の仕事に思考を集中させ、仕事とは関係のない社会的や性的なことに余計なエネルギーを漏らさないようにすることによって」創造性を高めるというのだ。

●たしかに歴史を見て行くと、孤独が人類の創造性を生み出してきたことは否定しがたい。ピカソは「孤独がなければ、優れた作品は生まれない」と言っている。

●宗教で言えば、モーゼやイエス、それに釈迦も孤独を必要とした。われわれは彼らのようなカリスマに注目はするが、その思想が作られた背景にある「孤独」というプロセスを軽視しすぎている

●たとえばアップルだ。ジョブスの死によって神話が生まれつつあるが、最も注目しなければならないのは、そのパートナーであり、内向的な、スティーヴ・ウォズニアックという発明家の存在である。

●彼の仕事のプロセスを見て行くと、そこに「孤独」というキーワードが浮かんでくる。彼は何かを発明するときに独りで黙々とこなしているのだ。

●彼は自伝でも「今まで会った発明家やエンジニアのほとんどは、僕みたいに内向的だった・・・彼らは自分の頭の中に生きていて、まるで芸術家のようだった。芸術家というのは単独で仕事をする時に最も創造性を発揮するんです。チームや委員会ではなく、独りで仕事をしなさい」と発言しており、自分で意識的に孤独の状態を作っていたことがわかる。

●ところが現在の(アメリカの)仕事場では70%の時間は孤独ではない。小学校でも独りで何かを勉強するという時間はほとんどない。これは教会でも一緒だ。

●心理学の最近の研究結果として出ているのは、オープンなオフィスはそこで働く人々を「敵対的にして、不安にさせ、集中力を失わせる」ということだ。また、彼らは高血圧になりやすく、ストレスにさらされ、カゼにかかりやすく、疲労もたまりやすいという。

他の人に邪魔される環境で働く人は、孤独に働く人々と比べて仕事で5割ほど間違いを犯しやすくなり、仕事を終えるのに2倍かかるという。

●多くの内向的な人物はこれを直感的にわかっているようで、たとえばバックボーン・エンターテイメントというゲームソフトの会社は、創設当時はオープンなオフィスだったが、内向的なソフトエンジニアたちには不評であり、壁で仕切られた形に変えたら能率が一気に上がったという。

●他の会社でも同じような結果が出ており、プライバシーは能率を上げるのである。

●心理学者のアンダース・エリクソンの言うように、学習の場合でも同じで、人間は独りでやらなければならない状況に直面した時に学習効率が一番上がるという。

●その逆に、いわゆる「ブレーンストーミング」は創造性という意味では最悪の部類に入るものの一つだ。

●この「ブレーンストーミング」を一九五〇年代に流行らせたのはアレックス・オズボーンという広告会社の人間。

●ところがそれ以後の数十年間の研究調査で判明してきたのは、個人はグループで働くよりも単独で働いた時のほうがほぼ常に量・質の両面でパフォーマンスが良い、ということだ。

●しかもある集団のパフォーマンスは、その集団のサイズが大きくなるにつれて低下するという。

●心理学者エイドリアン・ファーンハムは、「科学的な証拠が示しているのは、ブレインストーミングを使うビジネス業界の人は正気ではない。ということです。才能があってやる気のある人材を抱えていて、彼らに創造性と効率を第一に求めるのなら、彼らを一人で仕事させるように仕向けるべきです」と書いているくらいだ。

●「ブレーンストーミング」に効果がない理由は他にもある。エモリー大学のグレゴリー・バーンズによれば、人間は集団の中で別の立場を取ろうとすると、脳の中にある扁桃体が反応し、拒否される恐怖を感じるという。これを彼は「独立の痛み」と読んでいる。

●ところがこれを感じない「ブレーンストーミング」がある。それはネットなどを使う「エレクトロニック・ブレーンストーミング」だ。これだと集団は個人のパフォーマンスを越える

●インターネットから集団的にすばらしい創造が生まれて来た理由はここにある。なぜならインターネットだと、一人一人が孤独でいるのにもかかわらず、集団で作業できるからだ

●つまりネットだと、人間は「みんなで一緒に孤独になれる」のだ。

●ここで注意していただきたいのは、私が「共同作業をやめてしまえ」と提案しているわけではない、ということだ。最近の影響力のある学会の論文というのは、そのほとんどが共同作業なのだ。

●ところがこの学者たちの共同作業も、実は別々の大学で個別に作業をしておこなれているものだ。最近の研究テーマは複雑になっているので、互いに助け合う作業が必要になってくるからだ。

●ところが問題がいくら複雑化しても、人間の本質(human nature)は不変である。

●しかも人間には、互いに矛盾する二つの衝動があるのだ。それは、「人間は他人を好きだし必要としているのだが、同時にプライバシーと自律性も必要としている」ということだ。

●この二つの衝動を上手く活用して「新グループシンク」を越え、創造性と効率を促進させる新しいアプローチを、われわれは必要としているのだ。

●つまり職場環境は、それなりの人的交流があっても良いのだが、それと同時に、彼らを孤独にさせるようにプライベートな場に消えさせるような場をつくるべきなのだ。

●学校でも、共同作業の時間と孤独な作業の時間をわけるべきだ。

●そしてスティーブ・ウォズニアックのように、とくに静かな環境でじっくりと孤独な作業をしてもらうのが極めて重要であることを忘れてはならない。

=====

非常に興味深い。

日本のオフィスは逆にオープンスペース化しつつありますが、あれは創造的な仕事をする人々にとってはストレスがたまって逆効果だと。

この記事の著者の最近の著作は以下の通り。

Quiet: The Power of Introverts in a World That Can't Stop Talking
by Susan Cain

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日本でもそのうち『沈黙力』とかいうタイトルで翻訳されるかもしれませんな。

ちなみに元の「グループシンク」という言葉は国際関係論などでもけっこう頻繁に(とくにベトナム戦争のときのアメリカの民主党政権の例がネタ)使われる専門用語です。

このページのものがよくまとまっているかと。

▼若きクリエイターたちへ捧ぐ!
Cumulative & Sequential Strategy
累積戦略と順次戦略
~『Quiet(クワイエット)』を読み解く:引きこもりが勝利する時代~
『Quiet(クワイエット)』を読み解く~累積戦略と順次戦略を徹底解説

by masa_the_man | 2012-02-07 17:22 | 日記 | Comments(12)
今日の横浜北部はなんとか晴れて、気温も少し緩んだような。

本日の午後ですが、オフ会を開催しました。ご参加いただいた方々、どうもありがとうございました。今回もかなり濃い内容で、シリアネタからガスネタまで、かなりディープなもの。非常に勉強になりました。

① このゼミの目的

●近代の戦略の理論と実践を、参加者の方々によく理解していただくことが目的。
●コースの修了後には、すべての参加者の方々が「戦略とは何か」、そしてそれがどのように「効果を上げる」(そしてなぜ効果が上がらないことがあるのか)を理解できるようにすることが狙い。
●このコース全体では、戦略の多面性や、戦略と政策、そして戦略、作戦、戦術、そしてテクノロジーとの関係の性質というものが説明される。
●最も大事なのは、英語圏の戦略学で使われるいくつかのコンセプトだけでなく、その土台となっている「前提」を理解することにある。

② 授業の構成

●一日の授業で、イギリスで行われている授業の二週間分(二つのトピック)をカバー。
●一日の授業で2コマ(レクチャー1時間+ゼミ1時間×2セット)行う。
●参加者はそれぞれの授業のために読まされるリーディングリストの主要文献(コアリーディング:日本語300ページほど)を読み、そこで出されている「質問」(主に二つある)に答える形で、各自が発表と議論を行う。
●「コアリーディング」のCDに付録として入っているリーディングリストにある文献は、あくまでも参考程度のもの。「必ず読まなければならないもの」というわけではない。

③スケジュール

●一日の授業を、一ヶ月に一度の割合で合計六回行う。全コースの長さは半年。
●授業の取り方は完全に自由。興味のある授業を一つだけとっても、全部とってもかまいません。
●一日の授業は合計5時間弱。最初のトピックで2時間(1時間レクチャー+1時間討論)行い、それから休憩を30分、そしてまた2時間(レクチャー+討論)行う。
●基本的に月の後半の日曜午後に開催予定。

第一回目のゼミで使われる「コアリーディング」については、ゼミ当日のほぼ二週間前となる3月5日前後に到着するよう手配します。

④ 参加費用

●一回分:大人1万円、学生・女性は8千円(コアリーディング代+税込み)
●六回すべてに参加御申し込みの方には割引価格を予定中。

⑤ 注意点

●イギリスの某大学院で現在行われている授業と全く同じ内容なので、ハッキリ言ってキツイです。
●議論や発表に積極的に参加できない方には、次回から参加をお断りする場合があります
●アウトプットがすることが究極の目的ですので、インプットが主な目的の方には向いておりません
●究極の目的は、限られた時間の中(この場合は2週間以内)で文献を読みこなして要点を導き出し、独自の解釈・分析を行って主張することにあります。
●よって事前に「コアリーディング」をお渡しすることはできません。あらかじめご了承下さい。
by masa_the_man | 2012-02-05 23:09 | 日記 | Comments(3)