戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man

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英霊の名簿を探してます

今日の甲州は台風一過の後の五月晴れで大変の気持ちの良い一日でした。

さて、本ブログをご覧のみなさんのお知恵を貸していただきたいのでよろしくお願いします。

すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、私はイギリス留学中に奇妙な縁があって、第二次大戦中にビルマで戦ったイギリスと日本の兵士同士の、和解の会の活動を手伝っております。

論文を書いていたためにあまりお手伝いが出来ていなかったのですが、最近になってこの活動に少し動きがあり、どうやらビルマとインドの国境付近にあるコヒマの手前にサンジャックという昔の激戦地で「日本兵の慰霊塔を建てよう」という動きが最近主に(旧日本軍側について戦った)インド人を中心に起こっており、ここで命を落とした日本兵500名分の名簿を探しているようなのです。

ところがイギリス側の団体が日本の厚生労働省に電話して連絡しても、「遺族じゃないから情報教えられない」というつれない返答。

ということで本ブログをご覧のみなさまにお願いしたいのは、

このサンジャックで命を落とした(15師団と31師団の)日本兵500名の名簿はどこで手に入れられるのか?

ということです。英霊に応えたいので、ぜひ情報をお願いします。

とりあえず今思いつくところでは、

1,英霊にこたえる会

2,偕行社

3,日本遺族会

でしょうか。
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by masa_the_man | 2011-05-31 23:13 | 日記 | Comments(6)
米軍制服組のトップである統合参謀本部議長の新任としてデンプシー陸軍総参謀長が任命される見通しになりましたが、彼が最近読んだ本三冊が報道されましたので、それをここで紹介。

1,"Managing the Unexpected: Resilient Performance in an Age of Uncertainty,” by Karl E. Weick and Kathleen M. Sutcliffe.
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2,"The Starfish and the Spider: The Unstoppable Power of Leaderless Organizations,” by Ori Brafman and Rod A. Beckstrom.
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3,“Monsoon: The Indian Ocean and the Future of American Power,” by Robert D. Kaplan.
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簡単にいえば、最初の二つはマネージメント論で、最後が地政学による地域研究(インド洋)、という感じでしょうか。
by masa_the_man | 2011-05-30 21:26 | ニュース | Comments(2)

ペイリンの広告?

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(abc.comより)

強烈な皮肉ですね(笑

下の調査結果は興味深い。
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(msnbc.com)
by masa_the_man | 2011-05-28 20:42 | ニュース | Comments(1)
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(nation.comより)

うーん、この登場人物たちの表情といい姿勢といい、傑作です(笑
by masa_the_man | 2011-05-28 00:19 | ニュース | Comments(1)
今日の甲州は朝から雨の予報だったのですが、午前中にちょっと小雨がぱらついたくらいで、あとはなんとか降らずに済みました。

さて、久々に本の書評のようなものを。
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『自主防衛を急げ! 』
伊藤貫 & 日下公人(著)

私の率直な感想は、

「これほどまでアメリカのIR系のリアリストたちの学者たちの名前が出てきた本は聞いたことないなぁ」

というものでした。数ページごとにケナン、モーゲンソー、キッシンジャー、ウォルツ、ミアシャイマー、ウォルトなどの名前が頻発する一般書(しかも対談本)なんて日本じゃ読めるわけがないと思っていたんですが、驚くべきことに今月に入ってからすごい新刊が出ました。

内容は英語の副題(?)からもわかる通り、「独立した核抑止を目指せ」というものです。

まず特色としては終始議論を主導する伊藤氏が、日本の国防議論の派閥を以下の四派、つまり

1.護憲左翼派 (リベラル)
2.親米保守派(コラボレーショニスト)
3.真正保守派(民族派) 
4.勢力均衡派(リアリスト) 

にわけ、そこから日本にはいかに4のリアリスト外交を、核保有によって目指さなければならないのかを論じるという内容。

ちなみに本書で狙いを定めている敵は、2の「親米保守派」。私が伊藤氏に直接聞いた時には、彼は3の「真正保守派」には半分賛成する、とおっしゃってました。

個人的には以前からアメリカ側の「二重の封じ込め」が気になっていたことや、地政学における「大戦略」(グランド・ストラテジー)について関心があったことから、この本は非常に参考になりました。

ちなみに私は自著でも日本の将来の大戦略としては、地政学的に考えて三つしかないと書いておりますが、それを参考までに書き出しますと、

1,米国の属国
2,日本の自主独立
3,中国の属国

ということになります。そして本書は明確に2の「日本の自主独立」を提案しているわけですね。

ちなみに伊藤氏は核戦略では一番列度の低いとされている「ミニマム・ディターレンス」を提唱しております。つまり「最小限の核弾頭による核武装でよい」ということです。

知的興奮度の高い、純粋なリアリズムの理論をベースにしたら「ごく当たり前」の、しかし日本では全く浸透していない、国際関係ではごく普通のパラダイムや観点から書かれた良書です。

けっこう分厚いですが、もう五刷りだとか。これだけ売れる理由はよくわかります。

本書でリアリズムやアメリカの大戦略に関心が出てきた方は、拙訳の

●ミアシャイマー著『大国政治の悲劇』
●ウォルト著『米国世界戦略の核心』
●スパイクマン著『平和の地政学』

の他に、私が現在仕上げている最中の、夏頃出版予定の(本書にも何度か名前が出てきた)リアリスト学者の訳本をお読み下さい。
by masa_the_man | 2011-05-27 23:13 | おススメの本 | Comments(12)
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(msnbc.comより)
by masa_the_man | 2011-05-26 21:09 | ニュース | Comments(0)

by masa_the_man | 2011-05-24 22:03 | ニュース | Comments(0)
アメリカでは本日(5月21日)から「地球の終わり」が始まるというカルト団体がおりまして、けっこう話題になってます。

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Make My Bed? But You Say the World’s Ending

By ASHLEY PARKER
Published: May 19, 2011

(中略)

Ms. Douglas and other believers subscribe to the prophecy of Harold Camping, a civil engineer turned self-taught biblical scholar whose doomsday scenario — broadcast on his Family Radio network — predicts a May 21, 2011, Judgment Day.

On that day, arrived at through a series of Bible-based calculations that assume the world will end exactly 7,000 years after Noah’s flood, believers are to be transported up to heaven as a worldwide earthquake strikes.

Nonbelievers will endure five months of plagues, quakes, wars, famine and general torment before the planet’s total destruction in October.

In 1992 Mr. Camping said the rapture would probably be in 1994, but he now says newer evidence makes the prophecy for this year certain.

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なんでも今日から地震がガンガン起こって、今年の10月までには地球が破滅するとか。

こういう終末思想っていつの時代にもあるんですなぁ。

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by masa_the_man | 2011-05-21 16:59 | ニュース | Comments(1)
若手研究員の応募開始です。

ご興味のあるかたはぜひ。

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●安全保障研究 朝鮮半島の安全保障問題の調査研究 (朝鮮半島の安全保障)
その他我が国の安全保障に関わる基本的な調査研究及び上級の幹部職員に対する教育業務の補佐:1名

●経済・社会に係わる戦史 経済・社会的側面から見た戦争史に関する調査研究、その他全般的な戦争史に関わる基本的な調査研究及び上級の幹部職員に対する教育業務の補佐:1名
by masa_the_man | 2011-05-20 17:58 | 日記 | Comments(1)

ドクターがもう一人誕生

今日の甲州は初夏の陽気でした。朝夕はまだ涼しい感じですが、昼間はかなり暑いです。

さて、ひとつだけ簡単なお知らせが。

本ブログの常連コメンテーター(?)としては知る人ぞ知られるshirimonkonさんが、なんと5月17日(火)にオーストラリアの某大学院で博士号(Ph.D)をゲットしたそうです。これは本当におめでたい!

彼の場合はすでに論文を去年の春あたりに出していたらしいのですが、なぜか担当教官からのフィードバックがなく、今年になってからようやく返信があり、修正箇所を直して提出したら、今週の火曜日に大学院のほうから合格したとの連絡があったようです。

この知らせは、ある意味で私自身が博士号をとったのよりも嬉しい感じです(笑

どうやら彼もドクターをとった後の感想が私と似ているようで、

「とった実感があまりない、本当に俺、とったんでしょうか・・・・」

という感じのもの。実は私も三週間ほどたった今でもなんだか実感湧いてません。

とにかく本ブログの関係者から二人も合格者が連続して出たことは本当におめでたいことです。

以上、簡単なお知らせでした。
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(風林火山の交通安全)
by masa_the_man | 2011-05-19 23:44 | 日記 | Comments(5)