2017年 02月 15日
スティーブン・バノンが7年前に制作した映画 |
今日の横浜北部はまた快晴の真冬の寒さです。
さて、昨晩の放送でもとりあげた、トランプ政権の重鎮となりつつあるバノン氏が7年前につくったドキュメンタリー映画をとりあえずここでご紹介しておきます。
気になるその内容なのですが、すでに述べた通り、彼の世界観がいかんなく発揮されておりまして、その構成が拙訳の『4th ターニング』の概念に沿ったものです。
実際は映像と共和党系の識者たちのインタビューで構成された1時間半の映画なのですが、主に戦後のアメリカ史を振り返る内容でして、春である「覚醒」から夏である「高揚」を経て、秋である「分解」、そして2008年の金融危機から始まる冬の「危機」という流れを説明したものです。
本の内容と微妙に違うのは、バノン自身の「ウォール街敵視」の姿勢です。とりわけ中盤から後半にかけて、ウォール街が社会主義を採用しつつも、それ以外のアメリカ人を資本主義で切り捨ててきた、というメッセージが強烈に発せられております。
最後の締めはニュート・ギングリッジ元下院議長なのですが、彼も『4th ターニング』からそっくりそのまま出てきた「歴史は繰り返す」という印象的な言葉で終えております。
字幕はありませんが、英語がわかる方はぜひ。バノン自身の世界観を知る上で大変勉強になります。

▼〜"危機の時代"を生き抜く戦略〜
「奥山真司の『未来予測と戦略』CD」

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「戦略の階層」を解説するCD。戦略の「基本の“き”」はここから!

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▼〜これまでの地政学解説本はすべて処分して結構です〜
奥山真司の地政学講座CD 全10回



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気になるその内容なのですが、すでに述べた通り、彼の世界観がいかんなく発揮されておりまして、その構成が拙訳の『4th ターニング』の概念に沿ったものです。
実際は映像と共和党系の識者たちのインタビューで構成された1時間半の映画なのですが、主に戦後のアメリカ史を振り返る内容でして、春である「覚醒」から夏である「高揚」を経て、秋である「分解」、そして2008年の金融危機から始まる冬の「危機」という流れを説明したものです。
本の内容と微妙に違うのは、バノン自身の「ウォール街敵視」の姿勢です。とりわけ中盤から後半にかけて、ウォール街が社会主義を採用しつつも、それ以外のアメリカ人を資本主義で切り捨ててきた、というメッセージが強烈に発せられております。
最後の締めはニュート・ギングリッジ元下院議長なのですが、彼も『4th ターニング』からそっくりそのまま出てきた「歴史は繰り返す」という印象的な言葉で終えております。
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by masa_the_man
| 2017-02-15 09:36
| 日記