戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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現地で見たスコットランド独立の議論

今日のイギリス南部は朝から曇っております。外だともう半袖は厳しいくらいですかね。

さて、仕事でロンドンに6日ほど滞在しておりましたが、こちらのメディアではずっとスコットランド独立ネタがトップニュースでした。

まあ国が割れるかもしれないという意味ではトップニュース扱いは当然といえば当然で、新聞などを見ても実に様々な視点から「スコットランドが独立したらどうなるか」という分析がかなり深く行なわれているような印象でした。

ところが左派も含めて、メディア全般は独立反対の大合唱であり、それに対して独立賛成派はやや色眼鏡の状態で扱われているものが多かったような。

興味深いのは、今回スコットランドで投票できるのは400万人なのですが、海外全体では3000万人、アメリカだけでも600万人ほどスコットランド出身者がいるにもかかわらず、彼らには祖国の運命を決することができないという点を指摘した記事をいくつか見かけたことでしょうか。

また、16歳以上も投票できるおかげで、高校生たちを集めて公開討論会などが積極的に放映されていたのも印象的でした。

安全保障関連の議論についてはメルマガのほうで詳しく書いてみたいと思いますのでいましばらくお待ちください。
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個人的にはこちらでの仕事で色々とあったのですが、それについても来週の生放送のほうでじっくりお話できるところまでお話したいと思います。

なんというか、今回はイギリスのエリート層の実力を感じさせられることが多かったです。

一言でいえば、「彼らはまだロシアを許していない」ということでしょうか。

ということで、あっという間ですが帰国します。




奥山真司のアメリカ通信LIVE


http://ch.nicovideo.jp/strategy
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https://www.youtube.com/user/TheStandardJournal



Commented by 無花果 at 2014-09-18 17:35 x
スコットランドを去り、外国席を取った人間が3000万人ということでしょうか。
ただの在外スコットランド人ならばともかく、外国籍に移籍した人間がスコットランドの命運にかかわることは許されるべきではないと思いますが。グローバル化という名の国境の破壊と無国籍化の推進で「国家」の意識を薄れさせる時代が、「民族」の意識をより上位におかせているのでしょうか。
Commented at 2014-09-18 18:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-09-20 07:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by masa_the_man | 2014-09-18 09:29 | 日記 | Comments(3)