戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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「戦略的」なダイエット本

今日の横浜北部は朝のうちはけっこう晴れていましたが、午後から曇って風も強くなり、けっこう寒くなりました。

ここ数日はけっこう色々なところに顔出しておりまして、来週からはいよいよ某幹部学校で戦略思想家、そして某局で戦略そのものについて講義をすることに。

そのための準備で色々と忙しくしております。

さて、本日はエアパワー関連の本について紹介しようと思ったのですが、立ち読みした本があまりにもすごい「戦略本」だったので、こちらのご紹介を。

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スリム美人の生活習慣をマネしたら 1年間で30キロ痩せました
by わたなべぽん

マンガで女性向き、しかもダイエット本です。1時間もかからずに読めます。

「なんじゃそりゃ?!ブログの主旨と合ってないんじゃね?」

とお感じのかたもいらっしゃると思いますが、いやいやどうして、なかなかすごい「戦略」本です。

中身は女性の著者が、95キロあった体重を色々とやることで1年で30キロ落とした、という話を、ドキュメンタリータッチでマンガで描いたものです。

これのどこが一体「戦略」なんだと思いきや、冒頭から「世界観」の話に始まり、OODAループや「摩擦」、そして「累積戦略」や「順次戦略」、さらには「ファースト・イメージ」とほぼ同じ考え方などが、これでもかというくらい頻繁に出てきます。

おそらくこれを描いた本人は、戦略的な概念などは全く知らないまま実行され、その経緯を描かれたはずだと思いますが、よくよく考えてみると実に戦略思考に則った合理的なものばかり。

最も印象的なのが、あとがきの部分にある、

●リバウンドを繰り返してきた私に一番必要だったのは、「やせる方法」よりも「太らない生活」だったのかもしれません。(p.118)

という言葉。

おそらくこのマンガの中で最もよく描けていると思うのは、少しずつ成功を重ねていったときに自分の世界観が変わっていく流れをうまく捉えているところでしょうか。

なぜ私にこの本がピント来たかというと、実はカナダ時代に私も猛烈に太りまして、一大決心をしてから15キロほど痩せた(しかもリバウンド無し)経験を持っているからです。

ちなみにカナダに留学している時は、日本人の女子留学生の中に「日本から来ると最初の一ヶ月で平均7キロ太る」という都市伝説(!)がありまして、それがまったく不思議と感じないくらいまわりでブクブク太っていった子を見かけました。

まさか自分がそれほど太るとは思っておりませんで、事実、留学の最初の3年間はほとんど太ってなかったのですが、その後になぜか一気に太りまして、あわてて自分でダイエットをしたという体験があります。

なので、定期的にこの手の本は書店などで気になって手にしてしまうわけですが、まさかここまで戦略的によく書けているとは思わなかったのでご紹介してみたくなりました。

ぜひご参考まで。


Commented by 田中 at 2014-04-20 11:45 x
軍事の専門用語は難しく、日常的でないのでイメージしにくいのでこういう異業種?に似た考えがあると言われると、とてもわかりやすい。
しかし太っていない私には買うべきか悩むところ。
by masa_the_man | 2014-04-19 21:48 | 日記 | Comments(1)