戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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仙台出張

今日の横浜北部は晴れておりましたが、やけに寒かったです。

さて、昨日から仙台に出張しておりましたので、その簡単な報告を。

ひょんなことから某実力組織から識者を招いたセミナーのようなものに招待されることになりまして、一泊二日で仙台に行ってまいりました。

昼過ぎから基調講演やパネリストたちの発表や議論がありまして、その後にヘリに乗って上空から震災後の被害の様子などを視察、そして夕方までに震災の状況に関するブリーフィングや、それを踏まえた訓練の様子を見させていただき、最後に懇親会で終了しました。

その時に撮った写真が以下の通り。

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↑これが今回搭乗させていただいたヘリ。
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↑名取市周辺の復興事業の様子

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↑七北田川の河口

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↑同上。ここから南下する予定でしたが天候悪化のため断念。

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↑震災を想定した図上演習のプログラム。パソコンはパナソニック。

興味深かったエピソードとしては、たとえば今回の震災後の遺体収容のノウハウについて。

海の現場レベルでは、実はスマトラ沖自身での遺体収容作業の体験が非常に役に立っており、これが活かされたとか。

どういうことかというと、遺体収容の際に船の全員が遺体を生で見てしまうと精神的ショックが大きいので、遺体収容を行うのは小舟に乗った数人だけの専門の係の人間だけにしておき、彼が海に浮いている遺体を発見して小舟の上に収容したらすぐさま遺体用のバッグ(←数が少ないのですぐなくなった)や毛布にくるみ、それを大きな船のほうに収容する段取りにしたとのこと。

こうすれば大きな船のほうで仕事をしている乗組員たちにとっては遺体はたんなる毛布のまとまりであり、腐ったり白骨化したものをみなくてもよいわけです。

このやりかたをマスターしていたスマトラに派遣された人々は、海の実力組織の現場のレベルでこのやり方を共有したそうで、それが今回の震災の時に活きたとか。

日本の実力組織の現場レベルの柔軟性がよく発揮された好例であると感じた次第です。


by masa_the_man | 2014-02-05 13:54 | 日記 | Comments(0)