「デフラグ」を生活に取り入れる |
さて、個人的に定期的に行っている整理整頓について一言。
昨日のエントリーはある大企業の社長についての判断力の話でしたが、それに付随する形で私が最近気になっているのは、「デフラグ」の話。
といってもPCやスマホなどの話ではなくて、生活一般における物理的なこと。
人間というのは、忙しい生活をしておりますと、どうしても身の回りの整理整頓がおろそかになってきてしまうものでして、私のような物書きのマネ事をしているだけの人間でも、色々な資料や本などが部屋の机の周辺に山積みになってしまうことがしばしば。
これに対処するには、最もいいのは(当たり前ですが)日々の整理整頓なわけですが、忙しかったりすると毎日これを行うことは困難になるわけですから、私はある程度たまってきてから一気にやることにしております。
そしてこのような日を、私は数年前から第二次大戦中の連合軍のノルマンディ上陸作戦の決行の日にかけて"D-Day"と勝手に名づけまして(苦笑)、丸一日を机周辺の書類や書籍の整理に当てることにしました。
このD-Dayなんですが、ある時に机の周辺だけでは物足りなくなりまして、他の用事なども一気に済ませるようにするようにしたのですが、これをやってみるとやけに気持ちがスッキリすることが判明しました。
たとえば送り忘れていたメールの送信や、網戸の修繕を頼むこと、買い忘れていた洗剤を買い足すことなど、とくに致命的ではないのですが、心のどこかで心残りになっていたようなことをリストアップして、それを一気に片付けるわけです。これは本当にスッキリします。
なぜスッキリするのかについてはわざわざ説明するほどのことではないのですが、私はこのような「心残りだった雑事をすべて片付ける」という行為は、ある意味で自分の生活の中の「デフラグ」という作業に近いのかなぁと感じております。
たとえばここ数日でたまっていた新聞や雑誌の記事の切り抜きなどを整理しているわけですが、先ほどそれがようやく一段落し、いまは非常にスッキリした気分を味わっております。
そしてこのスッキリ感を味わうと、次の仕事の作業の効率が上がるような感覚があるのです。まさにこれは「デフラグ」後の速度が上がるPCみたいだなぁと。
ということで何を言いたいかというと、みなさん、定期的にたまった雑事を解消するとスッキリしますよ、ということです。下らないかもしれませんが、極めて重要だと思ったのであえて書きました。