戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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本当にクリエィティブなアイディアを思いつくには

今日の箱根は昼過ぎまで雨が降っておりましたが、午後に入ってすっかり晴れました。三連休の初日で大混雑。

この度、一泊二日で大学の「ゼミ合宿」というものに人生初めて参加してきました。私の担当しているゼミは伝統的に真面目に勉強するみたいで、二日間で合計8時間近くミッチリ勉強しました。

さて、最近感じていることを少し。

私が自分のテーマとして研究している「戦略」についての理論なのですが、どうもこれを考える時に、最近色々とどうも不思議なことを考えておりまして、これが自分でも正しいのかどうかを迷っているところがあります。

この話は「累積・順次戦略」にも少し関わってくると思うのですが、その最近考えていることというのは、

本当にクリエィティブになるためには(一時的にせよ)思考を止めなければならない

ということです。平たくいえば「考えるな!」ということですね。

ところがこれって大きな矛盾です。一般的には「創造的になるためには考えよ!」と言われているからです。

では「考える」のと「考えない」のどちらが重要かといえば、偉大な科学の発見の数々の例でもわかるように、素晴らしいアイディアというのはどうも「考えた後、考えることをやめたときにひらめく」というものみたいです。

これについて興味深いのは、軍事の天才たちがおしなべてそのようなものであったようで、たとえばナポレオンなどは戦争の前に瞑想しておりますし、イギリスのインド支配を開くことになった天才であるロバート・クライヴなども同じ。

どうもアイディアをひらめくためには、ある程度考えて自分の脳の思考に方向性を与えた後に、いったん考えるのをやめて、いわば「無心・放心状態」になる必要があるのかと。

実は「戦略の階層」においても、思考の抽象度を上げることが提唱されておりますが、この「抽象度を上げる」という作業の際に必要になってくるのが「考えるのを止める」ということになるのかと。

「戦略はアートである」とはよく言われますが、もうひとつのアートである芸術家たちというのは、作品を創造している時は無心になっていることが多いですね。もちろん作品をつくりはじめる際にはある程度の方向性は論理的に考えるのかもしれませんが。

ということで、本当に創造的なアイディアを出すためには、考えをオンにするだけじゃなくて、オフにすることも必要なのでは、と最近感じております。

要するにワイリーの言っているように、累積戦略も順次戦略も両方同時に使わないとダメ、ということで。


Commented at 2013-09-15 07:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-09-15 07:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ネプギアソリッド at 2014-05-15 01:03 x
いなふくクリニック とゆう病院が、
統合失調症など 精神病は思考の無休により起こると見解されてました。
何か共通したものを感じました。

by masa_the_man | 2013-09-14 22:00 | 日記 | Comments(3)