戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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ドイツ地政学者の証言:その1

今日の横浜北部はまたしても雲はありましたが雨は降りませんでした。やや蒸しますが過ごしやすいですね。

さて、久々にドイツ地政学に関する文献を読み返していたら面白い記述を発見しましたのでみなさんとシェアを。中身はなんと、ハウスホーファーの供述書(英語版)なるもの。

これは1945年の10月5日と6日にかけてのインタビューの要約だとか。

===

●ドイツ地政学は1919年に、それが「必要とされたから」始まった。

●これまでのアメリカ側の調査では、ドイツ地政学の主な概念は三つある。①レーベンスラウム、②フロンティア、③海vs陸

●私は(ハウスホーファー)は「科学的」なメソッドに厳密に沿った理論を構築しようとしていたらしいが、何ぶん学問の世界に入ったのは遅かったので、それが身についていない。

●ドイツがヨーロッパの中央にレーベンスラウムの不適切な分布状態を修正しようとするのは、土台無理な話であった。

●ドイツ人は本当の意味で「大陸的」な視点を得ることができておらず、とくに海側の人間たちがどのように考えているのかをまったく考慮できていないかった。しかも20年代後半から状況が逼迫してくればくるほど、このドイツ人の「島国(?)根性」が激しくなってしまった。

●私の研究は軍人として個人的なものから始まった。大学や政府からお金をもらって始めたわけではない。

===

時間がないのでつづきはまた後ほど。日本について興味深い記述が出てきます。


Commented by 赤い彗星 at 2013-07-03 10:01 x
>ドイツ地政学は1919年に、それが「必要とされたから」始まった

これはヴェルサイユ条約がきっかけということなのでしょうか?いずれにしてもハウスホーファーの供述書とは興味をそそります。

ところでこんどCGSにゲスト出演されるのですね。早速公開収録に申し込みました。楽しみにしています。
Commented by 待兼右大臣 at 2013-07-04 20:58 x
ドイツの地政学は世界一ィィィィッ
とコメントしなければならないような気がしました。

この手の証言といいますかオーラルヒストリーというのは、
それはそれで面白いものがあります。
Commented by masa_the_man at 2013-07-12 19:28
赤い彗星 さんへ

>これはヴェルサイユ条約がきっかけということなのでしょうか?

その通りです。

>こんどCGSにゲスト出演されるのですね。

ああ、そうかも知れません。もう一度確認します(笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2013-07-12 19:29
待兼さんへ

>この手の証言といいますかオーラルヒストリーというのは、それはそれで面白いものがあります。

本当は詳しく翻訳したいのですが時間が・・・いつか書く本で詳しく訳出できたらいいなぁと考えております。コメントありがとうございました
by masa_the_man | 2013-07-02 23:19 | 日記 | Comments(4)