戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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それでもシンボルを使うしかない

今日の横浜北部は完全に梅雨の一日で、夜になったら風まで強まってきました。

さて、一昨日のエントリーの話のつづきを。

>政治家とメディアと大衆の関係というのは、このようなジレンマを抱えながら、今後も未来永劫続いていく

と書いたわけですが、ここで普通の人は「シンボルなんか無駄だ」みたいな諦めを感じて、概して皮肉的な態度をとってしまうことになりがちです。

ところがここで問題になってくるのは、それでも人間はシンボルを使うしかない、という悲しい人間のサガ。ようするに、シンボルというものは(それがたとえツッコミ満載なものであっても)唯一人間を動かすものなので、諦めて一生につき合っていくしかない、ということです。

というよりも、むしろ個人レベル、とくに自分自身に対してはシンボルをどんどん積極的に使っていくべきであり、もしかしたらシンボルについてのネガティブな感情は必要ないのかもしれません。

なぜなら大衆だけでなく、個人を動かすのもシンボルであり、個人の場合もそれをうまく操作できれば自分をうまくコントロールすることができるようになる可能性が高いからです。

なぜ私がこれほどシンボルというものにこだわるのかというと、これこそが「戦略の階層」のトップである「世界観」のレベルに直接作用するものだからです。

そして昨日のエントリーの話もまったく同じ作用が。

つまり「勝ってはいけない/成功してはいけない」という人は、自分の「世界観」の中に成功や勝利が入っていないわけです。

ではそれらを世界観の中に入れるためにはどうするかというと、自分の思考の中にシンボルを与え、これを意識的に操作させていけばよいということになります。

なんだか複雑なように聞こえるかもしれませんが、成功できている人や戦略を使えている人というのは、どうやら無意識的にこの「シンボル操作」ができているようなのです。

ということで、集団にたいして使うと色々と害が出る可能性もあるシンボル操作ですが、個人レベルではよい方向にどんどん積極的に使ってみては、というのが今回の結論です。
Commented by 待兼右大臣 at 2013-06-17 02:01 x
この場合「シンボル」が重要ではなく、「世界観」がその「シンボル」によって大多数の人に理解されることだと思います。

つまり「シンボル」を使っても、それが表象する「世界観」が理解されなければ、意味がないということです。「シンボル」が相手によって「文字化け」するようでは、そのシンボルは失敗ということです。
by masa_the_man | 2013-06-12 22:29 | 日記 | Comments(1)