2013年 04月 26日
スーザン・ケインのQuiet、邦訳版の発売決定 |
今日の横浜北部は朝から穏やかに晴れました。午後になって天候急変ということでしたが、あまり変化はありませんでしたね。
さて、ひとつ朗報が。
私がすでにCDで「累積戦略」と「順次戦略」という二つの戦略の概念を解説しているものを発売していることはみなさんすでにご存知かと思いますが、それを発売するキッカケとなった元ネタ本の邦訳版が、いよいよ発売決定となり、一部では予約開始となりました。
出版社はあの超大手の講談社!
実は私もあまりにも素晴らしい内容だったためにある出版社にかけあって翻訳権を取得しようと動いたことがあるのですが、版権の競売で負けてしまったために獲得できなかったという事情があります。まあ相手が大手ですから負けるのは仕方ないといえばそうなんですが・・・・。
裏情報によりますと、原著者は5月に来日予定で、しかもセミナーを開催する予定だとか!
以下はその本の目次と内容の紹介です。
===
内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力
スーザン・ケイン (著), 古草 秀子 (翻訳)
内容詳細
ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった!
内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のことだ。アメリカ人と言えば、社交的で自己主張が激しそうなイメージがあるが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型だという。これはアメリカに限ったことではない。
外向型が重視されるアメリカにおいては、内向型の存在感は薄く、出世競争でも不利になりがちだ。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、あまり顧みられることのない内向型の強みと魅力を明らかにし、その個性を伸ばして生かす方法を模索する。
同時に、外向型の欠点や問題点を挙げ、外向型の人は企業のトップにふさわしいか、チームで作業するやり方は本当に効率的なのか、などの問題も議論する。現代アメリカ社会の内部分裂を浮き彫りにする衝撃のドキュメント。
全米ベストセラー
【目次】
はじめに 内向型と外向型――気質の北極と南極
パート1 外向型が理想とされる社会
1章 「誰からも好かれる人」の隆盛
外向型はいかにして文化的理想になったのか
2章 カリスマ的リーダーシップという神話
「個性の文化」の一〇〇年後
3章 共同作業が創造性を殺すとき
新集団思考の登場と単独作業のパワー
パート2 持って生まれた性質は、あなたの本質か?
4章 性格は運命づけられているのか?
天性、育ち、そして「ランの花」仮説
5章 気質を超えて
自由意志の役割(そして、内向型の人間がスピーチをするには)
6章 フランクリンは政治家、エレノアは良心の人
なぜ「クール」が過大評価されるのか
7章 ウォールストリートが大損し、バフェットがもうかったわけ
内向型と外向型の考え方(そしてドーパミンの働き)の違い
パート3 すべての文化が外向型を理想としているのか?
8章 ソフトパワー
外向型優位社会に生きるアジア系アメリカ人
パート4 愛すること、働くこと
9章 外交的にふるまったほうがいいとき
10章 コミュニケーション・ギャップ
逆のタイプの人とのつきあい方
11章 内向型の特性を磨く方法
静かな子供をどうしたら開花させられるか
終章
不思議の国
【著者紹介】
スーザン・ケイン
プリンストン大学、ハーバード大学ロー・スクール卒業。ウォール街の弁護士を経て、ライターに転身。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『タイムズ』紙、PsychologyToday.com.などに、内気な性格に関する記事を寄稿している。他にも、メリルリンチや法律事務所や大学などで交渉術の講師も務める。本書は第一作目の著書だが、アメリカでベストセラーとなっている。
古草 秀子(ふるくさ・ひでこ)
青山学院大学文学部英米文学科卒業。ロンドン大学アジア/アフリカ研究院(SOAS)を経て、ロンドン大学経済学院(LSE)大学院にて国際政治学を学ぶ。訳書は、S・クイン『名犬チェットと探偵バーニー・シリーズ』、T・ポープ『夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか』R・フェルドマン『なぜ人は10分間に3回嘘をつくのか』、ケラソテ『マールのドア』、J・グローガン『マーリー』、F・ピアス『水の未来』、J・パーキンス『エコノミック・ヒットマン』など多数。
====
もちろん本を読む時間のない方は、私が戦略論の概念を紹介するついでに本書を紹介して解説した若きクリエイターたちへ捧ぐ「累積戦略と順次戦略」CDがありますので、ぜひそちらのほうもよろしくお願いします。
ちなみにこのCDは、上の本の内容だけでなく、それが戦略論でどういう意味を持つのかというところまで詳細に説明しております。
ケインの本のもたらす意味の、さらに向こう側まで知りたいかたはぜひ!
さて、ひとつ朗報が。
私がすでにCDで「累積戦略」と「順次戦略」という二つの戦略の概念を解説しているものを発売していることはみなさんすでにご存知かと思いますが、それを発売するキッカケとなった元ネタ本の邦訳版が、いよいよ発売決定となり、一部では予約開始となりました。
出版社はあの超大手の講談社!
実は私もあまりにも素晴らしい内容だったためにある出版社にかけあって翻訳権を取得しようと動いたことがあるのですが、版権の競売で負けてしまったために獲得できなかったという事情があります。まあ相手が大手ですから負けるのは仕方ないといえばそうなんですが・・・・。
裏情報によりますと、原著者は5月に来日予定で、しかもセミナーを開催する予定だとか!
以下はその本の目次と内容の紹介です。
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内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力
スーザン・ケイン (著), 古草 秀子 (翻訳)
内容詳細
ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった!
内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のことだ。アメリカ人と言えば、社交的で自己主張が激しそうなイメージがあるが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型だという。これはアメリカに限ったことではない。
外向型が重視されるアメリカにおいては、内向型の存在感は薄く、出世競争でも不利になりがちだ。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、あまり顧みられることのない内向型の強みと魅力を明らかにし、その個性を伸ばして生かす方法を模索する。
同時に、外向型の欠点や問題点を挙げ、外向型の人は企業のトップにふさわしいか、チームで作業するやり方は本当に効率的なのか、などの問題も議論する。現代アメリカ社会の内部分裂を浮き彫りにする衝撃のドキュメント。
全米ベストセラー
【目次】
はじめに 内向型と外向型――気質の北極と南極
パート1 外向型が理想とされる社会
1章 「誰からも好かれる人」の隆盛
外向型はいかにして文化的理想になったのか
2章 カリスマ的リーダーシップという神話
「個性の文化」の一〇〇年後
3章 共同作業が創造性を殺すとき
新集団思考の登場と単独作業のパワー
パート2 持って生まれた性質は、あなたの本質か?
4章 性格は運命づけられているのか?
天性、育ち、そして「ランの花」仮説
5章 気質を超えて
自由意志の役割(そして、内向型の人間がスピーチをするには)
6章 フランクリンは政治家、エレノアは良心の人
なぜ「クール」が過大評価されるのか
7章 ウォールストリートが大損し、バフェットがもうかったわけ
内向型と外向型の考え方(そしてドーパミンの働き)の違い
パート3 すべての文化が外向型を理想としているのか?
8章 ソフトパワー
外向型優位社会に生きるアジア系アメリカ人
パート4 愛すること、働くこと
9章 外交的にふるまったほうがいいとき
10章 コミュニケーション・ギャップ
逆のタイプの人とのつきあい方
11章 内向型の特性を磨く方法
静かな子供をどうしたら開花させられるか
終章
不思議の国
【著者紹介】
スーザン・ケイン
プリンストン大学、ハーバード大学ロー・スクール卒業。ウォール街の弁護士を経て、ライターに転身。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『タイムズ』紙、PsychologyToday.com.などに、内気な性格に関する記事を寄稿している。他にも、メリルリンチや法律事務所や大学などで交渉術の講師も務める。本書は第一作目の著書だが、アメリカでベストセラーとなっている。
古草 秀子(ふるくさ・ひでこ)
青山学院大学文学部英米文学科卒業。ロンドン大学アジア/アフリカ研究院(SOAS)を経て、ロンドン大学経済学院(LSE)大学院にて国際政治学を学ぶ。訳書は、S・クイン『名犬チェットと探偵バーニー・シリーズ』、T・ポープ『夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか』R・フェルドマン『なぜ人は10分間に3回嘘をつくのか』、ケラソテ『マールのドア』、J・グローガン『マーリー』、F・ピアス『水の未来』、J・パーキンス『エコノミック・ヒットマン』など多数。
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もちろん本を読む時間のない方は、私が戦略論の概念を紹介するついでに本書を紹介して解説した若きクリエイターたちへ捧ぐ「累積戦略と順次戦略」CDがありますので、ぜひそちらのほうもよろしくお願いします。
ちなみにこのCDは、上の本の内容だけでなく、それが戦略論でどういう意味を持つのかというところまで詳細に説明しております。
ケインの本のもたらす意味の、さらに向こう側まで知りたいかたはぜひ!
by masa_the_man
| 2013-04-26 21:48
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