2013年 03月 28日
質問の質が人生を左右する?その1 |
今日の博多は春うららかな一日でして、桜が満開をほぼすぎているほどでした。
さて、最近考えていることをひとつ。
以前から本ブログでも何度も指摘しているように、「質問」というのは極めて大事です。
これが大事であることに気付いたのは、私がカナダに留学している時なのですが、その頃に授業などで私だけが本当にしつこく色々な先生に言われたのが、「正しい質問をせよ」ということ。
その反対に、なぜか「正しい答えを出せ」ということはあまり言われませんでした。
そもそも「質問」の機能というのは不思議なもので、これを問いかけられると、人間はだれしもそれについて必死で答えようとする性質を持っており、このような性質を知ってうまく活用すれば、実は相手を自分の意のままにコントロールすることも可能になってくるのです。
なぜなら「質問」というのは脳というデータベースにたいする検索エンジンみたいなもので、ある一つの質問を入れると、脳はそれにたいする答えを、自分のメモリーの中から必死に探して集めてこようとする習性があるからです。
たとえば男女の問題でわかりやすく考えてみると、付き合いはじめの頃というのは、たとえば男のほうが常に自分にしている質問には、
「この子はなんて可愛いんだろう」
ということになります。そうすると、その彼女の「可愛い」要素を、脳は必死になって集めることになるのです。だからはじめは盛り上がって相手に夢中になるわけですな。
ところが時がたってマンネリ化してくると、その同じ男の脳の中に別の質問が入ってきます。それは、
「この女はなんてイヤな人なんだろう」
というものです。そうなると、脳は自動的にその質問にフィットするような答えや要素を集めてくるようになるわけですね。そして相手の女子を嫌うようになる、と。
これは自分自身についての質問においても全く同じことが言えまして、たとえば、
「オレの人生はなんて恵まれているんだろう?」
と常日頃から考えることができている人というのは、それに合致するような要素や現象を脳がコレクトしてきて、そのために気分のよい状態が継続することになります。
そして気分がいいわけですから、それにつられて人も集まってくるという構造ができて、結果的に成功に近づく、ということなんでしょうな。
その反対に、
「オレの人生はなんでいつも失敗つづきなんだろう」
と四六時中考えている人は、脳の検索エンジンに「自分がダメな理由」を集めるよう指示し続けているのと同じことであり、そうなるとそれに合致した情報や要素が自然と大量に集まることになり、さらにネガティブなサイクルに落ちていくという説明もできます。
つまり「質問」には、それを投げかけられた人間の世界観を構築する機能があるようで、いわば現実の風景から放たれている光を、一つの光線に集約させるレンズのような役割を果たすのかもしれません。
このレンズは、戦略を成功させるときにも非常に効果的なのですが、少々長くなりましたので、この続きはまた明日。

(麻生さんの実家の門)
さて、最近考えていることをひとつ。
以前から本ブログでも何度も指摘しているように、「質問」というのは極めて大事です。
これが大事であることに気付いたのは、私がカナダに留学している時なのですが、その頃に授業などで私だけが本当にしつこく色々な先生に言われたのが、「正しい質問をせよ」ということ。
その反対に、なぜか「正しい答えを出せ」ということはあまり言われませんでした。
そもそも「質問」の機能というのは不思議なもので、これを問いかけられると、人間はだれしもそれについて必死で答えようとする性質を持っており、このような性質を知ってうまく活用すれば、実は相手を自分の意のままにコントロールすることも可能になってくるのです。
なぜなら「質問」というのは脳というデータベースにたいする検索エンジンみたいなもので、ある一つの質問を入れると、脳はそれにたいする答えを、自分のメモリーの中から必死に探して集めてこようとする習性があるからです。
たとえば男女の問題でわかりやすく考えてみると、付き合いはじめの頃というのは、たとえば男のほうが常に自分にしている質問には、
「この子はなんて可愛いんだろう」
ということになります。そうすると、その彼女の「可愛い」要素を、脳は必死になって集めることになるのです。だからはじめは盛り上がって相手に夢中になるわけですな。
ところが時がたってマンネリ化してくると、その同じ男の脳の中に別の質問が入ってきます。それは、
「この女はなんてイヤな人なんだろう」
というものです。そうなると、脳は自動的にその質問にフィットするような答えや要素を集めてくるようになるわけですね。そして相手の女子を嫌うようになる、と。
これは自分自身についての質問においても全く同じことが言えまして、たとえば、
「オレの人生はなんて恵まれているんだろう?」
と常日頃から考えることができている人というのは、それに合致するような要素や現象を脳がコレクトしてきて、そのために気分のよい状態が継続することになります。
そして気分がいいわけですから、それにつられて人も集まってくるという構造ができて、結果的に成功に近づく、ということなんでしょうな。
その反対に、
「オレの人生はなんでいつも失敗つづきなんだろう」
と四六時中考えている人は、脳の検索エンジンに「自分がダメな理由」を集めるよう指示し続けているのと同じことであり、そうなるとそれに合致した情報や要素が自然と大量に集まることになり、さらにネガティブなサイクルに落ちていくという説明もできます。
つまり「質問」には、それを投げかけられた人間の世界観を構築する機能があるようで、いわば現実の風景から放たれている光を、一つの光線に集約させるレンズのような役割を果たすのかもしれません。
このレンズは、戦略を成功させるときにも非常に効果的なのですが、少々長くなりましたので、この続きはまた明日。

by masa_the_man
| 2013-03-28 22:03
| 日記

