2013年 03月 27日
アクションのための戦略 |
今日の千葉は小雨で蒸し暑い感じです。早くも梅雨のような天候が。
さて、先日後輩に勧められた本の紹介を。

Strategy for Action: Using Force Wisely in the 21st Century
by Steven Jermy
著者はイギリス海軍の元高官で、退役後の現在は著者として活躍しております。
この本は全くノーマークだったのですが、友人から題名だけは聞いていたのでロンドンの本屋で探してみると、中身が思ったよりもはるかに充実しておりました。
内容は著者が現役の時にアフガニスタンで米英の政府と軍には「戦略」がなかったことを実感したため、そもそも戦略とは何なのかを、歴史を振り返りながら教訓を導き出して行こうとするもの。
著者はとくにブロディとボーフルを高く評価しているようで、しかも珍しいのはビジネス・経営系の戦略理論も積極的に取り入れている点でしょうか。
アメリカのような覇権国の立場ではなく、イギリスという元覇権国だけど現在の覇権国であるアメリカにもの申したい雰囲気もなんとなく見え隠れする好著です。
私が本書の中で一番気に入った引用は以下の通り。
●戦略の作成とは、最も複雑な構造の問題を解くのと同じだ。なぜならそれは、人間が直面するもの中で最も計り知ることが難しい三つのものに取り組まなければならないからだ。その三つとは、「人間の集団」、「戦争」、そして「未来」である。
これは結局のところ、結論として「戦略は難しい」ということで落ち着く感じなのですが、それでもそこにもっと注目してしっかり考えて行こうとしている姿勢には好感がもてます。
理論の説明の充実面だけでなく、実践者としての立場から色々と分析しているので日本の防衛関係者にも参考になるかと。おススメです。
さて、先日後輩に勧められた本の紹介を。

Strategy for Action: Using Force Wisely in the 21st Century
by Steven Jermy
著者はイギリス海軍の元高官で、退役後の現在は著者として活躍しております。
この本は全くノーマークだったのですが、友人から題名だけは聞いていたのでロンドンの本屋で探してみると、中身が思ったよりもはるかに充実しておりました。
内容は著者が現役の時にアフガニスタンで米英の政府と軍には「戦略」がなかったことを実感したため、そもそも戦略とは何なのかを、歴史を振り返りながら教訓を導き出して行こうとするもの。
著者はとくにブロディとボーフルを高く評価しているようで、しかも珍しいのはビジネス・経営系の戦略理論も積極的に取り入れている点でしょうか。
アメリカのような覇権国の立場ではなく、イギリスという元覇権国だけど現在の覇権国であるアメリカにもの申したい雰囲気もなんとなく見え隠れする好著です。
私が本書の中で一番気に入った引用は以下の通り。
●戦略の作成とは、最も複雑な構造の問題を解くのと同じだ。なぜならそれは、人間が直面するもの中で最も計り知ることが難しい三つのものに取り組まなければならないからだ。その三つとは、「人間の集団」、「戦争」、そして「未来」である。
これは結局のところ、結論として「戦略は難しい」ということで落ち着く感じなのですが、それでもそこにもっと注目してしっかり考えて行こうとしている姿勢には好感がもてます。
理論の説明の充実面だけでなく、実践者としての立場から色々と分析しているので日本の防衛関係者にも参考になるかと。おススメです。
by masa_the_man
| 2013-03-27 19:33
| 日記

