戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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戦略的人生を生きている人の特徴

今日の横浜北部は雲が多めですが、時おり日も見える寒い朝です。

さて、戦略の階層について昨日某所で質問されたので、それに答える形でひとつ。

おかげさまで「戦略の階層」CDが好評でして、多くの方から個人的にも反応をいただいております。本当にありがたい。

そしてお聞きになった方からよく出てくるトピックが、「戦略的人生」と「戦術的人生」の違いについて。ここは非常に重要なので、あらためてブログでも解説する必要があるかと。

まず「戦略の階層」に自分を当てはめて考えた時に、戦略、それも大戦略以上のレベルを意識して生きているという人というのは、基本的にその生き方が「充実」しております。

しかもこれは「社会的ステータスや年収とは関係ない」という点がミソでして、社会的な体面とは関係なく、本人がその人生を納得して生きているかどうかという「心の内面の充実度」に極めて強い関連性があるのかと私は考えております。

そしてこのような生き方をしている人を、私は「戦略的人生を生きている人」(マスター)と呼んでいます。

ではその反対に、「戦術的人生を生きている人」(奴隷)というのはどういうことかというと、基本的に状況対処や問題解決というリアクションのみで生きている人で、あえて言えば「“やらされている感”が強い人生」を生きている人なのかなと。

しかも驚くのは、社会的地位の高い人や年収の高い人にも意外にこのタイプが多いということ。

このような人たちは、基本的に外から見ていると全く問題がないように見えますが、実は内面に強烈な矛盾を抱えていて、本当にやりたいことをやれていないストレスや、自分の人生をコントロールできていないフラストレーションが溜まっていることがあるわけです。

そうなると、彼らは生き方として(社会的体面やお金や自分自身の)「奴隷」となってしまい、結果的には不祥事を起してしまったり、家族をいじめたりして大きな問題を抱えてしまうわけです。

ところがこのような状態を脱出する方法はいくらでもあります。

一つは、リスクが非常に高いですが、「味わいつくす」こと。

多くの人はこのような大きな壁(不祥事やスキャンダルなど)に直面して壁にブチ当たるという厳しい実体験をしてから乗り越えたりするわけですが、まさにこのような「傷ついて学ぶ」のがわかりやすいアプローチ。

ところがこれはリスクが高く、人によっては性格が曲がってやさぐれてしまったりする危険も(苦笑

そういうわけでもう一つのアプローチ、すなわち他人の人生や本などから観察して「学ぶ」というパターンが必要になってくるわけです。ようするに人生上手くやるには、ある程度は教育や知識で難を避けたりすることができる部分がある、ということです。

私はどちらかといえば後者のアプローチを積極的に実行している者でして(笑)、幸運なことに身の回りにさまざまなパターンを観察するチャンスが多かったため、色々観察することができました。

もちろん数としては「戦術的人生」を生きている人のほうが圧倒的だったわけですが、少ないながらも「戦略的人生」を生きている人もおりまして、私は彼らに非常に多くのことを学べたなぁと感じております。それが今回のCDに反映されていることは言うまでもありません。

そしてそれを受けて、やはり自分も「戦略的人生」を生きなければならないなぁ、と実感している今日このごろです。なぜなら彼らの人生は、本当に「充実」しているからです。

まあとにかく、どうせ生きるなら「奴隷」ではなく、やはり「マスター」として生きなければ損ですよね。という純粋な損得勘定の話でした。
Commented by えんき at 2013-01-12 22:14 x
戦略的に生きるのであれば、目標は高い方が良いと思います。低い目標に向かって戦略的に生きている人の中には、いけ好かない人物が多いように見受けられるからです。例えば、「辛い事は嫌だから、何の責任も負わないような人生を送ろう」というような戦略目標を立てた場合、一見その通りの順調な人生を送っていたとしても、精神的には腐り果てている等という事に成りかねません。
Commented by 待兼右大臣 at 2013-01-13 01:43 x
>>社会的地位の高い人や年収の高い人にも意外にこのタイプが多い

赤木しげるなら 「勝ちを積みすぎた」 と言うところでしょう。
(「赤木」といっても「リツコ」とは何の関係もない)

少々の「勝ち」は生きていくうえで必要ですが(大学合格も「勝利」の1つであることには間違いない)、それが積み上がりすぎると、かえって、その勝利が錆のようにまとわりついて、身動きが取れなくなるという意味らしいです。

(詳しくは、「天 天和通りの快男児」竹書房、17巻~18巻の赤木と原田
 との会話を参照してください。)

桜井章一なら、 「(治外法権麻雀という)大勝負に勝利した後に一杯100円のラーメンをすすった」 とでもなるのでしょうが。
Commented by masa_the_man at 2013-01-13 09:30
えんきさんへ

>低い目標に向かって戦略的に生きている人の中には、いけ好かない人物が多いように見受けられる

たしかに。

>精神的には腐り果てている等という事に成りかねません。

これについてはロールモデルになりうるか、という要素もありますね。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2013-01-13 09:33
待兼さんへ

>「勝ちを積みすぎた」 と言うところでしょう。

おそらくそうなんでしょうな。自分の勝利がかえって仇になるという。

>その勝利が錆のようにまとわりついて、身動きが取れなくなるという意味らしいです。

たしかに。

>桜井章一なら、 「(治外法権麻雀という)大勝負に勝利した後に一杯100円のラーメンをすすった」 とでもなるのでしょうが

ああ、これはいいたとえかも。たしか小林一三も夫妻で毎年ボロ宿に一ヶ月泊まって鋭気を養ったというエピソードを聞いたような。コメントありがとうございました
Commented by sirimonkon at 2013-01-13 13:09 x
>(マスター)と呼んでいます。

ジェダイっぽいですね。
戦略的ヨーダみたいな人はいるのでしょうか。
Commented by masa_the_man at 2013-01-13 20:09
sirimonkon さんへ

>ジェダイっぽいですね。

たしかに(苦笑

>戦略的ヨーダみたいな人はいるのでしょうか。

いると思いますが、問題は彼らがそれほど発言したがるタイプの人間ではない、というところに大きなポイントがあるのかと。コメントありがとうございました
Commented by 大阪人K at 2013-01-13 21:20 x
味わい尽くして、やさぐれてしまった人を2人知っています。ということで、この味わい尽くすのは余りにもリスクが高いと思う次第です。

よって、書籍なり、色々な人のご意見なり、人間観察よって得た知見で
「例え失敗しても”ダメージがない方法”」
を実践する以外にないのかと思う次第です。
Commented at 2013-01-14 12:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 出海 at 2013-01-23 14:41 x
戦略的人生を生きるために。

だれにでも壁はありますし、壁を破壊しちゃう人も、Uターンしちゃう人も
居ますね。
やっぱり、経験値を積むのであれば、穴掘ってでも、迂回路通ってでも
壁を越える方がよいでしょうけど、胆力がいります。
また、先が見えないから戦術で勝ちを得ようとするのかな、とも思います。
戦略的に・・・ということであれば、先が見えれば事前に回避することも、
正面突破も選択できる訳で。

ちょっと極端な知り方かも知れませんが、東洋史観を使うと
それに近いことが出来るかも知れません。
http://www.birthday-energy.co.jp
の運命2013がとっつきやすいかと。
十年単位、年単位、月単位、1日単位でどんな事が起きるか、
自分の性格、今後の方向性を確認することが出来るそうですよ。

自分の進む先を知って、淀みなく進みたいですね。
by masa_the_man | 2013-01-12 09:51 | 日記 | Comments(9)