日本はアメリカに対抗している?ウォルト本のCD発売! |

すでにご存知の方々もいらっしゃると思いますが、前回からご好評をいただいている私の解説CDの第二弾として、ハーヴァード大学教授のスティーブン・ウォルトの『米国世界戦略の核心』(Taming American Power)について私が語り尽くしたCDを発売しました。
今回はなんとCD二枚組、そして収録時間はなんと約二時間。
タイトルは、
『これから「リアリズム」の話をしよう―日本が生き残るための国際政治学―スティーブン・ウォルトのハーバード白熱教室』
ということで、まるでどこかで聞いたことのある感じですが・・・・とりあえずノーコメントということで(笑
第一弾のミアシャイマーCDの内容は、どちらかといえばフォーカスは中国の台頭がメインだったわけですが、今回はウォルトが発見した豊富な戦略概念の数々を、主に日本とアメリカの戦略関係に当てはめて考えております。
ハーヴァード大学教授のウォルトの理論にしたがって考えれば、実は日本もアメリカに対抗するために立派な戦略を使っている?!
こういう意外な現実が、ウォルトの非常に興味深い理論を使えば次々と見えてくるということを、私がCDの中でたっぷり解説しております。
本CDは、訳者である私自身が、一人の質問者を相手に、この理論書の内容を2時間にまとめて徹底的にわかりやすく解説する、というものです。
今回のCDをお聞きになったあなたが理解できるのは、以下のような問題点についてです。
●いままで日本人自身が気づいていなかった、日本の対米戦略とは?
●中国は日本に対してどのような戦略を仕掛けているのか?
●米国が今後、確実に採用すると見込まれている戦略「オフショア・バランシング」とは?
●冷戦後に米国で議論されてきた「四つの大戦略」とはどのようなもの?
●オスプレイ問題の本質は?
●力を持たない日本は、これから厳しくなる国際環境においてどのように行動すればいい?
このような興味深い内容が、大量の文字を読むことなく、音声CDの形で気軽に聞いて手に取るように理解することができます。
もちろん文字が好きな方はこちらのほうもぜひ。
国際政治を専攻して留学を考えている方、冷酷な国際政治の「現実」を知りたいかた、そして短時間で英語圏の学者の論理的な思考法や戦略的な世界観を身につけたいと考えている方には最適です。
また、本書で解説されている戦略は、ビジネスマンや外交官、そしてスパイや政治家の方々が、ご自身の戦略の選択肢を冷静に考える際にも必ず役立つはずです。
私にとっても非常に多くの示唆を与えてくれたウォルトの大著、『米国世界戦略の核心』の解説CDは、2時間を使って以下のような内容になっております。
▼大著「米国世界戦略の核心」を理解するための10の質問
1:なぜいまウォルトの理論を理解する必要があるんですか?
2:ウォルトって何者ですか?ハーヴァード大学教授ってやっぱりすごい?
3:本の全体像を教えて下さい
4:ウォルトの理論はあるんですか?どんな「前提」があるんでしょうか?
5:アメリカ以外の国々が採用している「抵抗戦略」を具体的に教えて下さい。
6:日本もアメリカに対して「抵抗戦略」を使っているんですか?
7:アメリカのパワーを利用する戦略
8:この本でウォルトが本当に訴えかけたかったことは?
9:「オフショア・バランシング」ってどんな大戦略なんですか?
10:これを踏まえて日本のリーダーはどう考えればいいんですか?

ご興味のあるかたは、ぜひこちらのホームページまでお申し込み下さい。
*海外発送も受け付けております。ぜひお気軽にお申し付けください。
*本CDは、将来的には講演会やオフ会などでも販売予定です。