戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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戦略研究11に訳文掲載

今日の横浜北部は昼までなんとなく晴れておりましたが、午後になってから急に大雨が。天気予報は当たりませんでしたねぇ。

朝から次に出る訳本のゲラ直しをやっておりまして、午後遅くまでかかってようやく一段落しました。

さて、とりあえず簡単なお知らせを。

すでに大手書店には並んでいるのかもしれませんが、お世話になっている戦略研究学会の「戦略研究」の季刊論文集に、本ブログで試訳を少しだけ載せたことのある「戦争とスポーツにおける戦略」という論文を私が訳したものが掲載されましたのでご連絡です。

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ちなみに今回の特集は「戦略的視点からの日中関係」ということで、非常に興味深い論文が掲載されております。

論文にはあのトシ・ヨシハラのものまでありますし、バーミンガム大学のシェフィールド教授のドクトリンのものまであります。

私の翻訳は、あえてビジネス戦略と軍事戦略の中間を行くようなものを意識して米海軍大学のカイザー教授のものを訳したわけですが、これが読み返してもなかなかよく書けているものです。

私にとって一番印象的だったのは、実はもうピークをすぎたスター選手を使い続けてしまうチームや監督を、20世紀初頭の海軍の戦艦というシンボル的存在にたとえているところでした。

また、クラウゼヴィッツを頻繁に引用して、その概念がいかにスポーツというビジネスと関連性があるものかを示しているところもすごい。

もちろんその中で使われている例がいくぶん古くなっている部分はご愛嬌としても、このレベルだったら文春の「ナンバー」なんかに載っていてもおかしくないもの(?)かもしれません。

ということで、もし書店などでお見かけしましたらぜひ。興味深い論文も満載です。
Commented at 2012-05-05 23:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by masa_the_man at 2012-05-07 23:43
これは普通にアマゾンで買うか、大手書店に行くしかないかと。しかしアマゾンにはまだ出ておりませんねぇ。定期購読というのはないみたいです。
Commented by 柴崎力栄 at 2012-05-08 03:22 x
この場合の定期購読とは、年会費5,000円で戦略研究学会の会員になることでしょう。2冊/年が届きます。学生・院生の会員は3,000円です。
Commented by masa_the_man at 2012-05-08 23:11
ああ、なるほど。たしかにその通りです。会員になれば届きます!
Commented by 待兼右大臣 at 2012-05-13 02:02 x
その訳文は読みました。
で、一つ教えていただきたいのですが、日本で言うカタカナ語の「セイバーメトリクス」は野球限定で使用されています(といいますか、野球以外の使用例は管見の限りありません)。

ということで、英語のセイバーメトリクスの原義はどう言うものでしょうか

追伸
トリビア的ですが、82年W杯(とおそらく84年EURO)のフランス代表は、メッシがセンターフォワードの位置にいるバルセロナとコンセプト的には同じです。
仏代表は両ウィングはいたがセンターフォワードがいなかったので、「苦肉の策」で、CFの代わりに「点の取れるMF」(プラティニ)を置き、バルセロナは、最初からそのような布陣を目指しました。

この共通点に触れているサッカー評論に出会ったことがないのが不思議なのですが・・・

ついでに82W杯のブラジル代表は、右ウィングがおらず、その代わりに控えボランチのファルカン(元日本代表監督)を入れた結果「黄金の中盤」となりました。そして、その4人のうちソクラテスを除く3人がJリーグと何らかの係わり合いがあります。
Commented by masa_the_man at 2012-05-13 22:18
待兼さんへ

>英語のセイバーメトリクスの原義はどう言うものでしょうか

私もスポーツそれほど詳しくないので微妙ですが、基本的には野村監督の「データ野球」というのがそれに近いかと。統計を駆使して個別の選手を見て行く、というものですかね。コメントありがとうございました
by masa_the_man | 2012-05-04 23:43 | 日記 | Comments(6)