2011年 08月 25日
通信テクノロジーの地政学 |
今日の東京は曇ったり晴れたりの不思議な天候でした。意外に暑かったですね。
クラウゼヴィッツ学会の発表をなんとか終えて山梨に戻ってきましたが、こちらはかなり雨が降っております。
さて、久しぶりに文献紹介を。地政学関連です。

Global Communications Since 1844: Geopolitics and Technology
by Peter J. Hugill
どちらかといえば、政治地理学のほうに近いアプローチ(というかウォーラステイン式)からの、通信テクノロジーの発展史です。
やや古い本ですが、この著者のヒューギルという人はなかなか目の付け所が鋭い人で、通信テクノロジーの発展の歴史に(批判)地政学的な解釈を加えて、覇権論や経済学とからませながら興味深い分析を展開しております。
その視点はやや左翼的ながらも、具体的な事例(とくに軍事安全保障絡み)を詳細に扱っているという点ではかなり勉強になる優れものの本です。
興味がある方は、彼の最近の本を見ていただいても刺激を受けるかと。
クラウゼヴィッツ学会の発表をなんとか終えて山梨に戻ってきましたが、こちらはかなり雨が降っております。
さて、久しぶりに文献紹介を。地政学関連です。

Global Communications Since 1844: Geopolitics and Technology
by Peter J. Hugill
どちらかといえば、政治地理学のほうに近いアプローチ(というかウォーラステイン式)からの、通信テクノロジーの発展史です。
やや古い本ですが、この著者のヒューギルという人はなかなか目の付け所が鋭い人で、通信テクノロジーの発展の歴史に(批判)地政学的な解釈を加えて、覇権論や経済学とからませながら興味深い分析を展開しております。
その視点はやや左翼的ながらも、具体的な事例(とくに軍事安全保障絡み)を詳細に扱っているという点ではかなり勉強になる優れものの本です。
興味がある方は、彼の最近の本を見ていただいても刺激を受けるかと。
by masa_the_man
| 2011-08-25 01:10
| おススメの本