2010年 07月 16日
戦略についてのある論文:その19 |
リスクの高さというのは、たったそれだけで戦略の信用を落とすものではない。それを選ぶかどうかというのは、それがどれだけ有益なものなのかという点に左右されるのであり、もし争われていることの価値が高く、失敗した時のコストがなんとか耐え凌げるものである場合には、たとえ成功の確率が低くてもその賭けは「賢明なもの」となる可能性があるのだ。
われわれが議論しているケースでも、得られる利益は大きいが、失敗で生じるコストも高く見積もられているものばかりだ。さらにいえば、ここでの多くの決定者たちが特定の効用計算や公算などを使って考えているような証拠はほとんど見当たらない。
本章で後ほど扱われる認知プロセス(cognitive processes)についての議論で示されているように、決定者たちは蓋然的というよりも断定的に考えるものなのであり、争われている利益というものをほぼ絶対的なものとして見ているのだ。
われわれが議論しているケースでも、得られる利益は大きいが、失敗で生じるコストも高く見積もられているものばかりだ。さらにいえば、ここでの多くの決定者たちが特定の効用計算や公算などを使って考えているような証拠はほとんど見当たらない。
本章で後ほど扱われる認知プロセス(cognitive processes)についての議論で示されているように、決定者たちは蓋然的というよりも断定的に考えるものなのであり、争われている利益というものをほぼ絶対的なものとして見ているのだ。
by masa_the_man
| 2010-07-16 16:58
| 戦略学の論文

