戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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「胎動する地政学」の目次を紹介

目次をご紹介するのを忘れておりました。今週末までには大手書店に並ぶかもしれません。よろしくお願いします。

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●「逃れられない地理」
by コリン・グレイ(Colin S. Gray)

 解説
 地政学という強力な分析法
 地政学の理論とアプローチ
 地理と戦略の関係
 地政学理論の三つの特徴

●「帆船時代における天候、地理、そして海軍力」
byニコラス・ロジャー(Nicholas A. M. Rodger)

 解説
▼航海術を左右する地理的条件
▼航海に必要なさまざまな計測法
▼航路はどのように決められたのか
▼イギリス海峡という難所
▼まとめ:なぜイギリスは成功したのか

●「地理と戦争の関係について」
byウィリアムソン・マーレー(Williamson Murray)

 解説
 地理と戦争:戦術レベルでの枠組み
 地理と戦争:作戦レベルでの枠組み
 地理と戦争:戦略と政治レベル
 まとめ

●「ドイツ地政学 ハウスホーファー、ヒトラー、そしてレーベンスラウム」
byホルガー・ハーウィッグ(Holger H. Herwig)

 解説
 地政学の起源
 ハウスホーファーの経歴
 ハウスホーファーとヒトラー
 ハウスホーファーとナチス
 因果応報

●「ロシアの地政学における事実と幻想」
by ジョン・エリクソン(John Erickson)

 解説
▼縮小した地政戦略的空間
▼国家安全保障への地政学的アプローチ
▼隣接地域を含む「戦略的安定」概念
▼東方拡大するNATOとの駆け引き
▼「再統合」の意味
▼まとめ
 
●訳者解説 「地政学における「コントロール」という思想」
 
=====

全六章です。250ページ前後くらいになるかと。

個人的にはロジャーの帆船に関するものが新鮮で勉強になりました。さすがと思ったのは、やはりマーレーさんのものでしょうか。彼の戦史に関する知識は段違いです。
Commented by 柴崎力栄 at 2010-06-23 20:37 x
奥山さん。個人として注文したほかに、前作『進化する地政学』とともに勤務先の図書館に学生用図書として稟議しました。歴史的な時間の幅のなかで書いてあるので、基本書として長い寿命を持ちそうです。

ところで、バーナーに載せてあるカールシュミット『陸と海と---世界的一考察』が、出版元「品切れ・重版未定」になっているようです。流通在庫はまだあるみたい。学生用図書として稟議しようとして気づきました。
Commented by masa_the_man at 2010-06-24 09:14
柴崎さんへ

>勤務先の図書館に学生用図書として稟議

わざわざ本当にすみません。

>歴史的な時間の幅のなかで書いてあるので、基本書として長い寿命を持ちそうです。

実際に原著のほうもかなりのロングセラーだとか。

>シュミット『陸と海と---世界的一考察』が、出版元「品切れ・重版未定

知ってました。しかしこれは古本でも求めていただきたいものだったのでここに張り出しておきました。コメントありがとうございました
Commented by Oink at 2010-06-24 22:23 x
「地政学」といえば、マスゾエ議員が9党首党首会談で
キーワードとして発言していました。

それにしても、沖縄のキナ議員が、昨年、菅総理が「基地問題はどうにもならない」「沖縄は独立した方がいい」と発言していたと報道されましたが、鳩山前総理の尖閣諸島の主権問題を中国と話し合う発言とか、ロシアとの平和条約は、4党の主権を確認してから2島返還を先行させるとか、岡田外相の「竹島派、韓国に不法占拠されているとは言いたくありません」発言と言い、
いろいろまず過ぎるような。
Commented at 2010-06-25 18:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 待兼右大臣 at 2010-06-26 23:05 x
本日、スウェーデンから帰ってきて、早速、購入いました。
Commented by masa_the_man at 2010-06-28 05:31
Oink さんへ

>マスゾエ議員が9党首党首会談でキーワードとして発言

ほおお。

>いろいろまず過ぎるような。

腰砕けしてますね。付け入られますよ、そのうち。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2010-06-28 05:33
Risakoさんへ

>その地図には尖閣諸島は日本領と表記されているそうです。

正しい認識ですな(笑

>竹島についても国境線が捏造された以前の地図をその人の記事
で見たことがあります。

これなんですよね。歴史は「作られるもの」ですから。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2010-06-28 05:33
waterlooさんへ

>届きました!

それはよかったです。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2010-06-28 05:34
待兼さんへ

>スウェーデンから

なぜその地に?

>早速、購入いました。

わざわざすみません。コメントありがとうございました
Commented by 待兼右大臣 at 2010-06-28 21:58 x
>スウェーデンから

単純に、かの地に出張に行っていただけです。
時差なしでW杯が見られたのは幸いです
(特に、日本VSデンマーク戦)

イングランドは荒れてませんか?
特に、1966年W杯以来の 「疑惑のゴール」 で
(西)独VSイングランドは 「力と力」 の名勝負というのがこれまでの歴史でしたが、今回は拍子抜けでした。やはり、不調時の凌ぎ方はドイツのほうが一枚上手みたいです。
Commented by Oink at 2010-06-30 00:09 x
>ほおお。
産経新聞に記事があったのでどうぞ。
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100622/plc1006221740026-n3.htm
 --中国との向き合い方をどうするか

舛添氏「軍事的な脅威うんぬんは意志と能力の問題がある。意志は分からない。他国から見て。どれだけの能力をもっているか。海軍含めてものすごい軍拡を中国はやっている。尖閣に補給なしに行ける地域は沖縄諸島しかない。軍事技術を大きく地政学を変えるぐらいな改革をやっていけば変わるが、現在の軍事知識を前提にすれば沖縄の位置は極めて重要である」
軍事的常識が欠如した
鳩山首相に「宰相の資格」なし
海兵隊の訓練でも視察してみればどうか
ttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/542?page=2

先ほどNHK教育でこのような番組が放送されましたが
これも『神話作り』の一環なんでしょうね。

歴史は眠らない 沖縄・日本 400年<新>第1回「“琉球”と“日本”の激突」
今からおよそ400年前、日本を統一した秀吉・家康に属国化を迫られた琉球王国は、外交戦略を駆使して対抗した。当時の琉球と日本の激突を見ながら沖縄問題の原点を探る。
Commented by masa_the_man at 2010-06-30 00:17
待兼さんへ

>かの地に出張に行っていただけです。

その理由のほうが知りたいところです。こんどあったら教えてください(笑

>日本VSデンマーク戦

おお、そちらで見られましたか。

>イングランドは荒れてませんか?

そうでもないですが、新聞は大荒れでした(苦笑

>やはり、不調時の凌ぎ方はドイツのほうが一枚上手みたいです。

ドイツ人のクラスメートは「これでおあいこだ」と言ってました(苦笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2010-06-30 00:19
Oink さんへ

>軍事技術を大きく地政学を変えるぐらいな改革をやっていけば変わるが

おおっ、面白い発言を。

>現在の軍事知識を前提にすれば沖縄の位置は極めて重要

まあその通りですね

>先ほどNHK教育でこのような番組が放送

ひどいですなあ。

>これも『神話作り』の一環

ですね。NHKの内部でもごく一部の人がやっているということらしいですが・・・コメントありがとうございました
Commented by 柴崎力栄 at 2010-06-30 14:02 x
Oinkさん。「これも『神話作り』の一環なんでしょうね」の件、研究的には、(↑)のブログをやっている上里隆史さんを元ネタにしているのでしょう。この方、研究者としてはきちんとした分析をしています。1609年の薩摩の侵攻には、当時上陸地点として限定的に数か所の港のみが可能であってその地をめぐる攻防となったとか。帆船の時代の分析としては面白いです。
Commented by Oink at 2010-06-30 23:12 x
歴史は眠らない・沖縄・日本400年(新番組)
◇さまざまな苦しみを抱える沖縄の400年の歴史を、東大大学院教授の小森陽一氏と共にたどる4回シリーズ。
1回目は「”琉球”と”日本”の激突」を送る。大航海時代の到来で、明との貿易ルートが侵され始めた琉球王国は、経済的に薩摩に依存せざるを得なくなっていた。琉球国王の尚寧は島津氏の介入に対し、宗主国の明との関係を保つことが王国の存立意義と見なして明との同盟強化を画策し、密使を送るなどの外交戦略を展開。しかし、島津氏による武力制圧を招き、尚寧は江戸に連行された。幕府の威を借りた島津氏は琉球の検地などを強行し、王国の自主性を否定する起請文を突き付けた。その後、幕府は明との貿易拠点として利用するため、表向き琉球に対し日本風俗の禁止を行うなど異国扱いしながら、薩摩を通じて幕藩体制に組み込んでいった。
Commented by Oink at 2010-06-30 23:19 x
◇歴史は眠らない
◇さまざまな苦しみを抱える沖縄の400年の歴史を、東大大学院教授の小森陽一氏と共にたどる4回シリーズ。
2回目は「琉球王国から沖縄県へ」と題して送る。日本は明治近代国家になる際に、清国に服属し、日本の薩摩藩にも従っていた「琉球王国」を処理する必要に迫られた。いわゆる”琉球処分”の開始である。明治政府は一方的に王国を解体し「沖縄県」設置を通告した。王国の政治を担った三司官は、清国を捨て、日本への帰属を主張する琉球処分官の松田道之に対し、日本も清も欠かせない存在と反論。清国に支援を要請し、各国の外交官に働き掛けるなど必死の抵抗を続けた。しかし1879年、明治政府の武力を背景にした松田の威圧によって首里城を明け渡し、王朝は滅亡した。
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柴崎力栄さんへ、そういった番組には残念ながらなりそうもないのです。
民主党の喜納昌吉議員が発言した「基本的には沖縄民族対日本民族と考えた方がいい」。このような展開になるのでないかと期待しています。
Commented by 柴崎力栄 at 2010-07-01 09:20 x
1882年に鎮遠、定遠がドイツから清国に届くまでは日本側に海軍優勢がありましたから、1879年の琉球処分は十分可能だった。幕末以来の海軍建設の成果でしょう。それにしても歴史を現在の政治に利用するそのような番組の話しを聞くと、国家関係は軍事力とそれを支える総合国力を基盤として動いていることを率直に語ったほうがいい時代に来ているとしみじみ思う。
1886年の長崎事件は、艦艇補修のためのドックを清国はもたないために、北洋艦隊を長崎で年に一回のメンテナンスするための寄港だった。技術導入における彼の国の文化は当時から一貫しています。
Commented by 待兼右大臣 at 2010-07-02 00:00 x
◇小森陽一氏と共にたどる

この時点で、想像がつきます。小森氏は筋金入りのいわゆる反日・左翼学者ですから「お約束」の結論になるのは間違いないでしょう
Commented by Use The Force at 2010-07-02 13:37 x
スターウォーズエピソード3
中国国防動員法編
by masa_the_man | 2010-06-23 06:21 | 日記 | Comments(19)