2010年 02月 10日
北極海の氷ができない |
【環境リポート】北極海、氷不足現象に加え解ける速度加速=米研究者
【ワシントン4日ロイター時事】米コロラド大学ボルダー校雪氷データセンター(NSIDC)のマーク・サレジー氏は4日、今冬、北極海を覆う氷の面積が狭いことは、今年の夏に氷の解ける速度の加速につながる恐れのあることを意味すると述べた。ワシントンからのロイター通信の電話インタビューに語った。
同氏は「氷が解け続けているというのではなく、氷の生成が急速には進んでいないということだ」と指摘した。同所長によると、今年1月、北極海の氷の面積は1日当たり約1万3000平方マイル(3万4000平方キロ)のペースで拡大し、これは1980年代の氷の生成ペースの3分の1強で、21世紀の最初の10年の年平均ペースより遅い。
北極海は、地球上で気象変化への最大の要因で、地球を冷却化するエアコンの働きをすることもあるので、その氷の面積は世界にとって重要だ。北極海の氷が解けるペースが速まれば、こうした気象変化のプロセスに影響を及ぼす可能性がある。ただ、これが海面上昇につながる公算は小さいという。
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そりゃそうですな。コップの水に浮かべた氷が溶けても水かさは増えませんからね。
【ワシントン4日ロイター時事】米コロラド大学ボルダー校雪氷データセンター(NSIDC)のマーク・サレジー氏は4日、今冬、北極海を覆う氷の面積が狭いことは、今年の夏に氷の解ける速度の加速につながる恐れのあることを意味すると述べた。ワシントンからのロイター通信の電話インタビューに語った。
同氏は「氷が解け続けているというのではなく、氷の生成が急速には進んでいないということだ」と指摘した。同所長によると、今年1月、北極海の氷の面積は1日当たり約1万3000平方マイル(3万4000平方キロ)のペースで拡大し、これは1980年代の氷の生成ペースの3分の1強で、21世紀の最初の10年の年平均ペースより遅い。
北極海は、地球上で気象変化への最大の要因で、地球を冷却化するエアコンの働きをすることもあるので、その氷の面積は世界にとって重要だ。北極海の氷が解けるペースが速まれば、こうした気象変化のプロセスに影響を及ぼす可能性がある。ただ、これが海面上昇につながる公算は小さいという。
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そりゃそうですな。コップの水に浮かべた氷が溶けても水かさは増えませんからね。
by masa_the_man
| 2010-02-10 01:55
| 北極海の地政学