戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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「戦略学」な映画

今日のイギリスはなんとか晴れたのですが、本当に底冷えするほど寒かったです。

数日前に韓国海軍士官の友人が帰国するということで会って話をしたのですが、その時に彼がヒドい咳をしておりまして、どうやらそれがうつったらしく、ここ二日ほどちょっと体調を崩しておりました。

私は基本的にあまりカゼを引かないほうなのですが、今シーズンは早くも二回目。論文や訳本などでやることがいろいろあるのに困ったものです。みなさんも年末の忙しい時期なので体調管理には十分気をつけてください。

さて、さきほど帰ってきてネットを覗いていたら、以下のような企画がやっていることを発見。

午前十時の映画祭

これはこれで面白い企画だなぁと思うのですが、個人的にはこの上映される50本の映画のリストがどうも納得できない(苦笑

ということでこれに対抗して、私も個人的に「戦略学の勉強になる映画50」と称して、以下に勝手にリストを作成しておきます。

ちなみに「戦略学」ですから、必ずしも「戦争(戦闘)映画」ではなく、主に「政治」と「軍事」のはざまの「橋」の部分のところを扱ったものであると考えていただきたい。

本ブログをご覧のみなさんもおススメのものがあったら教えていただければと思います。


1、クリムゾン・タイド

私の先生も超オススメの、米核原潜の中で行われるドラマを描いた最もクラウゼヴィッツ的な用語やコンセプトが出てくる映画。



2、博士の異常な愛情

奇才キューブリックの、冷戦の核戦略の異常さを扱ったブラックコメディー。ピーター・セラーの一人三役に注目。ソ連がこの映画に出てくる「ドゥームズディマシーン」のようなものを実際に開発していたという噂もあり。



3、13デイズ

キューバミサイル危機を扱った優れた作品。コスナーの演技はちょっとやりすぎという感じがするが、政府が軍事的な危機に直面した時に陥るジレンマや、選択肢についての話など、実話を基にしているだけになかなか鬼気迫るものがある。



4、遠すぎた橋

第二次世界大戦後半のヨーロッパ戦線における、連合国軍の失敗した作戦(マーケットガーデン)を描いたもの。後半の橋を巡る攻防は、戦術レベルにおけるチョークポイントの重要性を教えてくれる、かなり「地政学」的なもの。いま考えてもかなり豪華キャスト。



5、ロスト・コマンド

インドシナ戦争にけるフランスの崩壊を描いたもの。過激な戦闘シーンは少なめで人間ドラマ中心だが、いかにフランスが浸透戦術でやられていったのかがよくわかる優れもの。



6、アルジェの戦い

これもフランスのものだがアルジェリア戦争を描いたもの。テロのシーンなどはかなりリアルに作られている名作。



とりあえずここまで。時間があるときにまた色々と追加しておきます。
Commented by Rogue Monk at 2009-12-05 06:33 x
>カゼ
お大事に。
ビタミンBと亜鉛の大量摂取(粘膜の強化)が、最近では
個人的にはカゼ予防と症状の軽減化に効果大でした。

>クリムゾン・タイド
これは大好きです。限定合理性の恐ろしさというもの
を教えてくれていると。

あと、この関連で私が好きな映画というと、
「ブラックホーク・ダウン」(失敗プロジェクトの見本かも)
「Fail Safe(未知への飛行)」(奇貨居くべし、なのか?)
ちょっとヘンな観点からでは
「宇宙人東京に現わる」
これ、地球人類より遙かに科学文明が進んだ(同時に
生物としての形態は全く違う)宇宙人が「善意」で地球人類
に危機を警告し解決の協力を行うというものです。
ただ物語冒頭での、
「どーやって、これだけ見た目も何もかも違う生物(地球人類)
 とファースト・コンタクト取ればいいんだ?」
てとこが笑えます。
Commented by けいしゅう at 2009-12-05 10:55 x
>6、バトル・オブ・アルジェリア

邦題は『アルジェの戦い』
村上龍の小説「69 sixty nine」に出てくるなど
かなり知られた作品です。

また、テーマ曲は、
映画音楽作曲家エンニオ・モリコーネの代表作の一つとして
知られています。
Commented by unimaro at 2009-12-05 13:17 x
お邪魔します。
お体お大事にしてください。

遠すぎた橋は好きです!
あと、
戦略的には無意味でしたでしょうが、
鷲は舞い降りた
が好きです。
あと事実とほとんど違っているようですが、見たい映画で
北京の55日
が。
Commented by masa_the_man at 2009-12-05 19:37
Rogue Monkさんへ

>ビタミンBと亜鉛の大量摂取(粘膜の強化)

なるほど。私はさっそくショウガはちみつをつくって紅茶に入れて飲んでみました。

>「ブラックホーク・ダウン」(失敗プロジェクトの見本かも)

ああ、これはリストに入れるつもりでした。

>「Fail Safe(未知への飛行)」

これは「博士の異常な愛情」の反対バージョンですよね。これも入れようかと。

>「宇宙人東京に現わる」

これは知りませんでした。「日本以外全部沈没」だったら知っているんですが(笑

>「どーやって、これだけ見た目も何もかも違う生物(地球人類) とファースト・コンタクト取ればいいんだ?」

わははは、これはいいですな(笑)たしかに接触のしようがないでしょうなぁ。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-12-05 19:39
けいしゅうさんへ

>邦題は『アルジェの戦い』

なるほど、やはりありましたか。私も数年前に友人と見たんですが、名作でしたからねぇ。修正しておきます

>テーマ曲は、映画音楽作曲家エンニオ・モリコーネの代表作の一つ

そういえば「戦場にかける橋」のテーマも有名ですな。映画音楽というのも意外に有名なのありますからね。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-12-05 19:41
unimaroさんへ

>鷲は舞い降りた

ああ、ありましたなぁ。しかしこれは私も見たのがかなり昔だったので、リストにいれるかどうかを決めるにはもう一回見直さないと。

>北京の55日

これってたまにこっちのテレビでやっていたりするんですよね。もう一度しっかり見てみますか・・・コメントありがとうございました
Commented by Oink at 2009-12-05 23:57 x
風邪ですかお大事に。
本当にきつくなったらウィダー系のゼリー飲料に頼るのもありだと聞きました。

残念ながら、挙げられている映画は、女性、子供、には興味がなさそうなものばかりですね。

女性、子供向けで、「斬首戦略」に関わるものとして「クレヨンしんちゃんのあっぱれ戦国大合戦」を上げておきます。
Commented by masa_the_man at 2009-12-06 12:16
Oink さんへ

>本当にきつくなったらウィダー系のゼリー飲料に頼るのもありだと聞きました。

うーん、これは効くんですかねぇ。おかげでだいぶ良くなったのでどうやら頼らずにすみそうですが。

>残念ながら、挙げられている映画は、女性、子供、には興味がなさそうなものばかりですね。

たしかに(苦笑

>「クレヨンしんちゃんのあっぱれ戦国大合戦」を上げておきます。

この間公開されてたやつですか?コメントありがとうございました
by masa_the_man | 2009-12-05 05:12 | 日記 | Comments(8)