戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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教えてください

今日のイギリス南部はまるで台風のような一日でして、午後になるまでものスゴい雨と風でした。

さて、今日はブログをご覧の皆さんにひとつお願いがあります。

すでに何人のかたは、私がイギリスで第二次世界大戦の時のビルマ作戦に従事した元英兵と元日本兵の和解を支援する団体の活動を手伝っていることをご存知かも知れませんが、これに関することでひとつお願いが。

結論だけ先に言いますが、私が皆さんに教えていただきたいのは、

「第二次世界大戦において、日本人が英国側の捕虜(POW)となった時に彼らに虐待された時の記録や文献の名前」

です。

これの有名なものとしては「アーロン収容所」がありますが、日本兵がもっと物理的に虐待されたことについて書かれた文献(日本語で書かれたもので良いので)をご存知でしたら教えていただけないでしょうか?

なぜこれを探しているのかを言うと話が長くなるのですが、簡単にいいますと、うちの和解の会の会長(イギリス人と結婚された50代の日本女性)が、つい先日にBBCの生中継のラジオ番組で、

「英兵は日本軍に捕まって虐待された!」

と泣きわめく年寄り(おそらく70代くらい)の英国人の女性を相手に、いきなり前準備無しで電話越しに討論させられたからなのです。

会長はなにせいきなりのことだったので面食らったわけですが、どうやらこの老女のほうは彼女の地元の町が日本のある町と「姉妹都市」になるという話がもちあがったときに、自分の親族や友人がビルマ作戦などで日本軍の捕虜となって虐待を受けて死んだ云々という話を聞いていたので、猛反対に回っていたとのこと。

しかし会長のほうは英兵の生き残りの方から

「われわれも日本兵に対してとんでもないことした」

ということを直接聞いていたので、「お互いさまでしょ」と冷静に反論したかったのですが、彼女もこの辺の歴史にそれほど詳しいわけではなかったのでその討論の時に反論として使えず、非常にくやしい思いをしたとか。

ちなみに討論会では冷静に対応した会長側のほうに賛同する視聴者からの意見が多かったみたいで一応はホッとしたということみたいです。

しかしこういうことがあったので、就任したばかりのこの会長は、日本語で読める(英国人も日本兵に対して虐待してたことが書いてある)いい文献を読んで勉強したいらしいのです。

もしこの辺をご存知の方がいらっしゃりましたらお願いします。

余談ですが、この和解の会は、元イギリス兵と元日本兵が、互いにおなじ戦場で戦ったいわゆる「戦友」として、あくまでも平等な立場で和解をするという目的なので私も賛同して手伝っているのですが、以前にこの会の幹部をやっていたイギリス人の幹部の40代のおばさんが

「われわれ(イギリス人)のほうが道徳的に正しいことをしていた」

ということを証明するために日本から「ごめんなさい学者」をわざわざ連れて来たりして、英国人の元兵士側からも文句が出て問題になっていたりして、色々と大変なのです。

つまりここでも「倫理戦」が展開されているわけです。

この辺の事情についてはまたここで色々と書いていきたいと思いますが、とりあえず何かいい文献を知っていたら教えて下さい。お願いします。
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Commented by ひろ at 2009-11-15 13:39 x
 「捕虜ー捕らえられた日本兵たちのその後」 大谷敬二郎 光人社
 は日本兵捕虜に関してよくまとまっている本だと思います。あと、
「捕虜」 パウル・カレル 学研M文庫
もある程度参考になるかと。ノルマンディーでのカナダ軍の蛮行について言及した書物もありましたが、タイトルを失念してしまいました。
Commented by ( ..)φメモメモ at 2009-11-15 13:41 x
私は読んでいないので、内容が正しいかわかりませんが、検索して見つけた文献です。

1.
徒然な日々に 捕虜の死
http://folke.blog41.fc2.com/blog-entry-1378.html
会田雄次(著) 「アーロン収容所」

2.
英軍の日本兵捕虜の虐殺|かつて日本は美しかった
http://ameblo.jp/jjtaro/entry-10362257822.html
「歴史通」WiLL7月号別冊『神のごとく振舞った英国人が青ざめた』高山正之
オークラ出版「拉致と侵略の真実」『イギリス軍捕虜収容所の悲惨』岩田温

3.
「降伏日本軍人」という身分と英軍による捕虜虐殺
http://www.tamanegiya.com/koufukunihonnjinntoigirisu.html
「日本の反論」(米田健三著 並木書房)
Commented by elmoiy at 2009-11-15 16:09 x
本田忠尚『マレー捕虜記』(図書出版社)はどうでしょうか?

英軍は戦後、JSP(Japanese Surrendered Personnel、降伏日本軍人)をキャンプに収容して肉体労働をさせ、英軍のそれとさして変わらない使者を出したんですが、これらの事実は現在、ほとんど忘れ去られていますね。
Commented by いかれ帽子屋 at 2009-11-15 17:57 x
とりあえず、こげなサイトがあります(工事中なのが残念)。

JSPPOW-JSPとは何でしょうか?
ttp://www.jsppow.net/staticpages/index.php?page=0008_ja_JP

ここの出版物ってところに、20冊ちょっと参考文献が紹介されてます。

あとP.O.W.とJSPの簡単な説明としては

軍事板常見問題&良レス回収機構-捕虜関連
ttp://mltr.ganriki.net/faq08k02.html#01242

定番ですが、ここらあたりが適当かと。

こっからは蛇足ですが、うちにあった関連戦記何冊か見た感じだと、かなりのんびりした話も多かったです。
中には毎週土曜には野球大会、日曜夜には演芸会やってたなんて書かれた戦記もあったりしますので、全てが全て虐待されてたわけではありません。
万単位で死傷者出してるのは、紛れもない事実ですから、当たり外れが激しかったんですかねぇ。

Commented by snowbees at 2009-11-15 19:02 x
在英エッセイスト・高尾慶子氏の著作でも、捕虜虐待の問題を記述しており、日本でも広く読まれていますが。新しく提起する意義は?
Commented by とおる at 2009-11-15 20:30 x
> 「われわれ(イギリス人)のほうが道徳的に正しいことをしていた」

「われわれ(イギリス人)の方が、地球上の野蛮な人を文明化するために植民地を作り、道徳的に正しいことをしていた。」
小沢幹事長の「キリスト教は排他的で独善的な宗教」の発言は政治家としては失言でしょうが、イギリス人に少しは見習う必要がありそうです。
Commented by unimaro at 2009-11-15 21:53 x
お疲れ様です。

>「われわれ(イギリス人)のほうが道徳的に正しいことをしていた」

彼らの言う「道徳」とは、われわれ日本人の概念と同じなのでしょうか?
歴史をほんの少し見ただけですが、なにか結構違うような感じ(理解できない)を受けました。
Commented by いかれ帽子屋 at 2009-11-15 21:59 x
>「われわれ(イギリス人)のほうが道徳的に正しいことをしていた」

これに噛みついてる人がいますけど

>英国人の元兵士側からも文句が出て問題になっていたりして、色々と大変なのです。

下にこう書かれてるの、読めないんですかね?
Commented by とおる at 2009-11-15 22:21 x
>>「われわれ(イギリス人)のほうが道徳的に正しいことをしていた」
>
>これに噛みついてる人がいますけど

つまりここでも「倫理戦」が展開されているわけです。
と、下にこう書かれてるの、読めないんですかね?
Commented by その筋の人 at 2009-11-15 23:53 x
ひろ様
>ノルマンディーでのカナダ軍の蛮行について言及した書物

それは、パウル・カレル「彼は来た」と思われます。
うーん・・・。これの背景を語るのは、ちょっと気が引けますが「道徳」の話をされたご夫人がおられる様なので説明しますと、当時の西欧に展開する連合軍が深刻な問題を抱えていました。それは、戦闘に直面した兵士の参加率。即ち、戦わない兵士が7割に及ぶという衝撃的な事実でした。
(太平洋では、6割)そこで、奨励されたのが捕虜の虐殺でした。(厳密には「捕虜を取る余裕が無いため殺せ」という命令で伝達されましたが)
ノルマンディー上陸作戦以降、急速に戦場が残虐化した要因はここにあるのですが・・・。
ちなみに出典は、“玉砕”の軍隊、“生還”の軍隊―日米兵士が見た太平洋戦争 (講談社選書メチエ)です。(押入れの肥やしになっているので、ちゃんと確認しておりませんm(_ _)m)
Commented by 待兼右大臣 at 2009-11-16 00:27 x
>>われわれ(イギリス人)のほうが道徳的に正しいことをしていた

まぁ、現在の世界の枠組みを決めた「天地創造神話」ですから、戦勝国が「正しかった」ということにしなければ・・・、植民地を手放したこととの「割が合わないのでしょう」
(特に、中国や南北朝鮮では「日本に勝った」ということが政権の正当性の最大の根拠になっていますから。その勝利が「汚れた勝利」では困る)


「捕虜を取る余裕が無いため殺せ」
そう言えば、「硫黄島からの手紙」でも白旗を掲げた日本兵を米兵が殺害するというシーンがありました。
Commented by 愚人 at 2009-11-16 01:36 x
英国ではないですが、チャールズ・リンドバーグの日記に日本人虐殺・虐待について書かれていますね。
「ドイツ人がドイツでユダヤ人にしているのと同じ事を我々は太平洋で日本人にしている。」
Commented by 8/08 at 2009-11-16 07:59 x
道徳的に正しければ人殺しOKって考え方が問題です

じゃあ道徳的に正しければ日本人が英国人を殺してもOKって事に…
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 09:57
ひろさんへ

>「捕虜ー捕らえられた日本兵たちのその後」 大谷敬二郎 光人社

なるほど。

>「捕虜」 パウル・カレル 学研M文庫

これでもですね。

>ノルマンディーでのカナダ軍の蛮行について言及した書物もありましたが、タイトルを失念してしまいました。

カナダ軍だとイギリス人としては「あいつらならやりかねん」ということになりますからダメなんですよね(苦笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:00
メモメモさんへ

>検索して見つけた文献です。

これはありがたい。

>会田雄次(著) 「アーロン収容所」

とりあえず定番ですな。

>「歴史通」WiLL7月号別冊『神のごとく振舞った英国人が青ざめた』高山正之

これは雑誌のバックナンバーですか。

>オークラ出版「拉致と侵略の真実」

なるほど。

>『イギリス軍捕虜収容所の悲惨』岩田温

これがタイトルそのものズバリですな。

>「日本の反論」(米田健三著 並木書房)

お、並木さんですね。とりあえず日本に帰ったら確認してみようかと。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:02
elmoiyさんへ

>本田忠尚『マレー捕虜記』(図書出版社)

これもよさげなタイトルです。

>英軍は戦後、JSP(Japanese Surrendered Personnel、降伏日本軍人)をキャンプに収容して肉体労働

POWじゃなくてJSPなんですね。これはグアンタナモでアメリカがやっている論理と一緒ですな(笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:05
いかれ帽子屋さんへ

>こげなサイトがあります(工事中なのが残念)。

たしかにこれはよさげな。

>軍事板常見問題&良レス回収機構-捕虜関連

ああ、ここをすっかり忘れてました(苦笑

>かなりのんびりした話も多かったです。

これは私も日本側の生き残りの方から聞いたことがありますね。

>万単位で死傷者出してるのは、紛れもない事実ですから、当たり外れが激しかったんですかねぇ。

そうだと思いますね。はずれるとかなり悲惨なわけで。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:07
snowbees さんへ

>在英エッセイスト・高尾慶子氏の著作でも、捕虜虐待の問題を記述しており、日本でも広く読まれていますが。

そうですか。これは知りませんでした。教えていただきありがたいです。

>新しく提起する意義は?

エントリーをお読みいただければおわかりいただけると思いますが、新たに提起するわけではありません。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:12
とおるさんへ

>小沢幹事長の「キリスト教は排他的で独善的な宗教」の発言は政治家としては失言でしょうが、イギリス人に少しは見習う必要がありそうです。

必要はあるかも知れませんが、彼らは見習わないでしょうなぁ(苦笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:13
unimaro さんへ

>彼らの言う「道徳」とは、われわれ日本人の概念と同じなのでしょうか?

微妙に違うと思います。

>(理解できない)を受けました。

「文化の違い」といえば簡単ですが、つまりはそういうことなんでしょうな。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:17
その筋の人さんへ

>パウル・カレル「彼は来た」

なるほど。

>戦わない兵士が7割に及ぶという衝撃的な事実

これを克服したのベトナムでの米軍でしょうな。

>厳密には「捕虜を取る余裕が無いため殺せ」という命令で伝達

ああ、ありそうな。

>“玉砕”の軍隊、“生還”の軍隊―日米兵士が見た太平洋戦争 (講談社選書メチエ)

これもリストに加えておきます。そういえば子供向けの童話であるナルニアなんかでも「捕虜をとるな」(take no prisoner)というコメントがありましたな。日本の童話の本ではそういう言葉はほとんど見ませんが(苦笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:19
愚人さんへ

>英国ではないですが、チャールズ・リンドバーグの日記に日本人虐殺・虐待について

ああ、これを忘れてました!

>「ドイツ人がドイツでユダヤ人にしているのと同じ事を我々は太平洋で日本人にしている。」

しかしイギリス人側にすれば「それはアメリカ人だから」と言い逃れすることができるんですよね(苦笑)やはりイギリスのケースでいこうかと。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:21
8/08さんへ

>道徳的に正しければ人殺しOKって考え方が問題です

問題なんですが、起こってしまった戦争はそもそも「問題」なわけで。

>じゃあ道徳的に正しければ日本人が英国人を殺してもOKって事に…

同じように、英国人も日本人に対して「日本人を殺してもOK」と考えているので、それにツッコミを入れるための良い文献を紹介していただこうと思っております。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-16 10:29
待兼さんへ

>戦勝国が「正しかった」ということにしなければ・・・、植民地を手放したこととの「割が合わない

たしかに(苦笑

>中国や南北朝鮮では「日本に勝った」ということが政権の正当性の最大の根拠

これも彼らにとっての矛盾ですな。

>「硫黄島からの手紙」でも白旗を掲げた日本兵を米兵が殺害するというシーンがありました。

ありましたねぇ。まあ実際にもあったでしょうな。コメントありがとうございました
Commented by わだ at 2009-11-16 10:35 x
書籍の検索の決定版はここ。国立国会図書館のリサーチナビ。
Commented by waterloo at 2009-11-16 10:56 x
ノルマントン号事件を持ち出すのは、戦争とは関係ないんでだめでしょうか。

本に関しては、未読なんですが、こういう本を薦められたことがあります。これも比重はアメリカにあるのかもしれませんが。

容赦なき戦争—太平洋戦争における人種差別 / John W. Dower (著)
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582764193/ref=ord_cart_shr?_encoding=UTF8&m=AN1VRQENFRJN5
Commented by いかれ帽子屋 at 2009-11-16 17:05 x
ついでがあったので、大谷敬二郎氏の「捕虜」買ってきて、ざっと目を通してみました。
日本軍捕虜に関する解説書としては優れてますし、入手も容易なので買って損はないです。
ただし、個々の具体的な事例が載ってるわけではないですし、JSPに関する解説も載ってませんので、今回の件で役に立つかどうかは微妙ですかね。
あと参考文献が一切載ってないのが、非常に残念です。

最初から戦記とかの主観が強い本を参考文献にするのは、感情論同士のぶつけあいによる水掛け論に陥りかねませんし、やめておいた方が良いんじゃないでしょうか。

とりあえず、古書価で1万円ほどしますけど
秦郁彦『日本人捕虜』(上下)原書房(1998)
を買って、

POWとJSPとはなんぞや
何がどう違うのか
なんでそんなことになったのか
そして何が起きたのか

あたりを理解しておくのが先決じゃないかと。
しかる後、秦氏の本ならまず間違いなく参考文献載ってるでしょうから、その中から関係ありそうなのを見繕うのが無難じゃないでしょうか。
Commented by 待兼右大臣 at 2009-11-16 22:24 x
>>「それはアメリカ人だから」

それなら、同盟国というだけでナチスと同類扱いされている、当時の日本は何なのでしょうか。
Commented by fms at 2009-11-16 22:50 x
>カナダ軍だとイギリス人としては「あいつらならやりかねん」ということになりますからダメなんですよね(苦笑)

エントリーと直接関係なくて申し訳ないですが、イギリス・カナダ間の感情は日本からはわからないので解説お願いします。
Commented by 待兼右大臣 at 2009-11-16 22:52 x
 捕虜とは関係ないですが、今、NHK-BSの「今日の世界」で英国で親のいないというような子供を豪州へ「強制連行」したことについて、英豪両国が謝罪するというBBCのニュースを流していました。

 「強制連行」とは、慰安婦に対するものではなく、こういうようなことを言うものだということを如実に語っています。
(現在の慰安婦である売春婦がらみの欧州での人身売買で謝罪した国があったでしょうか)
Commented by Oink at 2009-11-16 23:42 x
英軍が、ドイツ軍捕虜をどう扱ったか調べれば
日本兵の扱いがそれ以下だったことは簡単に想像できるはずでは?
Commented by Oink at 2009-11-17 00:07 x
鳩山首相 大戦の『和解』目指す 東アジア共同体構想
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009111602000076.html

 【シンガポール=古田哲也】鳩山由紀夫首相は十五日午後、シンガポール市内でアジア外交に関して政策演説した。首相は「日本の新政府はアジア外交重視を宣言する」と表明。自ら提唱する東アジア共同体構想をその柱と位置付けた上で、過去の戦争でアジアに与えた被害に言及。同構想によってアジア諸国との「和解」を目指す考えを示した。

 首相は過去の戦争について「日本はアジアの人々に多大な損害と苦痛を与えた後、六十年以上がたった今も、真の和解が達成されたとは必ずしも考えられない」と指摘した。 さらに二度の大戦を経て欧州連合(EU)へと発展した実例に触れ「欧州の経験こそが私の構想の原型」とした。
Commented by Oink at 2009-11-17 00:09 x
B、C級戦犯にお金を出すとかいう記事を前に貼りましたっけ?
「恒久平和調査局設置法案」で、恒久平和省でも作るんですかね?
「真の和解」の具体例が良くわからない。
独仏?あれはそうしないとソ連とアメリカに対抗出来ないからじゃ?
私は、中華系、コリアン系、日本、そして欧米の反日活動家達を活発化させるだけだと思うのですけど。
日本の影響力が東南アジアにある程度残っている限りこれを利用して影響力を削ごうとするのは当然だとは思うのですが。
友愛ボートってなんなんじゃろ?
Commented by その筋の人 at 2009-11-17 00:11 x
>ああ、これを忘れてました!

昨日、リンドバーグの本をお勧めしようかと思ったのですが、すでに絶版になっているので、お勧めしませんでした。非常に運が良ければBook offで出てきますが・・・。

孤高の鷲〈上〉―リンドバーグ第二次大戦参戦記 (学研M文庫) (文庫)
ttp://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A4%E9%AB%98%E3%81%AE%E9%B7%B2%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89%E2%80%95%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E5%A4%A7%E6%88%A6%E5%8F%82%E6%88%A6%E8%A8%98-%E5%AD%A6%E7%A0%94M%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA-%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0/dp/4059011142/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1258383236&sr=8-2
Commented by その筋の人 at 2009-11-17 00:34 x
>英軍が、ドイツ軍捕虜をどう扱ったか調べれば
↓下の本のことですね。
消えた百万人―ドイツ人捕虜収容所、死のキャンプへの道

>日本兵の扱いがそれ以下だったことは簡単に想像できるはずでは?

一概にそうは言えないのです。インパール作戦に従軍した私の親類の話では、日本兵にはそれなりの待遇でしたが、ドイツ兵には激しい虐待を加えられているのを目撃しています。

>ありましたねぇ。まあ実際にもあったでしょうな。コメントありがとうございました

ペリリュー島での実写映像で降伏する日本兵を殺害するシーンがありますね。戦史研究家 原勝洋氏の証言では、さらに多数の映像が有るそうです。

>カナダ軍だとイギリス人としては「あいつらならやりかねん」ということになりますからダメなんですよね

そうなりますと、下の書籍で英軍の蛮行があったと記載されている思われますが、要確認ですね。↓
ヒットラー・ユーゲント―SS第12戦車師団史〈上〉
Commented by masa_the_man at 2009-11-17 07:04
わだ さんへ

>書籍の検索の決定版はここ。国立国会図書館のリサーチナビ。

そういえば国会図書館がありました。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-17 07:05
waterlooさんへ

>ノルマントン号事件を持ち出すのは、戦争とは関係ないんでだめでしょうか。

微妙に時代が早いかも知れません。やはり第二次大戦がよろしいかと。

>これも比重はアメリカにあるのかもしれませんが。

ダウアーですか。参考資料としては役に立つかも知れませんね。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-17 07:07
いかれ帽子屋さんへ

>個々の具体的な事例が載ってるわけではないですし、JSPに関する解説も載ってませんので、今回の件で役に立つかどうかは微妙

なるほど。

>参考文献が一切載ってないのが、非常に残念

そうなるとちょっとつらいですな

>秦郁彦『日本人捕虜』(上下)原書房(1998)

ほほう、これはよさげな。

>秦氏の本ならまず間違いなく参考文献載ってるでしょうから、その中から関係ありそうなのを見繕うのが無難じゃ

なるほど。情報助かりました。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-17 07:10
待兼さんへ

>同盟国というだけでナチスと同類扱いされている、当時の日本は何なのでしょうか。

虫けら以下でしょうな(苦笑

>英国で親のいないというような子供を豪州へ「強制連行」したことについて、英豪両国が謝罪するというBBCのニュース

なるほど。

>現在の慰安婦である売春婦がらみの欧州での人身売買で謝罪した国があったでしょうか

ないですな。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-17 07:15
Oink さんへ

>英軍が、ドイツ軍捕虜をどう扱ったか調べれば日本兵の扱いがそれ以下だったことは簡単に想像できるはずでは?

一つの参考にはなるかも知れませんが・・・

>欧州の経験こそが私の構想の原型

それで「友愛」ですか。

> 独仏?あれはそうしないとソ連とアメリカに対抗出来ないからじゃ?

一つの側面としてありますね。

>中華系、コリアン系、日本、そして欧米の反日活動家達を活発化させるだけだと思う

激化するでしょうなぁ。そうするとまた反作用も起こりますし。

>友愛ボートってなんなんじゃろ?

辻元氏のピースボートと似たようなものでは(笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-17 07:20
その筋の人さんへ

>非常に運が良ければBook offで出てきますが・・・。

私はカナダの大学の図書館で見たことあります。

>消えた百万人―ドイツ人捕虜収容所、死のキャンプへの道

おおっ、これはすごい。

>日本兵にはそれなりの待遇でしたが、ドイツ兵には激しい虐待を加えられているのを目撃しています。

なるほど。ちなみに私があったインパール生き残りの方も意外と楽だったということをおっしゃってました。

>ペリリュー島での実写映像で降伏する日本兵を殺害するシーンが

どんどんyoutubeに上げていただきたいところです(笑)

>英軍の蛮行があったと記載されている思われますが、要確認

こういう証言は貴重ですね。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-17 07:34
fms さんへ

>イギリス・カナダ間の感情は日本からはわからないので解説お願いします。

イギリスは「宗主国」ですから、それ以外の国々の人々を「野蛮」と見る傾向があります。だからカナダやオーストラリアがやったとなると「あいつらだからやっぱりな」となるわけです(笑)コメントありがとうございました
Commented by Oct at 2009-11-18 06:16 x
ちょっと違った話になりますが、1942年3月スラバヤ沖海戦の後、日本海軍が漂流中の連合国兵士約千名を救助する出来事がありました。

惠 隆之介『敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長』(草思社)

私はテレビでこの件を知っただけですが、救助されたイギリス士官の方が感謝の言葉を述べられていました。
まあ、ジェントルマンシップは日本にもあるという話ですがいかがでしょうか?

あと遅れましたが、いつも楽しく拝見しております。
Commented by masa_the_man at 2009-11-18 07:00
Oct さんへ

>惠 隆之介『敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長』(草思社)

おおっ、きましたね!

>救助されたイギリス士官の方が感謝の言葉を述べられていました

実は私はこの救助された英兵の方と日本でお会いしております。この方が来日された時の政府主催のパーティーの様子はこのブログのどこかに写真つきで紹介していたと思うんですが、いつごろのエントリーだったか忘れてしまいました(苦笑

>いつも楽しく拝見しております。

それはありがたいです。コメントありがとうございました
Commented by その筋の人 at 2009-11-18 23:37 x
>まあ、ジェントルマンシップは日本にもあるという話ですがいかがでしょうか?

うーん・・・。これには、後日談があります。
開戦時から珊瑚海開戦あたりまでは、人道的に救助を行いましたが、ミッドウェー海戦以降、捕虜に関しては人道的扱いが減少します。確か「雷」の航海長の方が、事件を起こした「嵐」に乗艦されて事件に遭遇していたと記憶しています。
私も自分のブログで海軍を扱っているので原因を調べたのですが、「撃墜王の素顔―海軍戦闘機隊エースの回想 (光人社NF文庫) 」という本で開戦時に在比邦人が残虐行為に遭ったのではないかという噂が流れたと記述されています。単なる流言飛語かと思ったのですが、軍事ジャーナリスト清谷氏もこの件に関してご自身のブログで言及されており、事実の模様です。
おそらく、これが原因で日本軍が捕虜への残虐行為に駆り立てたと推測されます。この件は、調べるに値するものの下手をすると太平洋の「カチンの森事件」に匹敵するスキャンダルに発展しかねず、手を出すべきかどうか躊躇する史実と考えます。
Commented by masa_the_man at 2009-11-19 05:53
その筋の人さんへ

>開戦時に在比邦人が残虐行為に遭ったのではないかという噂が流れたと記述されています。

通州事件みたいなものでしょうか。

>下手をすると太平洋の「カチンの森事件」に匹敵するスキャンダルに発展しかねず

どっちにとっても危険、ということですね。この辺の話はイギリス人の元捕虜がけっこう調べて書いていたかも知れません。コメントありがとうございました
Commented by その筋の人 at 2009-11-19 23:59 x
>通州事件みたいなものでしょうか。

その通りです。公共良俗に反する内容なので詳細を語るのは、できませんが。

>どっちにとっても危険、ということですね。

民主党政権下でなければ、日米間の和解事業の一環として調査を行うべきだと思うのですが、今、手をつけた場合は政争の具にされかねません。小沢一郎のドレスデン発言を見れば明白だと思います。
Commented by masa_the_man at 2009-11-22 06:24
その筋の人さんへ

>民主党政権下でなければ、日米間の和解事業の一環として調査を行うべき

これは日米両国に言えるわけで(笑

>小沢一郎のドレスデン発言を見れば明白だと思います。

まあ元ネタがきわめて政治がからむ問題だけに・・・危険ですな。コメントありがとうございました
by masa_the_man | 2009-11-15 11:57 | 日記 | Comments(48)