戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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教育勅語の口語訳

そういえば今日(というか日本では昨日)は教育勅語が発布された日でした。

知り合いから以下のような口語訳が送られてきたのですが、なかなかうまく訳してあるなぁと感心した次第なので参考まで。

====

 教育勅語の口語文訳

 私は、私たちの祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を完うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、 私は、教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。

 国民の皆さんは、子は親に孝養をつくし、兄弟、姉妹はたがいに力を合わせて助け合い、夫婦は仲むつまじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動をつつしみ、すべての人々に愛の手をさしのべ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人柄をみがき、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また法律や、秩序を守ることはもちろんのこと、非常事態の発生の場合は、真心をささげて、国の平和と、安全に奉仕しなければなりません。そして、これらのことは、善良な国民としての当然のつとめであるばかりでなく、また、私たちの祖先が今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでも あります。

 このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、まちがいのない道でありますから、私もまた、国民の皆さんとともに、父祖の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。

明治23年10月30日

=====

私には人相で人の運のレベルを見る以外にはあまり「特技」と呼べるものはないのですが、なぜか教育勅語の「暗唱」だけはできます(笑

そして明日はハロウィーンです。

怪しいのが多いので、夜になったらあまり外に出ないようにしようかと(苦笑
Commented by nanashi at 2009-10-31 08:31 x
明治も明治人も独立し古典的で偉大だ。
Commented by ひろ at 2009-10-31 10:33 x
教育勅語を読むたびに、近代日本を作り上げた先人たちを思います。国民一人ひとりが、自分の努力が国家の繁栄に繋がると信じていた古き良き時代。まさに「坂の上の雲」でしたね。またそんな時代が来ることを願ってやみません。
Commented by 一角 at 2009-10-31 20:48 x
 朕思うに我皇祖高祖、国をはずむることこうえんに、  ここまでしか知りません。平泉渉東大教授が、西洋からの明治憲法の解毒剤として制定、軍人勅諭、教育勅語として、日の目を見たと聞いてます。合わせて、同教授は同郷の、共産主義者、中野重治を徹底糾弾しました。戦後の民主主義教育は教育勅語の精神を、徹底的に破壊しました。破壊の代償が今の日本の豊かさです。地政学を唱えるヒトが、褒め称えて。やはりきな臭さを感じます。大陸との衝突でもお望みか????????
Commented by ごんべ at 2009-10-31 21:25 x
陰謀史観は思考停止と同義語ですよ。
Commented by masa_the_man at 2009-11-01 04:27
nanashi さんへ

>明治も明治人も独立し古典的で偉大だ。

必死さがあっていいと思いますが、余裕は感じられませんよね。まあ今の日本にも余裕はなさそうですが(苦笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-01 04:28
ひろさんへ

>自分の努力が国家の繁栄に繋がると信じていた古き良き時代。

ああ、これはありますね。

>またそんな時代が来ることを願ってやみません。

あと三十年くらいしたくると思います。その代わり日本は一度ものすごく落ち込まないとダメかも知れませんが。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-01 04:32
一角 さんへ

>西洋からの明治憲法の解毒剤として制定

「解毒剤」というのはいいですね。

>破壊の代償が今の日本の豊かさです

何を「豊か」とするのかは意見がわかれますね。少なくとも「物質的」には成功したかも知れませんが。

>地政学を唱えるヒトが、褒め称えて。

お、これは私のことですか?

>やはりきな臭さを感じます。大陸との衝突でもお望みか?

教育勅語を暗唱できるだけで「きな臭」くて「大陸との衝突」を望んでいることになるんですかねぇ。コーランの一節を暗唱できるだけで「お前はアルカイダか!」と言われたような気がします(笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-01 04:35
ごんべさんへ

>陰謀史観は思考停止と同義語ですよ

まあ極端にいえば、どの理論も「思考停止」の要素があるんですがねぇ。どこかでうまく思考停止できないと単なる精神病ということにもなりかねませんし。どこで落としどころをつけるのかは難しいところです。コメントありがとうございました
Commented by nanashi at 2009-11-01 08:17 x
陰謀史観が思考停止だと決めつるのは、どこかで思考が誘導されているためだと思いますよ。私は、基本的に、国家間のことは全て陰謀だと思います。公式の歴史は眉唾だと思っています。
Commented by nanashi at 2009-11-01 08:26 x
昔は、陰謀史観と言われると反論できませんでしたが、今はできます。
たとえば、パソコンは陰謀の仕組みでできています。
画面上の点の集まりを、私たちは「字」と見なしているだけです。
パソコンの実際の処理には意味はありません。規則性があるだけです。
パソコンの場合には、私たちの意味づけとパソコンの処理の規則性が一致しているだけです。しかし、歴史や現実と、私たちの意味づけの間には完全な一致はありません。
Commented by waterloo at 2009-11-01 08:58 x
諜報謀略講座 〜経営に活かすインテリジェンス〜 /日経BP社

共謀仮説と通俗陰謀論を峻別せよ
ttp://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090916/337292/?ST=biz_kaikaku&P=3
Commented by nanashi at 2009-11-01 12:37 x
今、考えている仮説は、Twitterは2chねるを分析した結果を再構成したものだろうというもの。
ipodもウォークマンの洗練されたパクリだし、米国はよく研究する。
Commented by 愚人 at 2009-11-01 16:47 x
初めて口語訳を読みましたが、割合まともな理想論ですね。マスコミなどの影響からか、もっとガチガチなナショナリズム的なものを想像しておりましたが。
もっとも、実際にこれで教育を受けて、未だに暗唱できる父も意味は分からなかったようですが、意味の分からないものを教育しつづける意味もないですよね。この辺(誰も口語訳しない)が昭和の官僚の劣化なのかなと。
Commented by 愚人 at 2009-11-01 17:36 x
nanashiさんへ

>ipodもウォークマンの洗練されたパクリだし、米国はよく研究する。

TwitterにしてもiPodにしても(2chも)アイディア自体はありふれており、実際、iPodのようなものはソニーの方が先に始めて失敗しています。
成功の原因は、Twitterはどちらかというと、これを商売にする度胸と実際に出資者を集められたこと、時流に乗ったこと。
iPodはAppleが値段に対する一般消費者の常識的な感覚をもって音楽レーベル各社を説得できたことと、洗練されたデザインゆえでしょう。

確かに米国はよく研究すると思いますが、対日本については失敗していることが多いような気がします。
研究から(日本から見ると)間違った結論を導いているというか・・・
Commented by nanashi at 2009-11-01 18:36 x
2chねるは、各国の情報担当者が熱心に研究していたと佐藤優が2~3年前に書いてましたよ。
日本語のブログ人口は英語のそれに匹敵する異常さで、これは日本語圏の特徴です。2chねるはその一つの象徴で、Twitterでクリアにされた、フォロする・される構造を大規模に研究できる稀有の対象だと思います。
実際に2chねるが関わったかどうかは分かりませんが、対象を分析して構造を簡素にし組み立て直すことは米国がよくやる手法です。
空母艦隊だって、巡航ミサイルだって、ある意味日本が先行していたでしょう。日本は着想は優れているが、論理構造の無駄を削ぎ落とす点で劣っていますね。
Commented by masa_the_man at 2009-11-02 06:54
nanashi さんへ

>基本的に、国家間のことは全て陰謀だと思います。公式の歴史は眉唾

こうなると完全に相対主義者になってしまいますな。

>パソコンは陰謀の仕組みでできています。

これが全然わかりません(笑

>パソコンの場合には、私たちの意味づけとパソコンの処理の規則性が一致しているだけです。

わかったようなわからないような。

>仮説は、Twitterは2chねるを分析した結果を再構成したもの

「仮説」ですね。nanashiさんの仮説の前提には「日本のものは最先端で優れている」という「前提」があるような。もちろんこういう前提を持つことは別に悪いことじゃないとは思いますが。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-02 06:55
waterlooさんへ

>共謀仮説と通俗陰謀論を峻別せよ

なるほど、タイムリーな情報です(笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-02 08:15
愚人 さんへ

>マスコミなどの影響からか、もっとガチガチなナショナリズム的なものを想像しておりましたが

私も暗唱できたときにこれの何が問題なのかかなり疑問に思ったことを覚えております。

>意味の分からないものを教育しつづける意味もないですよね。

暗記の暗唱というのはけっこう脳に良いらしいですね。私はむしろそういう意味からやったんですが(苦笑

>iPodのようなものはソニーの方が先に始めて失敗

これは知りませんでした。

>米国はよく研究すると思いますが、対日本については失敗していることが多いような気が

たしかにそうですなぁ。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-02 08:20
nanashiさんへ

>2chねるは、各国の情報担当者が熱心に研究していたと佐藤優が2~3年前に書いてましたよ。

玉石混合かもしれませんがねぇ。

>Twitterでクリアにされた、フォロする・される構造を大規模に研究できる稀有の対象

しかしそれが直接Twitterの誕生につながる、というのはちょっと論理的に厳しいような。

>実際に2chねるが関わったかどうかは分かりませんが、

ですよね。そうなると上での書き込みの「仮定」をご自身で否定していることになりますが。

>日本は着想は優れているが、論理構造の無駄を削ぎ落とす点で劣っていますね。

まあ着想だけではダメでしょうな。コメントありがとうございました
Commented by nanashi at 2009-11-02 13:09 x
2chねるで話題にされている内容は関係ないと思いますよ。
ある判断に関して賛成か否定かに分けて、スレッドの流れを追いながら、増幅したのか減衰したのか、評価の転換があったのか?あったならどこでか?誰の意見が決定的だったのか?
こういうデーターが大量に仕入れられるわけですから。
Commented by 愚人 at 2009-11-02 21:35 x
>私も暗唱できたときにこれの何が問題なのかかなり疑問に思ったことを覚えております。
なるほど。歴代天皇を暗記させたりするのもそのような理由があったのですね。
とはいえ、やはり、意味くらいは教えておくべきじゃないかなーと思ったりもしますが。覚えやすくなるから駄目なのかな?

>これは知りませんでした。

ソニーはiTunes&iPod以前にも音楽配信およびそのプレーヤーを発売したのですが、一曲あたりの値段が高く、コピーコントロールがちがちで使い勝手も悪かったので、これじゃー売れんわなと仲間内で話しておりましたが、やはり売れませんでした。
理由としてよく言われるのが、音楽レーベルを傘下に持つソニーは、どうしてもCD販売店などに配慮する必要があったためとも言われておりますが。ソニーはこの後もしがらみに囚われ、iPodの成功後もなかなかAppleに追随できませんでした。
周りに配慮しすぎて失敗するという、典型的な日本の失敗例かと思います。
Commented by tt at 2009-11-03 00:49 x
>周りに配慮しすぎて失敗するという、典型的な日本の失敗例かと思います。
類似の企画会議に参加していたことがありますが、周りへの配慮というより、環境(周り)を変えるのは厄介だから別の手段を考える、という雰囲気でした。環境の変え方に対する議論がそもそも無駄と思われているようなんです。
日本では渉外のコストが高く見積もられるから、周りに配慮しすぎたような結果になりがちなのではないかと思っています。
実際、勅語でも秩序を守りと謳っていますから、それを乱すのは覚悟が要ります。

>社会公共のために貢献し、また法律や、秩序を守ることはもちろんのこと、
Commented by masa_the_man at 2009-11-03 05:23
nanashiさんへ

>ある判断に関して賛成か否定かに分けて、スレッドの流れを追いながら、増幅したのか減衰したのか、評価の転換があったのか?あったならどこでか?誰の意見が決定的だったのか?

そうなると、これはあるイシューにおける意見が出てくる仕組み、みたいなところを見ているということなんでしょうか。

>こういうデーターが大量に仕入れられるわけですから。

うーん、いまいちよくわかりませんが、それがtwitterにつながった、というのがnanashiさんの意見である、と。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-03 05:27
愚人さんへ

>歴代天皇を暗記させたりするのもそのような理由があったのですね。

それはどうだかわかりませんが、とにかく何かを暗記・暗唱させるというのはすごくいいみたいですね。

>やはり、意味くらいは教えておくべきじゃないかなーと思ったりもしますが

まあこれはありかも知れませんね。逆説的に、もしかすると先生のほうが教えられないほど低いレベル、というのもありえます。

>音楽レーベルを傘下に持つソニーは、どうしてもCD販売店などに配慮する必要があったため

自分で会社があるとたしかに無理ですな(苦笑

>周りに配慮しすぎて失敗するという、典型的な日本の失敗例かと思います。

しがらみがある、ということは確実にありそうですな。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-11-03 05:29
ttさんへ

>周りへの配慮というより、環境(周り)を変えるのは厄介だから別の手段を考える、という雰囲気

現状打破に対する恐怖ですか、

>環境の変え方に対する議論がそもそも無駄と思われているようなんです

これって日本の思想にも直結しているような。しかし欧米は最近のgeoengineeringにみられるように、「環境を変えてやれ」という意識がすごく強いわけで(笑

>実際、勅語でも秩序を守りと謳っていますから、それを乱すのは覚悟が要ります。

アメリカのような「民主主義を世界に広め・・・」という感じとは正反対ですよね。コメントありがとうございました
by masa_the_man | 2009-10-31 05:14 | 日記 | Comments(25)