戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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テクノロジーはCOINとCTにどれだけ重要?

今日のイギリス南部は朝から曇り空でしたが、夕方になって少し晴れました。

ここ二日間は学校で開催されたセミナーに出っぱなしで色々と忙しく、論文のほうも波に乗ってきたので、ここ数日はブログを集中して書くヒマがありません。

今日の午後はアメリカの軍需関連企業がスポンサーになって開催されたセミナーに参加してきたのですが、テーマは「テクノロジーはCOINとCTにどれだけ重要?」というものでした。

結論から先に言えば「重要だ」という当たり前の答えになるわけですが、その結論をゲストスピーカーにいかに答えてもらうのか、という点がこのようなセミナーの醍醐味なわけで。

まずゲストを簡単に説明しますと、イギリス陸軍のパラシュート部隊出身の方が一人目のスピーカーで、もう一人はイスラエルに住む防衛コンサルタントをしている人でした。

これを私の先生が司会をしながら話を進めるのですが、一人目の方はイギリス陸軍の特殊部隊なんかで実戦経験もある人みたいで、フォークランドから北アイルランド、そしてアフガニスタンまで、どちらかというと特殊部隊関連の任務に従事していたことが多く、その実体験を元に、かなりリアルな話をしてくれました。

もう一人のスピーカーは、なぜか特殊部隊関連の小説を書いたこともある珍しい経歴の若い人だったんですが、正規戦と非対称戦のような概念の違い自体が混乱の元であるとして、「戦争は戦争だ」というかなり割り切ったクラウゼヴィチアンの人でした。

これについては今日もまた時間がないので、詳しい話はまたいずれ。

明日は火曜日のランチミーティングで米空軍大佐が話してくれた、実体験にもとづく興味深い話を書きます。
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(町の中心部の様子)
Commented by ぱんだ at 2009-10-30 04:00 x
グレイの非正規戦も正規戦も区別するなんて間違いなんだ!という主張は非常に面白いです。私もそこらへん、じっくり読んでみたくて、Another bloody century買いました。確かにクラウゼビッツは、小戦争の専門家でもあるようですもんね。ランチ・セミナー本当におもしろそうですね。うらやましいです。
Commented by masa_the_man at 2009-10-30 09:13
ぱんだ さんへ

>Another bloody century買いました。

おお、あの分厚いやつを(苦笑)ちなみにこの本は我々コースメイトの間では頭文字だけとって「ABCブック」と呼ばれております(笑

>確かにクラウゼビッツは、小戦争の専門家でもあるようですもんね。

このセミナーで話題になったのは、「とにかく非対称戦みたいなのは昔からあるんだよ!」ということでした。そういえばいまアフガニスタンやイラクで問題になっているIEDも、実はベトナムで大活躍してましたし。

>ランチ・セミナー本当におもしろそうですね。うらやましいです。

論文を書く作業は苦痛ですが、これだけが楽しみですね。本当によい刺激になります。コメントありがとうございました
by masa_the_man | 2009-10-29 08:21 | 日記 | Comments(2)