兵頭二十八氏の講演会 |
さて、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、日本安全保障倫理啓発機構主催の兵頭二十八氏の講演会の司会とコーディネーターを本日つとめてまいりました。
兵頭氏はもちろん写真で見たことがあるだけで、文章から受ける印象としてちょっとコワい人を想像していたのですが、会ってみたら本当にくだけた気さくなかたで、打ち合わせの時も非常に楽しい会話をさせていただきました。
講演内容については後ほど啓発機構のホームページ等に内容が掲載されると思いますので詳しい話はここではしませんが、アメリカの無人機をはじめとするロボット関連の話や、シナの「浸透」の実態、そして国防の倫理など、とても充実した内容でした。
軍事技術に関する知識はさすがという感じで、この辺の分析の仕方やその意味合いの解釈の話は私も大変勉強になりました。
また、それよりも参考になったのは、彼の執筆者としての仕事の仕方の部分であり、これは以下のように三つのポイントにまとめられます。
1、本を徹底的に汚す
2、メモを書いたら、その本は捨ててしまう
3、朝四時半くらいに起きて仕事する
とくに面白かったのは「早起きをしたら精神的に前向きになれた」とおっしゃっていたところでしょうか。
実は私も「早起き本」を昔読んだことがあって、このようなことを書いていたことを思い出しました。
彼の一日の仕事のスタイルですが、朝まずおきてから軍事関連のネットのサイト10個くらいを一時間巡回してから執筆の仕事を始めるとのことですが、「かな入力」を駆使して午前中にとにかく書きまくるとのことです。
現在は北海道に住んでいらっしゃるとのことですが、ネットのおかげであまり仕事上の不便は感じないとか。テレビは見ないし、新聞もとっていないとのこと。
笑ってしまったのは、なんと二日間同じホテルの隣同士の部屋に滞在していたという事実です(笑
とにかく刺激的な一日でした。