一流の人の共通点 |
私はこの講演のあとの質疑応答の時に、この人がいままで取材してきた「一流」と呼ばれる人たちの共通項を挙げてくれと質問しました。
その答えを三つ挙げてくれたんですが、なかなか興味深かったのでここに書いておきます。参考まで。
1、意志が強い。
いいかえれば「ポリシーがある」ということなんですが、ひとつ重要なのは「ガンコ」とは違うということみたいです。
個人的にも面白かったのは、この人が「この強固な意志の背後には、その人なりのセオリーがある」と言っていたことです。
2、目標を達成した瞬間に、次の目標を目指している。
当然のように、一流の人たちは目標を持っているわけですが、彼らはこれを達成するとすぐ次の目標に心が移るらしいのです。山の頂上に立っても、すぐとなりの高い山の頂上が見えてくるので、それを目指しはじめる、ということでしょうか。
3、基本的に、礼儀正しく誠実である。
これは当たり前といえば当たり前らしいのですが、一流の人たちはどんな人に対しても最初は同じような態度で真剣に対応するみたいです。
これは逆に反対のケースで考えてみても納得できます。つまり一流でない人というのは、いばっていたり不誠実である、ということですね(苦笑
そういえばこれは選挙事務所に務めている人も同じことを言っておりました。「小物ほどいばりたがる奴が多い」と(笑
もちろん一流の人々もジャーナリストたちに変な詮索をされたり決めつけられたりするようなことを言われると心を閉ざしてしまうことがけっこうあるらしいですが、それでも真剣に対応してくる人間には真剣に対応する、という共通項があるみたいですね。