2009年 07月 19日
講演会の内容の予告 |
今日の甲州はくもりがちだったようですが、相変わらず気温は高めでした。
私のいるところはそれほど湿気はないのですが、それでも日本の夏はすごいもんです。
昨日は東京に行ってあるメディアからインタビューを受けましたが、自分にとっては初体験(?)だったので良い経験になりました。
そういえばアメリカのジャーナリズム界の重鎮であるクロンカイトが死にましたね。二〜三年前までけっこうテレビに出てたんですが。大きなニュースになっております。
さて、来月に八日開催されることになった私の「コリン・グレイの戦略思想」というテーマの講演会ですが、内容を少し考えたのでここにメモ代わりに。
まず前半では私の教官であるグレイの経歴を簡単に紹介し、それから「戦略家」(Strategist)という人間の位置づけ、そしてそもそも「リアリズム」とはどういう理論と思想なのかを説明します。
後半ではグレイの個別の論点を紹介するわけですが、まずはクラウゼヴィッツ主義者としてどういう考え方を持っているのか、そしてそのような見方からはどのような議論が行えるのかを、実際にグレイが行って来た論争、とくに「戦略文化」(strategic culture)のものを中心に解説します。
日本では一部の人々を除いてまだまだ紹介が遅れている「戦略文化」という議題ですが、リアリズムの簡単な歴史を振り返りつつ、それが現代の世界政治を見る視点としてどのように役に立つのかを分析していきます。
最後には戦略学の最大の問題である「戦略とは何か」という超根本的なところを論じて締めてみたいと考えております。
どうぞ御期待下さい。
私のいるところはそれほど湿気はないのですが、それでも日本の夏はすごいもんです。
昨日は東京に行ってあるメディアからインタビューを受けましたが、自分にとっては初体験(?)だったので良い経験になりました。
そういえばアメリカのジャーナリズム界の重鎮であるクロンカイトが死にましたね。二〜三年前までけっこうテレビに出てたんですが。大きなニュースになっております。
さて、来月に八日開催されることになった私の「コリン・グレイの戦略思想」というテーマの講演会ですが、内容を少し考えたのでここにメモ代わりに。
まず前半では私の教官であるグレイの経歴を簡単に紹介し、それから「戦略家」(Strategist)という人間の位置づけ、そしてそもそも「リアリズム」とはどういう理論と思想なのかを説明します。
後半ではグレイの個別の論点を紹介するわけですが、まずはクラウゼヴィッツ主義者としてどういう考え方を持っているのか、そしてそのような見方からはどのような議論が行えるのかを、実際にグレイが行って来た論争、とくに「戦略文化」(strategic culture)のものを中心に解説します。
日本では一部の人々を除いてまだまだ紹介が遅れている「戦略文化」という議題ですが、リアリズムの簡単な歴史を振り返りつつ、それが現代の世界政治を見る視点としてどのように役に立つのかを分析していきます。
最後には戦略学の最大の問題である「戦略とは何か」という超根本的なところを論じて締めてみたいと考えております。
どうぞ御期待下さい。

by masa_the_man
| 2009-07-19 00:00
| 日記