新刊が届いた |
一昨日は東京のある場所で講演者の一人としてしゃべってきました。
基本的に超リベラル派の会合だったのでなんだか場違いな雰囲気はあったのですが、まあなんとかそつなくこなしてきました。戦略家は柔軟でないといけないですから(笑
さて、新刊の『進化する地政学』が実家に届きました。
思ったよりは薄くて軽い作りになっており、デザイン的にはウォルトの『米国世界戦略の核心』とけっこう似ている感じです。どうやら装丁のデザインをやっていただいた方が一緒みたいですね。
こうして本ができてしまうと、すでに訳者である私の手を離れてしまい、翻訳作業をしている時よりも愛着みたいなものはなんとなく薄れてきてしまいます。
本になっていざ現物が完成してしまうと、なんだか育てた子供が巣立ったような感覚にとらわれてしまいます。
解説などにも書いておりますが、本書は読みやすさを考えて、(とくに前半の章では)段落を多くしたり、本文にはない小見出しを付け加えたりしているところがけっこうありますのでご注意いただきたいです。
といっても一文字一句も削っておりませんので、原著を忠実に訳した完全版でありますのでご安心を。
もしかしたら私の解説が多すぎてウザいと感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、まあそのへんはご愛嬌として見逃してやって下さいまし。
ということで本書についての詳しい話はまた後ほど。