2009年 05月 20日
安全保障ジレンマ |
今日の甲州は朝からスッキリ晴れております。ほとんど雲がなく快晴で、うちから富士山の頂上も少し見えてます。
さて、久しぶりに本の紹介を。

National Security Dilemmas: Challenges & Opportunities
By Colin S. Gray (foreword by Paul K. Van Riper)
知っている方もいらっしゃると思われますが、これは私の先生の最新刊本であります。
実は先生は去年の暮れあたりから自身の最高傑作と認めている『現代の戦略』(Modern Strategy)を越えるものを書いていると言っていたので、この最新刊はこれなのか???と思って注文してみたところ、中身はいままで陸軍のシンクタンクのために書いていたモノグラフを集めたものでした(苦笑
しかしこの本の良いところは、まずあのヴァン・ライパーが興味深い「まえがき」を書いているところでして、このライパーは海兵隊の軍人としての輝かしい経歴を持つ他にも、知識人として戦略業界(?)ではけっこう名が知られております。現在も政府のアドバイザーなんかを務めてますね。
ライパーはなんといっても二〇〇二年のウォーゲーム(ミレニアムチャレンジ)で伝説を作っておりまして、この時に敵側(イラン?)のチーム(レッドチーム)のリーダー役をつとめ、アメリカの船を「群れ戦術」(swarming tactics)を使って16隻沈めた実績を持っております。
次に良いところは、私の先生がこの本のイントロダクション的に書いた第一章の一番最初で、
This book is about control.
と書いているところでしょうか。
「コントロール」という言葉に敏感になっている私としては、個人的にもかなりニヤけてしまう最初の言葉でした。
本自体はかなり分厚く、内容もあまり初心者向けとは言えないのかも知れませんが、かなりフォーマットがしっかりとしており、いわゆる政府高官のためのブリーフィングペーパーのような作りになっていて、各章の最後にポイントフォームのような形でまとめが入っているという点でしょうか。
各章のトピックは「抑止論」や「RMA」、それに「先制攻撃論」など、いわゆる戦略のトピックの中でもここ数年に話題になったものを扱っているわけですが、相変わらずクラウゼヴィッツのエッセンスを上手く活用しているなぁという印象があります。
さて、久しぶりに本の紹介を。

National Security Dilemmas: Challenges & Opportunities
By Colin S. Gray (foreword by Paul K. Van Riper)
知っている方もいらっしゃると思われますが、これは私の先生の最新刊本であります。
実は先生は去年の暮れあたりから自身の最高傑作と認めている『現代の戦略』(Modern Strategy)を越えるものを書いていると言っていたので、この最新刊はこれなのか???と思って注文してみたところ、中身はいままで陸軍のシンクタンクのために書いていたモノグラフを集めたものでした(苦笑
しかしこの本の良いところは、まずあのヴァン・ライパーが興味深い「まえがき」を書いているところでして、このライパーは海兵隊の軍人としての輝かしい経歴を持つ他にも、知識人として戦略業界(?)ではけっこう名が知られております。現在も政府のアドバイザーなんかを務めてますね。
ライパーはなんといっても二〇〇二年のウォーゲーム(ミレニアムチャレンジ)で伝説を作っておりまして、この時に敵側(イラン?)のチーム(レッドチーム)のリーダー役をつとめ、アメリカの船を「群れ戦術」(swarming tactics)を使って16隻沈めた実績を持っております。
次に良いところは、私の先生がこの本のイントロダクション的に書いた第一章の一番最初で、
This book is about control.
と書いているところでしょうか。
「コントロール」という言葉に敏感になっている私としては、個人的にもかなりニヤけてしまう最初の言葉でした。
本自体はかなり分厚く、内容もあまり初心者向けとは言えないのかも知れませんが、かなりフォーマットがしっかりとしており、いわゆる政府高官のためのブリーフィングペーパーのような作りになっていて、各章の最後にポイントフォームのような形でまとめが入っているという点でしょうか。
各章のトピックは「抑止論」や「RMA」、それに「先制攻撃論」など、いわゆる戦略のトピックの中でもここ数年に話題になったものを扱っているわけですが、相変わらずクラウゼヴィッツのエッセンスを上手く活用しているなぁという印象があります。

by masa_the_man
| 2009-05-20 11:43
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