戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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コックスの「理論」論:その3

今日の東京は日中暑かったのですが、夕方になってけっこう冷え込みました。夜になって甲州に帰ってきたわけですが、薄着で出たことをやや後悔。

今日のニュースでは 中国の覇権獲得への動きが目立ったもの
ばかりでしたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、コックスのセオリーの話の続きを。

セオリーというものには、それが生みだした「時間」と「場所」という「コンテクスト」があるということまでお話しましたが、このようなコンテクストがあるということは、つまりセオリーそれ自身だけで成り立つものではない、ということになります。

なぜなら、このようなセオリーというものは「時間」と「場所」というスコープに限定されてしまうものだからです。

もちろん自然科学の分野では「重力」(gravity)のように時間も場所も関係のないように思えるものがありますが、それでも相対性理論などの登場により、完全に普遍的とはいえないのでは?という疑惑も出てきております。

これが社会科学のセオリーの場合はそれが生み出されたコンテクストというものに左右されることが大きくなるわけですが、ここで重要になってくるのはすでに述べたように

セオリーには一つの見方がある

ということでありまして、実はこの「見方」というものは「誰かのための」、「何かの目的」があるために、やや極端にいえば、

一つのイデオロギーや思想を抱えている

ということになります。

ではこの「イデオロギー」や「思想」というものはなぜ生まれるのかというと、コックスはこれについて

そこに一つの問題意識が存在するからだ

というのです。

これをまたウォルツの理論が出て来た背景から説明すると、ウォルツが自分の理論によってやろうとしていたのは

「冷戦構造という現実(the reality)を、社会科学の理論としてスマートにモデル化して説明したい」

という問題意識でした。

そこから出てきたのが「アナーキー」と「サヴァイバル」という仮定(assumption)を元にした、アメリカとソ連による「二極構造」というシステム・モデルなわけです。

ここまで書いてまた時間です。続きはまた明日。
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(西郷どん)
Commented by Oink at 2009-04-25 10:05 x
「知恵蔵」「大辞泉」など、約43万語収録の無料用語解説サイト
ttp://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20090423/1025688/
「KY」「韓国併合」「南京大虐殺」「慰安婦」「従軍慰安婦」あたりで検索
してみました。

そういえば、数年前、アルクという日英翻訳サイトで
「日本軍」や「戦争犯罪」などの例文、多数使われていて
酷いのではみたいな話題がありましてね。

そういえば、鳩山由紀夫のサイトで、日本人ではありえない誤変換例が
多数見つかった事件が少し前にありました。
日本が日木。自由が白由とか。

NHKスペシャルの台湾統治をネガティブ描き過ぎではと話題になった
のは、チャンネル桜という番組?が台湾人出演者にインタビューをした動画がYOUTUBEやニコニコ動画にアップされています。
Commented by 一角 at 2009-04-25 12:50 x
 初めてコメントさせていただきます。写真の西郷さんどちらを向いてるのでしょうか?気になります。
 
 映画 「ラストサムライ」まさに時間と場所の戦いだったのですね?結果は侍の負けです。やはり思想が無ければダメなのですか?養老猛氏は彼の著書で日本人の思想はプラスマイナスゼロ,といっています。やはりこの考え方が諸悪の根源なのでしょうか?
Commented by at 2009-04-25 13:06 x
最近の欧米諸国の行動から、イラン攻撃が近いのではないのかと考えるようになりました。  あの「独走状態、聴く耳持たず北朝鮮」に対する態度と、比してよっぽど「穏健と言えるであろうイラン」に対する態度に、かなり差が出てきているように思えるからです。 中国が海軍増強を急ぐ事もイラン問題が本当の原因なのかなと勘ぐったりしています。
Commented by nanashi at 2009-04-25 15:17 x
鳩山のHPの件はおかしいですよね
とてもおかしい
Commented by masa_the_man at 2009-04-28 01:56
Oinkさんへ

>アルクという日英翻訳サイトで「日本軍」や「戦争犯罪」などの例文、多数使われていて酷いのではみたいな話題がありまして

そんなことがあったんですか(苦笑)これもある意味で「浸透」作戦かも知れませんね。

>日本人ではありえない誤変換例が

ということは秘書か誰かが??

>台湾人出演者にインタビューをした動画がYOUTUBEやニコニコ動画にアップされています。

これは私の周りでもけっこう話題になっておりました。相当偏向していたみたいですね。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-28 01:58
一角さんへ

>写真の西郷さんどちらを向いてるのでしょうか?

上野の西郷さんです。たしか完全に南を向いていたような。

>やはり思想が無ければダメなのですか?

その思想が現実にあっているかどうか、というところかも知れません。それと柔軟性ですかね。

>養老猛氏は彼の著書で日本人の思想はプラスマイナスゼロ,といっています。やはりこの考え方が諸悪の根源なのでしょうか?

うーん、どうなんでしょう。こればっかりは養老さんの意見の内容がわからないのでなんとも・・・コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-28 02:00
徒さんへ

>イラン攻撃が近いのではないのかと考えるようになりました。

なるほど、あるかも知れません。しかし小規模なものだと思うんですがどうでしょう。

>中国が海軍増強を急ぐ事もイラン問題が本当の原因なのかなと勘ぐったりしています。

まあこれは微妙だと思いますが・・・とにかく中国のほうは完全にチャンスだと思っていることは間違いないですね。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-28 02:01
nanashi さんへ

>鳩山のHPの件はおかしいですよね とてもおかしい

ということはやはり「浸透」なんでしょうか。コメントありがとうございました
Commented by Oink at 2009-04-28 22:48 x
>相当偏向していたみたいですね。
まだ、見ていないのでなんともいえないんですよね。
「日本と朝鮮半島2000年」は録画しましたけど。

歴史は眠らない
韓流シネマ 抵抗の軌跡
ttp://www.nhk.or.jp/shiruraku/tue/index.html

語り手が、李 鳳宇 LEE Bong-Ou。朝鮮大学卒業で、井筒監督と
深いつながりがあると言われている人です。

まぁ、日本映画監督協会の理事長が崔 洋一 (2004)だったり。 
ttp://www.dgj.or.jp/modules/contents1/index.php?id=2

2001年に書かれた2chでのコピペとかマジ怖いんですけど。
Commented by Oink at 2009-04-28 23:04 x
中国といえば、こんな記事がきになりました。
【中国のアンケ】中国と交戦の可能性がある国、第1位は?
ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0428&f=national_0428_005.shtml

台湾の復元帆船、太平洋往復達成を目前に沈没
ttp://feeds.afpbb.com/click.phdo?i=114436f442cf9f0b9c6beab268ee5485

【萬物相】大海に進出する中国海軍
ttp://www.chosunonline.com/news/20090425000033

 15世紀初めに中国が最強の海軍を放棄したことについて、
米国の国際政治学者ファリード・ザカリア氏は「アジアの悲劇」だと指摘した。

中国海軍がインド洋と太平洋をまるで内海のように航行する日も遠くなさそうだ。

 中国に刺激された日本も憲法上禁止された空母に代わり、
それに次ぐ準空母の実戦配備を開始した。

韓国にとって、アメリカ海軍はそれほど重要じゃないんでしょうね。
イギリスとフランスの海軍の発展の違いと、中国・インドのこれからの
シーパワーの発展にちょっとだけ興味があります。
Commented by masa_the_man at 2009-04-29 00:02
Oink さんへ

>井筒監督と深いつながりがあると言われている人です。

メディア系には多いですなぁ。

>中国と交戦の可能性がある国、第1位は?

インドですか。まあこれはランドパワー的ですなぁ。

>台湾の復元帆船、太平洋往復達成を目前に沈没

なにやってんですかねぇ(苦笑

>韓国にとって、アメリカ海軍はそれほど重要じゃないんでしょうね。

というか、その重要性をよくわかっていないという気が(苦笑

>イギリスとフランスの海軍の発展の違いと、中国・インドのこれからのシーパワーの発展にちょっとだけ興味があります。

インド洋が熱くなりそうです。そういう意味ではここに目をつけたカプランは鋭い。コメントありがとうございました
by masa_the_man | 2009-04-25 01:56 | 日記 | Comments(11)