戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中


by masa_the_man
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北朝鮮に対する「経済制裁」について

今日の甲州はやや霞がかっておりますが、朝から晴れております。家の周りの桃が満開で、まさに「桃源郷」という感じになってきました。

さて、北朝鮮がミサイル発射しましたが、それに対して日本が行おうとしている「経済制裁」について。

実は経済制裁(economic sanctions)に関する文献というのは、皆さんもご存知のように「米ソ冷戦」という事情もあったせいか欧米のアカデミック界ではけっこう豊富でして、これに関するセオリーなんかはけっこう出ております。

その中で最も有名なのは、現在タフツ大学教授でブロガーとしても有名なドレズナーの「制裁のパラドックス」(sanctions paradox)かと思われます。

一般的に経済制裁というのは、武力行使というオプションがない場合に、脅威を感じた側(今回の場合は日本)の国家の指導者が相手国(今回の場合は北朝鮮)に対して行う、かなりポピュラーな手段なわけです。

で、なぜポピュラーかというと、それを行う国家指導者側(日本)は、実際にあまり効果がないのにも関わらず、国内的には「何かしらの行動を起こした」という意味で「シメシ」がつくからですね。

つまり経済制裁には、実際の戦略効果よりも、国内向けのプロパガンダ的な意味合いのほうが大きい、という見方もできるわけです。

これを上手く説明しているのがダニエル・ドレズナーです。

彼は一九九九年に出したThe Sanctions Paradox: Economic Statecraft and International Relationsという本の中で「なぜ経済制裁が効かないのか」という疑問に答えているわけですが、その理由として彼は、

「経済制裁が最も効果を発揮するのは、相手国が経済的に緊密な関係にあって、長期的に経済関係を維持する可能性が高い国である」

と説明しております。これを言い換えると、

「経済制裁は同盟国のような国に対して行えば一番効果があり、敵国のように関係の薄い国に対しては最も効果がない」

ということになります。まさにパラドックス(笑

そもそも経済制裁というのは自分と相手の経済関係が密接な場合に、相手の経済に(そしてお互いの経済に)ダメージを与えることを狙って行われるわけですが、ダメージを与えようと思う相手というのは、そもそもはじめから経済的な結びつきがない国であるパターンが多いわけです。

ようするに経済制裁の効果には、仲が良い友達に対して一番効果があり、仲の悪い友人に大しては一番効果がない、という反比例な関係があるんですね。

こうなると問題なのは、すでに仲が悪くなっている日本と北朝鮮のような場合。

これをたえると、日本と北朝鮮は経済的な結びつきが(以前ほどは)密接ではないので、これはそもそも少ししか流れていない川の流れを、日本が上流からせき止めてしまうようなものですな。

アメリカの場合も同じで、いくらアメリカが北朝鮮に対して水の流れをせき止めようとしても、はじめから自分のところから水がほとんど流れていないので、少ないものを無理矢理せき止めてもあまり意味はない、ということになります。

では現時点で誰が北朝鮮に対して「経済制裁」でダメージを与えられるかというと、政治的にも経済的にも一番結びつきが強い中国である、ということになります。

ところが中国は本ブログの中で私の友人が述べていたように、バッファーゾーンとして重要な価値を持っているため、あえて北朝鮮の生存を脅かすような制裁などしたくはない。崩壊されたら困りますから。

そうなると、いくら日本とアメリカが中国に対して「北朝鮮に対して経済制裁してくれよ〜」と頼んでも、当の中国自身が北朝鮮に制裁を加えたいと思っていないわけですから、日本やアメリカが行う経済制裁にはほとんど意味がない、ということになります。

よってここでの教訓として言えるのは、「日本政府が経済制裁を行うのは国内的な受けは良いかも知れないが、本当に制裁効果を発揮させたいのなら中国を巻き込まなければダメ」ということになりますね。

日本政府にそこまでのやる気とガッツがあるかは微妙ですが・・・。
b0015356_12323423.jpg
(ある電車の車内の様子)
Commented by アラスカ at 2009-04-08 19:36 x
ただ経済制裁をすれば良いと言うわけではない、と言うことでしょうか。

中国も大事ですが、実は他にもかなりクサイものがあるのでは?
「スパイの拠点」として北朝鮮は日本にかなり「依存」していると思うんです。この「スパイの拠点」としての接点を切れば、北朝鮮はかなりのダメージを受けるでしょう。
実現は難しいですが、少なくとも中国に制裁への参加を呼びかけるよりは簡単でしょう。しかも今なら「それをやる理由」を国民が理解できる。

>>日本政府にそこまでのやる気とガッツがあるかは微妙ですが・・・。

そこで「日本人には世界観がないから~」となるわけですね。
Commented by Oink at 2009-04-08 23:03 x
韓国でノムヒョン前大統領まで、逮捕されそうな雰囲気です。

>私の友人
この友人とは中国の方でしたよね。
たしか、中国にとっての北朝鮮の価値は
台湾>>>北朝鮮だと発言していた記憶があるので
日本が台湾に向けて行うなんらかの政策で中国を動かせないですかね?そこまでする価値は、日本にとってもありませんかね?

この写真は中央線、高尾→新宿間だと見ました。
Commented by 寒い国から帰ってきた男 at 2009-04-08 23:10 x
>つまり経済制裁には、実際の戦略効果よりも、国内向けのプロパガンダ的な意味合いのほうが大きい

前から経済制裁は本当に効果があるのか疑問だったのですが、こういった考え方もあるんですね。勉強になります。
Commented by masa_the_man at 2009-04-09 00:07
アラスカさんへ

>ただ経済制裁をすれば良いと言うわけではない、と言うことでしょうか。

経済制裁が本当に効くのか考えろ、ということですかね。

>この「スパイの拠点」としての接点を切れば、北朝鮮はかなりのダメージを受けるでしょう。

問題はこれをどうするか?ですね。ある程度日本の当局はやっていると思うんですが。

>そこで「日本人には世界観がないから~」となるわけですね。

違います。何度もいうようですが、日本人も「世界観」はありますよ。しかしそれが弱かったり、現実とうまくかみ合ったりしていないところがミソなんです。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-09 00:10
Oinkさんへ

>韓国でノムヒョン前大統領まで、逮捕されそうな雰囲気です。

まああそこの国はそういう国ですからねぇ(苦笑

>たしか、中国にとっての北朝鮮の価値は台湾>>>北朝鮮だと発言していた

そうです。まあ実際北京にとってもそうなんだと思うんですが。

>日本が台湾に向けて行うなんらかの政策で中国を動かせないですかね?そこまでする価値は、日本にとってもありませんかね?

台湾のほうで取引するというのはありだと思います。別の方面で打開策を探るということですね。

>中央線、高尾→新宿間だと見ました。

うーん、違います。やっぱこれだけじゃ難しいですかねぇ。車内なんていうのは最近の電車はどれも似たり寄ったりかも知れませんから・・・。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-09 00:12
寒い国からさんへ

>こういった考え方もあるんですね。勉強になります。

ただ、現場の人間(外務省内部の人間たち)は本気で効果があると思ってやっている人もいる、ということは忘れないでいただきたいですね。どこに真実があるかというのは立場によって違ってくるわけで。コメントありがとうございました
Commented by アラスカ at 2009-04-09 00:28 x
>>問題はこれをどうするか?ですね。ある程度日本の当局はやっていると思うんですが。

十分では無いと思いますね。日本で外貨を仕入れたりとか、麻薬を売って資金を稼いだりとか、日本を経由して海外にスパイと麻薬を送ったりといったケースはまだあるでしょう。北朝鮮の朝鮮総連や暴力団との関わりあいなどは未だに根絶できていないと思います。
大体北朝鮮スパイの対策を十分にできているなら政治家が何人か捕まってもおかしくないじゃないですかw

>>日本人も「世界観」はありますよ。

それってなんでしょうね、強いて上げれば天皇になるのでしょうか。

>>しかしそれが弱かったり、現実とうまくかみ合ったりしていないところがミソなんです。

実質的に無いと同じに(それより悪くさえ)思えるのは気のせいでしょうか・・・
確かに天皇ぐらいしか「世界観」が無いのも問題でしょうね。
Commented by masa_the_man at 2009-04-09 01:01
アラスカさんへ

>強いて上げれば天皇になるのでしょうか。

これがイマイチよくわかりません。どういう意味で「天皇」と言ったのでしょうか?

>実質的に無いと同じに(それより悪くさえ)思えるのは気のせいでしょうか・・・

気付かないかも知れませんが、「世界観」というのは個人でも持っているものです。日本という国家にとって大切なのは政府の首脳部たち一人一人が集合的に持っている「世界観」ということになります。誰でもどの国でも確実に持っているものなのですが、それが量や質の面で違いが出てくる、ということは言えます。コメントありがとうございました
Commented by アラスカ at 2009-04-09 11:43 x
>>これがイマイチよくわかりません。どういう意味で「天皇」と言ったのでしょうか?

昔から彼らはバラバラだった日本をまとめる象徴として利用されてきましたから。
それに近代国家としての日本の成立にも彼らの「存在」は大きな影響を与えています。明治維新だって「天皇=日本」という「世界観」から始まりましたから。
Commented by elmoiy at 2009-04-09 16:49 x
>しかしそれが弱かったり、現実とうまくかみ合ったりしていないところがミソなんです。

日本で「文明間対話」が論じられるとき、「対話すればわかりあえる」という期待があるわけですが、異なる文明(文化)との間に、価値観や社会規範の側面でどうにもならない相違が存在するという現実を理解できていないというのが問題ですね。
「違いを認め合いましょう」といっても、そもそも摩擦や対立の要因となってしまうような「違い」というのは、そう簡単に「認め合う」ことができないものなのでは。
欧米諸国もこと歴史認識の問題では、絶対に日本に対して譲歩する気はありませんから。西洋の、特に進歩史観では、歴史の判断基準に善悪を持ち込んだ上で、しかもその審判は欧米。 そして、歴史の必然として進歩した欧米モデルは「善」で、それに逆らう日本は悪であり「野蛮」ということになります。ここには価値相対主義が入り込む余地はありません。
Commented by masa_the_man at 2009-04-09 23:47
アラスカさんへ

>明治維新だって「天皇=日本」という「世界観」から始まりましたから。

厳密には「世界観」じゃないですね。国体というか、日本人としてのアイデンティティーといったほうが正確かもしれません。戦略の階層としては世界観とアイデンティティーは同レベルなんですが。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-09 23:49
elmoiy さんへ

>異なる文明(文化)との間に、価値観や社会規範の側面でどうにもならない相違が存在するという現実を理解できていないというのが問題ですね。

ここでリアリズムが必要になってきますね。

>欧米諸国もこと歴史認識の問題では、絶対に日本に対して譲歩する気はありませんから

これって「世界観」にも絡んできますね。戦略の階層で同じレベルの話です。

>歴史の必然として進歩した欧米モデルは「善」で、それに逆らう日本は悪であり「野蛮」ということになります。ここには価値相対主義が入り込む余地はありません。

ありませんな(苦笑)こういう欧米とつきあっていかなければならないということがミソなわけで、ここでプロパガンダ力の弱さを感じますね。コメントありがとうございました
Commented by ゴンベイ at 2009-04-10 17:23 x
ミサイル問題以上に関心を持っていた北朝鮮の金正日後継体制。

東京新聞:国防委に総書記義弟 北朝鮮 張成沢氏 後継への後見人か
 ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009041002000091.html
東京新聞:【関連】政権の過渡期主導へ 国防委に張氏 周辺者も要職を占める
 ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009041002000075.html
時事ドットコム:国防委員顔写真を異例の掲載=張氏の存在強調か-北朝鮮党機関紙
 ttp://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009041000355

RENK の李英和・関西大学教授は後継者については張が指名権を持っているとし、長男の正男が最有力ともしていました。如何に儒教社会の遺風を残す北朝鮮であるといえども、JNNのインタビューで自由人と自称した正男が先軍政治体制に受け入れられる可能性には?張成沢は軍関係のポストに就いたことが無く軍の支持が得られなくては金正日から指名権を与えられていても絵に描いた餅、眉唾でした。
それでも、今回の決定で張成沢が後継体制の舵取り役として軍を抑える手がかりを与えられたことは確かですね。
Commented by アラスカ at 2009-04-11 20:13 x
>>戦略の階層としては世界観とアイデンティティーは同レベルなんですが。

「戦略の階層としての場合」と「それ以外としての場合」があるのですか、ややこしいですね。

>>「世界観」というのは個人でも持っているものです。

それに気を付けて、「デモクラシーの理想と現実」を読んでみたのですが、すごいですね。あの本は、読んでいる人の頭に「マッキンダーの世界観」を作らせてしまいます。
(その「マッキンダーの世界観」が「イギリスとシーパワーの世界観」であるのも興味深いのですけど。)

>>それが量や質の面で違いが出てくる、ということは言えます。

その世界観の量や質を「現実に合った物に再構築・変化させる」というのは、地政学の目的に含まれるのでしょうか?
Commented by masa_the_man at 2009-04-11 22:06
ゴンベイさんへ

>今回の決定で張成沢が後継体制の舵取り役として軍を抑える手がかりを与えられたことは確かですね。

そうですなぁ。今回の金正日亡き後の後継者争いの結果、どうやら政権移行中の暫定的な権力者として彼が出て来た、というのが私の理解です。はじめは正男君だと思っていたんですが、彼は脱落しましたね。友人からの情報などをまとめると、どうしてもそういう結論にならざるを得ないんですよね。あ、私の分析についてはあまり本気になさらないで下さい(苦笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-11 22:10
アラスカさんへ

>「戦略の階層としての場合」と「それ以外としての場合」があるのですか、ややこしいですね。

うーん、ここでアラスカさんはちょっと読み違えをしているような・・・

>読んでいる人の頭に「マッキンダーの世界観」を作らせてしまいます。

すごい本というのは確固たる宗教観や世界観というものを持っています。だから説得力があるということにもなる、と言えますね。

>その世界観の量や質を「現実に合った物に再構築・変化させる」というのは、地政学の目的に含まれるのでしょうか?

あるでしょうね。それがプロパガンダという方向に広がってくると言えます。コメントありがとうございました
Commented by アラスカ at 2009-04-11 23:50 x
確かに「ややこしい」はずはないのでしょうね。地政学や戦略というは本来「シンプル」な物ですから。
Commented by 柴崎力栄 at 2009-04-12 12:25 x
奥山さん、アラスカさん:

「ここはどこ? 私はだれ?」を考えると、
「ここはどこ」→世界観
「私はだれ」→アイデンティティー
と対応する。同じ質問の裏表で互に切り離せない問いである。

日比野庵さんが、麻生政権の「未来開拓戦略」(日本記者クラブ演説)について最新のエントリーで書いているのを見ると、世界観とアイデンティティーの表出が当該戦略の骨格にあることがわかります。
ttp://kotobukibune.at.webry.info/200904/article_12.html

麻生総理日本記者クラブ演説(↓)。「自由と繁栄の弧」の応用編になっています。戦略とは世界観をめぐる競合と調和である、ということのようです。
ttp://www.kantei.go.jp/jp/asospeech/2009/04/09speech.html
Commented by 柴崎力栄 at 2009-04-12 12:47 x
奥山さん:

>>>明治維新だって「天皇=日本」という「世界観」から始まりましたから。
>>
>>厳密には「世界観」じゃないですね。

世界観としては、幕末の国際社会を、戦国時代(古代シナの春秋戦国時代と日本の安土桃山時代)モデルで見ていたという話ですね。佐藤誠三郎「幕末・明治初期における対外意識の諸類型」を思い出します。
(初出『近代日本の対外態度』佐藤誠三郎・R.ディングマン編著、東京大学出版会、1974年)
(再録『「死の跳躍」を越えて――西洋の衝撃と日本』佐藤誠三郎著、都市出版、1992年)

日本人の世界観が、戦国時代型から現在のものに変化したのは、意外に新しい---最近20年弱の、現在進行の変化かと思います。
Commented by アラスカ at 2009-04-12 13:20 x
>>世界観
バルト海に面白い例がありました、世界観ってこういう事でしょうか?

エストニア:「ロシアに食われる」というプレッシャーを感じている。
ゆえにグルジア紛争を含めた昨今のロシアの動向によって「ロシアがソビエト連邦の再興を目指すのでは」との警戒感を強める。シーパワーに接近して「ロシアのプレッシャー」を緩和しようとするのはそのため。

ロシア:「シーパワーに包囲される」というプレッシャーを感じている。
ゆえにバルト三国を含む東欧諸国がシーパワー側の「前線基地」になってしまう事を警戒している。資源というカードを使ってヨーロッパに対抗しようとするにはそのため。

エストニアを日本、ロシアを中国としても良いかも知れません。その場合は「中華思想」や「中国は今まで奪われてきた」などなどのアジアならではの要素が加わります。

>>「ここはどこ」→世界観
>>「私はだれ」→アイデンティティー
なるほど、しっくり来ますね。しかも「シンプル」です。
Commented by 柴崎力栄 at 2009-04-12 15:21 x
>>>その世界観の量や質を「現実に合った物に再構築・変化させる」というのは、地政学の目的に含まれるのでしょうか?
>>あるでしょうね。それがプロパガンダという方向に広がってくると言えます。コメントありがとうございました

奥山さんの用語「プロパガンダ」 →(いいかえ) →「思想涵養」。
用例) 海事思想の涵養、衛生思想の涵養、国防思想の涵養、「自由と繁栄」思想の涵養(日本)。先軍思想の涵養(北朝鮮)。
これだと気持ちになじむ。
自国には「思想涵養」で、他国には「思想浸透」かな。

韓国と中国の場合、「ここはどこ」世界観と「私はだれ」アイデンティティーが、自国内完結していない弱さがあります。外需依存型経済と、内需主導型経済の違いと同じく、他国の状況により振り回される可能性をこの面でも常に抱えている。「歴史認識問題で日韓関係変化も 韓国大統領が指摘」というニュースを見ると、韓国も大変だなと思える。
Commented by アラスカ at 2009-04-12 19:34 x
広くて人が沢山いる中国で、十億の人に一つの世界観を植え付けるのは不可能ですから、「中国の世界観」には特殊な事情があるのかも知れませんね。

>>中国は今まで奪われてきた

と彼らは思っているのが恐ろしい所です。
彼らからしてみれば、「奪われた物」は必ず取り戻さなければならないのです。
ここが「他のアジアの国々の世界観」や「アメリカの世界観」と「中国の世界観」が決定的に違う所なのかも知れません。

>>エストニア:「ロシアに食われる」というプレッシャーを感じている。
>>ロシア:「シーパワーに包囲される」というプレッシャーを感じている。

エストニアは侵略を恐れて、ロシアは包囲を恐れるのです。
それぞれの世界観によって、プレッシャーを感じる対象が違うんですね。
Commented by 柴崎力栄 at 2009-04-12 19:55 x
アラスカさん:

奥山さんが、「日本という国家にとって大切なのは政府の首脳部たち一人一人が集合的に持っている「世界観」ということになります。」と書いているように、中国の場合でも、党・国家の首脳部たち一人一人が集合的にもっている世界観が大切ではないでしょうか。

アラスカさんが挙げた事例だと、抽象度の階段をもう半分昇って、「この世界は『奪い』『奪われる』場所だ」、「この世界は『食ったり』『食われたり』する場所だ」、「この世界は『包囲したり』『包囲されたり』する場所だ」が、世界観に該当するのではないでしょうか。

>>エストニアは侵略を恐れて、ロシアは包囲を恐れるのです。
>>それぞれの世界観によって、プレッシャーを感じる対象が違うんですね。

これは世界観ではなくて、その一つ下にある政策や国家戦略のレベル、地政学的な国家の立地条件による規定でしょう。
Commented by アラスカ at 2009-04-12 20:31 x
>>中国の場合でも、党・国家の首脳部たち一人一人が集合的にもっている世界観が大切ではないでしょうか。

それはもっともです。

しかし三つのところが気になったのです。
「首脳部たち」がそういう世界観を持っているから「市民」がそういう世界観を持つのか?
「市民」がそういう世界観を持っているから「首脳部たち」がそういう世界観を持つのか?
もし「市民」と「首脳部たち」の世界観に違いがあった時、どうなるのか?

>>「この世界は『奪い』『奪われる』場所だ」、「この世界は『食ったり』『食われたり』する場所だ」、「この世界は『包囲したり』『包囲されたり』する場所だ」

やはりそういった世界観はランドパワーによく見られるのでしょうか。

>>世界観に該当するのではないでしょうか。

正直そうは考えたく無かったのですが、そうなるのでしょうかね。

>>その一つ下にある政策や国家戦略のレベル、地政学的な国家の立地条件による規定でしょう。

ついつい「地政学的」に見てしまうんですよね。
Commented by masa_the_man at 2009-04-12 23:23
柴崎さんへ

>「ここはどこ? 私はだれ?」

これは救急医療などで使われる「見当識」という奴と一緒ですね。

>「ここはどこ」→世界観「私はだれ」→アイデンティティーと対応

たしかにそうですなぁ。

>世界観とアイデンティティーの表出が当該戦略の骨格にある

ありますね。戦略を突き詰めていくとそうならざるを得ません。

>幕末の国際社会を、戦国時代(古代シナの春秋戦国時代と日本の安土桃山時代)モデルで見ていた

なるほど、こうきましたか。

>戦国時代型から現在のものに変化したのは、意外に新しい---最近20年弱の、現在進行の変化

意外に感じますが、ある意味でこれは正しいのかも知れませんね。興味深い見方です。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-12 23:27
アラスカさんへ

>エストニアを日本、ロシアを中国としても良いかも知れません。その場合は「中華思想」や「中国は今まで奪われてきた」などなどのアジアならではの要素が加わります。

なるほど。これはたしかに使えますね。冷戦期のトルコやギリシャなんかもけっこう良いかも知れません。

>なるほど、しっくり来ますね。しかも「シンプル」です。

そういうことです。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-12 23:31
柴崎さんへ

>「自由と繁栄」思想の涵養(日本)。先軍思想の涵養(北朝鮮)

なるほど(笑)うまいですなぁ。

>自国には「思想涵養」で、他国には「思想浸透」

内と外でわけるということですね。

>韓国と中国の場合、「ここはどこ」世界観と「私はだれ」アイデンティティーが、自国内完結していない弱さがあります。

ありますねぇ。納得。

>「歴史認識問題で日韓関係変化も 韓国大統領が指摘」というニュースを見ると、韓国も大変だなと思える。

そうなんですよね。これはコンセンサス(世界観)の構築作業と見ることもできますから。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-12 23:36
アラスカさんへ

>「中国の世界観」には特殊な事情があるのかも知れませんね。

まあ特殊な事情のない国ってないわけですが、彼らの場合はとにかくサイズが問題で。

>ここが「他のアジアの国々の世界観」や「アメリカの世界観」と「中国の世界観」が決定的に違う所なのかも知れません。

しかしこのようなレコンキスタを考えている国は中国だけじゃないですよね。

>それぞれの世界観によって、プレッシャーを感じる対象が違う

下の階層のハードな部分に左右されるところもありますが、まあおおむねそうでしょうね。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-12 23:40
柴崎さんへ

>中国の場合でも、党・国家の首脳部たち一人一人が集合的にもっている世界観が大切ではないでしょうか。

つまり「エリート」ということになるわけで。

>これは世界観ではなくて、その一つ下にある政策や国家戦略のレベル、地政学的な国家の立地条件による規定でしょう。

厳密にわけることはできない部分があるのでなんとも言えないところはありますから、まあ大雑把に世界観でまとめてもいいかも知れません。ただし世界観のレベルをさらに細分化していく試みはいいかも知れませんね。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-12 23:46
アラスカさんへ

>「市民」がそういう世界観を持っているから「首脳部たち」がそういう世界観を持つのか?

これは個別のケースで違うと思いますが。

>もし「市民」と「首脳部たち」の世界観に違いがあった時、どうなるのか?

緊張感が生まれるケースがありますね。明治維新の「尊王攘夷」が開国に急転換したようなものです。それがうまく行っていないのが今のパキスタンのようなケースでは。

>やはりそういった世界観はランドパワーによく見られるのでしょうか。

傾向としてはあると思います。

>正直そうは考えたく無かったのですが、そうなるのでしょうかね。

なぜそう考えたくなかったのでしょうか?理由をお聞かせ願いたい。

>「地政学的」に見てしまうんですよね。

地理も結局は人間の頭の中で作用するものであることを忘れたくないものですね。コメントありがとうございました
Commented by アラスカ at 2009-04-13 10:20 x
>>このようなレコンキスタを考えている国は中国だけじゃないですよね。

韓国がありますね。そして日本も。
大抵の国境紛争の当事国は「奪われた」と思っているものなんでしょうね。
ただ中国の場合は奥山さんがおっしゃられる様に、あまりにもスケールが大きいという特徴があるんですよね。
彼らはただ取り戻すだけじゃなく、「ハワイからの東西をアメリカと分け合う(これを聞いたときは驚きました)」といったふうに、あまりにも大きすぎるスケールで考えるのですよね。

>>これは個別のケースで違うと思いますが。

基本的には「指導者の世界観」というのは「市民の世界観」からフィードバックされる物だと思うのですが、指導者が「市民の世界観」に影響を与える事もあるんですよね。

>>なぜそう考えたくなかったのでしょうか?

心理的な要素が加わるので、さらに難しくなりそうだからですよ。
しかし国家の地政学的な立地条件は世界観にも重大な影響を与えると思うんです。
Commented by elmoiy at 2009-04-13 16:17 x
>>韓国と中国の場合、「ここはどこ」世界観と「私はだれ」アイデンティティーが、自国内完結していない弱さがあります。

ある民族の愛国心やナショナリズムが安定するには、軍事力や経済力の強さだけでは十分ではなく、彼らの「世界観」が他者によっても承認されることが必要なのではないでしょうか。

>あまりにもスケールが大きいという特徴があるんですよね。

中国人が、アメリカ人に受けがいい理由の一つがこれみたいですね。
日本人は壮大な構想は苦手ですから。(唯一の例外が大東亜共栄圏かもしれません)
Commented by 柴崎力栄 at 2009-04-13 18:31 x
elmoiyさん:

>彼らの「世界観」が他者によっても承認されることが必要

昨日のわたくしの表現では、世界観の他国への「思想浸透」力の問題ということになります。戦略の階層のより上の世界観の方が浸透力が強い、でいいのかな。あるいは、持っている世界観の階層の近い他国へほど、浸透力が強い、かも知れない。---あ、「類は友を呼ぶ」か。
Commented by masa_the_man at 2009-04-13 22:02
アラスカさんへ

>指導者が「市民の世界観」に影響を与える事もあるんですよね。

私はむしろこちらのケースのほうが多いと思うんですが、まあ相互的と考えておいて間違いはないですね。

>心理的な要素が加わるので、さらに難しくなりそうだからですよ。

今度書く場合にはもう少し詳しく説明して下さい。コメントありがとうござました。
Commented by masa_the_man at 2009-04-13 22:04
elmoiyさんへ

>ある民族の愛国心やナショナリズムが安定するには、軍事力や経済力の強さだけでは十分ではなく、彼らの「世界観」が他者によっても承認されることが必要なのでは

これをナイは「ソフトパワー」と言ったんですよねぇ。

>中国人が、アメリカ人に受けがいい理由の一つがこれみたいですね。

たしかに。

>日本人は壮大な構想は苦手ですから。(唯一の例外が大東亜共栄圏かもしれません)

しかし大東亜共栄圏も所詮はリージョナルなものでしたから・・・やはりスケールは小さ目ですな(苦笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-13 22:06
柴崎さんへ

>世界観の他国への「思想浸透」力の問題

これが「ソフトパワー」ですね。

>戦略の階層のより上の世界観の方が浸透力が強い、でいいのかな。

これが受け入れられている場合は正しいのかも知れませんが・・・

>あるいは、持っている世界観の階層の近い他国へほど、浸透力が強い、かも知れない。---あ、「類は友を呼ぶ」か。

これって考えると面白いテーマですよねぇ。あえて言えばソフトパワーの強さはどこで決まるのか、ということにもつながります。これだけで論文が一本以上書けそうな(笑)コメントありがとうございました
Commented by アラスカ at 2009-04-13 22:40 x
>>指導者が「市民の世界観」に影響を与える事もあるんですよね。

独裁的な国は、やっぱり指導者の「市民の世界観」への影響とコントロールの度合いは強いのでしょうね。
Commented at 2009-04-13 22:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by masa_the_man at 2009-04-13 23:13
アラスカさんへ

>独裁的な国は、やっぱり指導者の「市民の世界観」への影響とコントロールの度合いは強いのでしょうね。

独裁的でなくても影響力が強い場合がありますよ。

>地政学を学ぶのに人間の事まで学ばなくてはならないのです。

当たり前ですよ。社会科学一般というのは究極的には「人間学」なわけです。人間的な問題を避けられると思うほうが間違いですよ。

>「私自身の世界観」かも知れない、と私は思い始めています。

うーん、そういう「前頭」的な世界観はもたないほうがいいんですけどねぇ。

>「ランドパワーと同じ考え方なら彼らの考えている事がわかる」と指摘されていました、確かにそういう使い方もある

完全にはわからなくとも、少なくとも理解することはできますね。コメントありがとうございました
Commented by elmoiy at 2009-04-13 23:23 x
>---あ、「類は友を呼ぶ」か。

ロシア→ベラルーシ、中国→韓国、アルカイダ→タリバンの場合、浸透力が強そうですね。

>ソフトパワーの強さはどこで決まるのか

そのソフトパワーが「普遍的」で「希望を与える」ものであることでしょうか。発展途上国の人々にとって、相変わらず欧米式の「自由と民主主義」は魅力的に映っています。実のところそれは、支配民族にしか「自由と民主主義」を保証しないのですが、それにも関わらず、多くのアジア人・
アフリカ人が、自分たちの前近代的な伝統の束縛や、まだ「普遍性」に
達しきれない急ごしらえのナショナリズムよりも、欧米式の「自由と民主主義」に憧れをいだき、自分たちもそうなりたいと考えています。
さらにある程度豊かになった国々には、ノーベル賞やフィールズ賞といった「ブランド」も魅力的に映ります。あの中国でさえ、ノーベル賞は欲しくてたまらないようですから。
Commented by masa_the_man at 2009-04-14 08:53
elmoiyさんへ

>ロシア→ベラルーシ、中国→韓国、アルカイダ→タリバンの場合、浸透力が強そうですね。

たしかにそうですな。

>そのソフトパワーが「普遍的」で「希望を与える」ものであることでしょうか。

私だったらそれに「普遍的(と思われている)」ものであること、と一言入れます(笑

>相変わらず欧米式の「自由と民主主義」は魅力的に映っています。

いますね。しかしナショナリズムは相変わらず強いですが。

>支配民族にしか「自由と民主主義」を保証しないのですが

鋭い視点だと思います。実際そうなんですが、それを表立って指摘する人は少ないですよね。

>あの中国でさえ、ノーベル賞は欲しくてたまらないようですから。

ありますね。やはり「世界に認められた」という幻想的な魅力は、それが幻想的であるが故に強力なわけで。コメントありがとうございました
Commented by アラスカ at 2009-04-14 20:26 x
>>そういう「前頭」的な世界観はもたないほうがいいんですけどねぇ。

私もそれはわかっていました。だからこそ考えたく無かったんです。

>>---あ、「類は友を呼ぶ」か。

もしかして、中国や朝鮮の浸透工作が我が国に効果てきめんだったのは
日本が中国や朝鮮と近い世界観を持っているという事なんでしょうか?
Commented by elmoiy at 2009-04-14 20:56 x
>「普遍的(と思われている)」もの

このいい例がキリスト教ですね。ギリシア語の宗教でありながらギリシア産ではなく、ユダヤ産でありながらユダヤ性を克服したことになっており、
我らの国籍は天にある、と無国籍的に普遍性を主張する宗教。西洋をも超えるはずの、そして西洋人自身も熱心に信奉しているもの、大元をたどれば西欧産ではないもの、実際は欧米帝国主義の化粧品に過ぎないのですが、能書きだけは、自分たちは帝国主義にも反対する平和で普遍的な宗教です、と主張する宗教。

>実際そうなんですが、それを表立って指摘する人は少ないですよね。

やっぱり、先進国の支配階級にとって都合が悪いからでしょうか?西洋のの社会は二重構造になっていて、この典型がギリシア・ローマの自由市民/奴隷に分かれた社会ですが、近代以降はこの構造が地球規模に広がり、本国の市民/植民地人、先進国の市民/発展途上国の住民という構造になっています。いずれも上層には「自由」で「豊か」な市民がいて、下層の者たちにはそれらは手に入らないという構造。
Commented by masa_the_man at 2009-04-14 22:32
アラスカさんへ

>私もそれはわかっていました。だからこそ考えたく無かったんです。

でもこれって意識すれば変えられますよ。国家の場合はそうとうプロパガンダをしなきゃいけませんが、人間の場合はたった一人だけの問題なので簡単です。なんだかアラスカさんのための人生相談コーナーみたいになってきたと感じているのは私一人だけでしょうか(苦笑

>日本が中国や朝鮮と近い世界観を持っているという事なんでしょうか?

そうですかねぇ?私はそれほど近いとは思いませんが・・・。コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-14 22:34
elmoiyさんへ

>ギリシア語の宗教でありながらギリシア産ではなく、ユダヤ産でありながらユダヤ性を克服したことになっており、

なるほど、たしかに。

>実際は欧米帝国主義の化粧品に過ぎないのですが、能書きだけは、自分たちは帝国主義にも反対する平和で普遍的な宗教です、と主張する宗教。

ははは、たしかに(笑

>いずれも上層には「自由」で「豊か」な市民がいて、下層の者たちにはそれらは手に入らないという構造。

あるでしょうね。無意識にそうなっているところがむしろやっかいなのかも知れません。コメントありがとうございました
Commented by アラスカ at 2009-04-15 17:29 x
>>そうですかねぇ?私はそれほど近いとは思いませんが・・・。

そうですか、では違うという事ですね。
確かに、少なくとも韓国ほど日本は「中国の世界観」に近くないでしょうね。

>>中国や朝鮮の浸透工作が我が国に効果てきめんだった

「ならば日本が中国や韓国に浸透工作をしても効果てきめんだ」というのはありですか?

>>アラスカさんのための人生相談コーナーみたいになってきた

私もわざわざ言う必要は無いかな、と思ったのですが、「考えたく無かった云々」の所で聞かれましたので。
Commented by masa_the_man at 2009-04-16 23:03
アラスカ さんへ

>ならば日本が中国や韓国に浸透工作をしても効果てきめん

これはどうなんでしょうか。

>「考えたく無かった云々」の所で聞かれましたので。

まあ人間なので悩みがないほうがおかしいですがねぇ。コメントありがとうございました
Commented by アラスカ at 2009-04-17 17:10 x
>>これはどうなんでしょうか。
私もわかりません。
でも日本にはそういう事をする経験があまり無いんですよね。
Commented by Oink at 2009-04-18 18:53 x
戦後日本と言われると「世界第二位の経済大国」という枕詞が
常識のように使われ続けてきましたが、あと数年で使えなくなる可能性が高いんですよね。
そういえば、戦後生まれの日本人が四分の三になったとかよみました。

中国の若い世代の世界観は、危なっかしすぎて怖いんですが
中国がアジアと世界での地位と影響力を高め続けることができれば
彼らの世界観も変化できるんですかねぇ?
愛国心教育を強化するんですって、江沢民の成功をもう一度?

「経済戦争」勝つのは中国? 米でシュミレーションゲーム
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/090415/amr0904152010010-n1.htm

2chのあるスレで、豪州のアイデンティティーがイギリス連邦の一部から
アジア国家に変わりつつある分水嶺だと書き込みがあって気になっています。

民主・鳩山幹事長「日本列島は日本人だけの所有物ではない」「定住外国人への参政権付与は当然。韓国は既に認めている」
ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1251765.html
Commented by masa_the_man at 2009-04-20 00:17
アラスカさんへ

>でも日本にはそういう事をする経験があまり無いんですよね。

この発言の意味がよくわかりません。申し訳ないのですがもう少し詳しく書いていただけないでしょうか?コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-20 00:21
Oinkさんへ

>あと数年で使えなくなる可能性が高い

たしかに。下手をすると二年以内かも知れません。

>戦後生まれの日本人が四分の三になったとか

もうそんな感じですが。早いですなぁ。

>中国がアジアと世界での地位と影響力を高め続けることができれば彼らの世界観も変化できるんですかねぇ?

するでしょうね。これは確実です。

>愛国心教育を強化するんですって、江沢民の成功をもう一度?

そうなると日本敵視は確実になります。

>米でシュミレーションゲーム

ああ、これ読みました。アメリカはウォーゲームが好きですよね。日本ももっと見習うべきですが。

>豪州のアイデンティティーがイギリス連邦の一部からアジア国家に変わりつつある分水嶺だと書き込み

これはポジティブな意味でした?それともネガティブな意味で?

>「定住外国人への参政権付与は当然。韓国は既に認めている」

きましたね。コメントありがとうございました
Commented by アラスカ at 2009-04-20 10:24 x
>>米露が多くの場面で対立を繰り返した結果、第三者の立場にいた中国が恩恵を被り、結果的に「勝者」となったという

長征の時から彼らは「漁夫の利を得る」戦略をよく使っていましたね。
固有の「戦略文化」が彼らにこの戦略を好ませるのでしょうか。

>>申し訳ないのですがもう少し詳しく書いていただけないでしょうか?

これまでのプロパガンダ戦についてのエントリーやコメントに詳しく書かれていますよ。「日本がなぜプロパガンダ戦に力を入れないか?」という疑問の答えがそれです。

>>でも日本にはそういう事をする経験があまり無いんですよね。

日本は文化や思想を大陸から輸入し続けて来ましたが、逆に文化や思想を大陸に輸出する事はあまり無かったんですね。
他国に自分達の思想や文化を浸透させる経験に乏しいわけです。
Commented by Oink at 2009-04-20 22:50 x
日本、北極評議会に加盟申請…温暖化で利用競争にも“熱”
ttp://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090418-OYT1T00993.htm

>これはポジティブな意味でした?それともネガティブな意味で?
アジア系国家という意味だったので
オーストラリアを含む数億人規模の集団ってことは
インドネシア、中国、インドあたりしか対象となる所はありませんよね。

そういえば、中国が豪州で資源買い付けでゴタゴタがちょっと前にありましたね。
Commented by masa_the_man at 2009-04-20 23:54
アラスカさんへ

>これまでのプロパガンダ戦についてのエントリーやコメントに詳しく書かれていますよ。

これは誰によって「書かれている」ということなんでしょうか?失礼かも知れませんが、アラスカさんの書く文はちょっと伝わりにくいところがあるように感じます。これって私だけなんでしょうか??

>他国に自分達の思想や文化を浸透させる経験に乏しいわけです。

そういうことでしたか。最初からそういう風に書いて下さい(笑)コメントありがとうございました
Commented by masa_the_man at 2009-04-20 23:57
Oinkさんへ

>日本、北極評議会に加盟申請…温暖化で利用競争にも“熱”

あー、先を越されました(苦笑)このネタについて少し書いておこうと思ったのですが、さすがOINKさん。

> アジア系国家という意味だった

なるほど。

>中国が豪州で資源買い付けでゴタゴタがちょっと前にありましたね。

彼らの戦略はある意味で非常にわかりやすいものがありますね。しかし損得を考えない危ないことをやっているなあという印象はぬぐい切れませんが。コメントありがとうございました
by masa_the_man | 2009-04-08 12:10 | 日記 | Comments(55)