今日の横浜北部はひたすら曇っております。
さて、昨日の話を受けて、歴史以外にも未来の秩序を予測する方法というものを考えてみたいと思います。
このようなことを書いていたら、ちょうどエコノミスト誌に簡潔ですが、素晴らしい記事がありましたので、その内容を簡単に紹介します。
その記事は、巻頭にあるリーダーという短い記事紹介の最後にある、
「未来学:突拍子もない未来のシナリオを読むことになぜ価値はあるのか」
というものです。
まずその記事の冒頭では、未来を予測するのは本当に難しいということが書かれております。これは当然ですね。
ところが未来のシナリオについてビーチに横たわりながら読むことは、少なくとも興味深いものである、と主張するわけです。
そして少なくこもこの経験は、あなたの思考の幅を広げ、直面している現状認識を変えてくれると指摘します。
ここまで私は完全に同意しますが、ここからこの記事の著者は、未来を予測する、いや、その未来に対処するヒントを得る上で参考になる分野の本として、三つあるというのです。
端的にいえば、
①シナリオ・プランニング系の本
②サイエンス・フィクション、つまりSF
③企業の歴史の本、もしくはトレンド調査の本
だというのです。
この三つはそれぞれ非常に興味深いのですが、今日は何本か締切りを抱えておりますので、詳しくは明日から説明していきます。
まあここでこれを読んだ簡単な感想として私が言えるのは、
「絶対に絶対と言うな」(never say never)
ということでしょうか。
(ホワイトハウス前のパトカー)