なぜ9月23日に出版記念講演会をやるのか |
さて、あと10日に迫った新刊「世界を変えたいなら一度武器を捨ててしまおう」の出版記念講演会についてのご案内を。
ここ数年の日本をとりまく対外環境の厳しさについては、本ブログをご覧のみなさんにはすでに重々感じられていることと思います。
北朝鮮の拉致問題、韓国との竹島などをめぐる外交交渉の頓挫、中国との尖閣諸島に関する領土/領海問題、ロシアとの北方領土問題、そして米軍のオスプレイ問題など。
一見これらの問題はそれぞれ個別のケースであるように感じられますが、私が見る限り、これらに共通している日本側の問題点がいくつかあります。
そのうちの一つが、日本のエリート(および知識人)たちに決定的に欠けている「戦略思考」ではないかと私は考えております。
もちろんビジネス書などでは戦略思考の前提となる「論理思考」を鍛えるような本が多く出されており、最新の雑誌では「論理力の強化法」のような特集が組まれているほど。
ところがこのような「論理思考」を強化しても、私は一般的な日本人が、とくに外国の個人や企業などを相手に「戦略的な思考」や「交渉力」を手に入れることは困難だと考えております。
それはなぜなのか?その理由については小生の新刊である「世界を変えたいなら一度武器を捨ててしまおう」に少し書いたわけですが、まだ書ききれなかったことがたくさんあります。
それらについてはいずれ将来に本などでも書いていこうと考えておりますが、その根本的な部分を、今月に23日(日)の講演会でたっぷりとお話させていただこうと考えております。
今回の講演会ですが、表のテーマはもちろん出版記念講演会なのですが、実質的な裏テーマは「戦略的な考え方を身につける方法」というものです。
「本の中で方法論を批判しておきながら、お前こそ何だ」というご批判はさておき、新刊の「武器捨て本」をより効果的に活用していただくために、私はある一つの簡単かつ効果的な方法論を参加者のみなさんにシェアしたいと考えております。
さらに、今回はいつも私がやっている講演会とはやや志向を変えまして、前半は私の話、そして後半は実際に戦略的な思考を活用されている、ある経営者の方に「ゲスト講演者」として参加してもらい、一種のシンポジウム形式にして、みなさんに戦略思考をわかりやすく身につけていただく、という流れで行こうと思っております。
しかも後半には参加されたみなさんに、個人的に「アウトプット」していただく機会も設けてあります。(ただしこれは書いたことをみんなの前で発表していただくという意味ではなく、ただ自分で紙に書き込む作業を行っていただくだけ、ということです)
すでに以前に私の講演会にご参加いただいた方々には今回の講演会については優先的にご案内させていただきましたが、今日から初参加の方々にもご案内を開始しました。
「もっと戦略的に考えられるようになりたい!」「ビジネスや恋愛(?)で成功するためのヒントが欲しい!」「自分を人間的に成長させるためのヒントが欲しい!」
というかたは、ぜひこの際に新刊「世界を変えたいなら一度武器を捨ててしまおう」の出版記念講演会にご参加してみてはいかがでしょうか?
参加申し込みに関してはこのフォームからお願いします。
以上、告知でした。