今日の横浜北部は昨夜の嵐とはうってかわってスッキリ晴れております。
さて、前のエントリーの続きを。質疑応答なんですが、この後のやり取りはけっこう短かったです。ただし図式としては、インドと韓国の研究者たちが中国の若手研究者に噛み付く、というスタイルでした。
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Q:中国はなぜ海洋面で拡大主義をとっているのですか?(韓国の研究者の質問)
●同じような質問を多くの人々に聞かれるんですが、それに関して私からは何も言えないんですが、とりあえずその質問が出てくる背景だけ述べさせて下さい。
●ある調査によれば、中国は過去十年間に陸の国境でかなり譲歩をしているということが挙げられます。具体的にはロシアや中央アジアの国々やベトナムなどとの国境策定交渉で、中国は主張するうちの49%だけしか獲得できていないということです。
●「譲歩」という言葉を使うとすれば、ではなぜ海洋で同じように「拡大する」と言えるのでしょうか?
Q、鋭いご指摘だとおもいますが、毎年発表されている文書では「清朝以降に失った領海をすべて取り返す」と書かれているんですよ。これについてはどう思うんですか?これじゃあ「モンロードクトリン」の現代版ですよ。
●私はただ事実を見ているだけですよ。中国は主張している分の49%しか獲得できていないんですよ。
●海洋面でも中国にはあらかじめどのような方針を持って行くのかという点についてはコンセンサスがないんです。
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これだけです。ちょっと短いですが、基本的に中国は何をしたいのかわかっていない、ということですね。
中国側の問題としてあるのは、まず誰がキープレイヤーなのか見えず、プレイヤーがやたらといるという点と、国家としてのコンセンサスが決定できていない、ということでしょうか。
まあどの国家もコンセンサスができている国というのはほとんどないわけですが、中国の場合はあのサイズですからねぇ