戦略論の原点[普及版] |
さて、以前から好評いただいている『戦略論の原点』ですが、なかなか売れ行きが止まらず、とうとう今回は装いを新たに、価格もお求めやすいソフトカバーの「普及版」として発売されることになりました。
この本は実はものスゴい本でして、一回読んだだけでは「あ、なるほどね」という感じの薄い印象しか与えてくれないのですが、読めば読むほど、そして戦略論についての理解が深まれば深まるほど、味わいがにじみ出てくる、スルメのような歴史的名著です。
わたしは今でもたまにこの本を読み返すことがあるのですが、読み返すたびに新しい発見があります。さすが私の先生が「過去百年間に書かれた戦略の理論書の中では最高のものである」と言っただけありまして、先生の主な著書の中では必ずといっていいほど引用されております。
本文はたった120ページほどなので、けっこう気軽にお読みいただけると思います。ただしその内容はなかなか深いですが。