テクノロジーはCOINとCTにどれだけ重要? |
ここ二日間は学校で開催されたセミナーに出っぱなしで色々と忙しく、論文のほうも波に乗ってきたので、ここ数日はブログを集中して書くヒマがありません。
今日の午後はアメリカの軍需関連企業がスポンサーになって開催されたセミナーに参加してきたのですが、テーマは「テクノロジーはCOINとCTにどれだけ重要?」というものでした。
結論から先に言えば「重要だ」という当たり前の答えになるわけですが、その結論をゲストスピーカーにいかに答えてもらうのか、という点がこのようなセミナーの醍醐味なわけで。
まずゲストを簡単に説明しますと、イギリス陸軍のパラシュート部隊出身の方が一人目のスピーカーで、もう一人はイスラエルに住む防衛コンサルタントをしている人でした。
これを私の先生が司会をしながら話を進めるのですが、一人目の方はイギリス陸軍の特殊部隊なんかで実戦経験もある人みたいで、フォークランドから北アイルランド、そしてアフガニスタンまで、どちらかというと特殊部隊関連の任務に従事していたことが多く、その実体験を元に、かなりリアルな話をしてくれました。
もう一人のスピーカーは、なぜか特殊部隊関連の小説を書いたこともある珍しい経歴の若い人だったんですが、正規戦と非対称戦のような概念の違い自体が混乱の元であるとして、「戦争は戦争だ」というかなり割り切ったクラウゼヴィチアンの人でした。
これについては今日もまた時間がないので、詳しい話はまたいずれ。
明日は火曜日のランチミーティングで米空軍大佐が話してくれた、実体験にもとづく興味深い話を書きます。