三つの小ネタ |
さて、国際社会では相変わらず色々なことが起こっておりまして、ここで紹介したい論文などもたまっているのですが、時間がないので今日は小ネタを三つほど。
1、これは先生やその周辺の主にアメリカ系の人々から聞いたのですが、最近になって一九六二年のキューバ危機の時に、実はソ連が核ミサイルを積んだ潜水艦をキューバ沖に待機させていた、という事実が最近のロシア側の公開文書で発覚したとか。
もし当時のアメリカがこれを知っていたらケネディ政権は外交的にあんな大胆な動きはできなかったのでは、という議論が交わされているらしいのですが、これについて本ブログをご覧のみなさんの中で何か詳しく情報を知っているかたいらっしゃいますか?
2、アメリカ人の若い先生が、「第二次世界大戦時の日本陸軍の中で、実はトルコまで進攻しようと企んでいたらしいが、本当なの?」と聞かれました。
私はこれについて初耳だったのですが、まあ日本はインド近くまで行っていましたし、こういうことを考えていた人物がいたとしてもおかしくないなぁと納得。
困ったのは、これを聞かれた時にその場に居合わせたのがトルコ人のコースメイトで、「おいまじかよ、かんべんしてくれよな〜」と苦笑いされてしまったことです。
それにしても一体誰がこのようなことを考えて(しかも文書に書いて残していた)いたんでしょうか。もし誰かご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ教えて下さい。
3、久々に「横綱論」に関したネタを。
国際金融関係に詳しい方だったらご存知かも知れませんが、つい先日イギリスの資産運用会社/投資銀行ラザードのトップであるブルース・ワッサースティン氏(写真上)が死にました。
この人はこの会社を2002年から急成長させたCEOとして有名ですが、彼の若すぎる死(享年61歳)はイギリスの新聞でも写真つきでけっこう大々的に報じられてました。
私はこの人の顔をはじめて見たのですが、人相的には仕事に生きる「関脇」レベルの顔をしておりまして、あらためてこの人の太く短い生き方に納得した次第です。
ちなみに他の「関脇」レベルの有名人ですと野球選手のイチローなんかがその典型でありまして、彼もひたすら仕事に生きる人生ですね。
仕事に生きてお金を稼ぎまくるのも良いですが、体を壊して命を縮めては台無しです。本ブログをご覧の忙しく働き過ぎの方も、ぜひ健康管理には留意していただきたいところです。