アフガニスタン戦略の「立ち位置」 |
CBSの夜のコメディーショーの顔、デヴィッド・レターマンが、番組でスタッフと肉体関係にあったことを告白して、しかもこれをネタに脅されていたことをしゃべって大ニュースになってますが、たしかにクリントンの浮気をジョークのネタにしてきた彼がこれでは政治的に問題ですね。
イギリスでは軍需企業のBAEが契約とるために賄賂を送っていたことなどが問題となっているかと思えば、ロシアがフランスから強襲揚陸艦を買ったり、EUがGPSシステムを補強する衛星システムをスタートさせるなど、戦略的な話題は豊富です。
さて、時間がないので簡単にアフガニスタン関連について。
そういえばマクリスタル将軍はロンドンに来ていたようで、昨日はIISSで講演して、それから戦略会議にはネットで参加したみたいですが、ホワイトハウスには招かれなかったみたいですね。
それに関してこっちのある新聞に、アフガニスタン戦略についての軍と政府高官の安全保障関係者の立ち位置の図みたいなものがありまして、以下のようになってました。参考まで。
増派賛成(counterinsurgency)
↑マクリスタル将軍
↑
↑ペトレイアス将軍、マレン提督
↑
↑ヒラリー国務長官、ホルブルック特使、ゲイツ国務長官(最近意見を変更)
↑
○
↓
↓
↓ジョーンズ安全保障アドバイザー、エマニュエル主任補佐官
↓
↓
↓バイデン副大統領
増派反対(counterterrorist)
ということです。これ、わかりますか?増派賛成の急先鋒がマクリスタルで、その反対がバイデン、
報道によればオバマは増派にやや慎重みたいですが・・・。
関係ないですが、トヨタはかなりまずいことになってますね。社長の運というのは本当に大事であることを実感する今日このごろです。