教えていただきました |
うーん、素晴らしい。まさかここまで色々とコメントをいただけるとは思いませんでした。ネットというのはスゴいですね。本当に参考になりました。ありがとうございます。
たしかに何人かの方がお察しの通り、この著者(ドールマン)は、完全に宇宙工学が専門の技術系の人ではなくて、むしろ政治学のほうから入った人みたいです。
よって、この論文での主眼は宇宙地政学の理論の説明にあるみたいですね。
とりあえず本日の午後までに修正して送らなければならないので、今のところは、
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宇宙旅行をする場合に重要な尺度は、「速度ベクトル」を変更するため、もしくはA地点からB地点まで行くのに必要な「増速量」を得るための推進力だ。
宇宙旅行の現実や、宇宙空間において物資を効率よく動かす方法を理解するためには、まずこの「増速量」(Δv もしくはデルタV[デルタ・ヴイと読む])を知ることが大切である。
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としようかと考えております。
つまり、
velocity vector → 速度ベクトル
total velocity effort → 増速量
ということですね。ちなみにいただいた変更案では、
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●masahiko さん
「速度ベクトル」 / 「合計速度」/「速度の変更」
●やまねこさん
"Total Velocity Effort"=「(噴射後に到達したい)最終的な速度ベクトル」
●sabskok さん
「総速度ベクトル」
●ウヨなM さん
「速度ベクトル」/「総速度変化」→「ロケットによる増速量の総和」
●待兼さん
「速度と進行方向」/「加速度」(速度の変化分)
●tt さん
「加速の総和」→ 「増速量」
●chaseさん
「速度」「最終速度」
●k-kun さん
「速度」/「加速度」
●ropさん
「速度」/「速度(速度ベクトル)の力(ベクトル量)の和」?/「速度増分」
●寝太郎さん
「速度ベクトル」/「必要加速度(=速度ベクトル変更)の合計」/「必要推進力(=必要加速度=総燃料消費量)の合計」
●rokujoさん
「噴射後の速度」or 「慣性速度」
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となりました。
ちなみにttさんにいただいた訳文は
「宇宙空間を航行するにあたっては、A点からB点に到達するまでに行う加減速や方向修正に費やす推進力の総計が重要な尺度となる。この総推進力はΔv(デルタV)と呼ばれ、宇宙旅行の実現や効率的輸送を考えるときの鍵となる。」
でした。これはスムーズな訳文ですねぇ。意味もよくわかります。
まだ何かご意見ありましたらお待ちしております。