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★4月25日発売予定の新刊『なぜリーダーはウソをつくのか』by ジョン・ミアシャイマー
by masa_the_man
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第4回「戦略学ゼミ」募集/6月3日:オフ会開催
大議論の末に終わった前回の「戦略学ゼミ」のクラスですが、いよいよ第4回目の授業の募集が開始しました。

もちろん初めて参加希望の方でも大丈夫!ゼミは一回ごとに独立したものです。

すでに多数の方にお申し込みいただいておりますので、ご希望の方はぜひお早めにお願いします。

<第四回:戦略学ゼミ>

課題テーマ:「エアパワーとスペースパワー」/「核兵器と抑止論」

日時:6月17日(日)14時〜19時
場所:上野広小路駅/御徒町駅近く
参加費:(コアリーディング代+税込み)大人一回1万円、学生・女性は8千円

参加ご希望の方は、タイトルに「戦略学ゼミ参加希望」と書いて、

●お名前:
●住所:
●連絡先Eメールアドレス:

をご記入の上、本ゼミの連絡先:lifestrategy01@gmail.com (担当:浅野)までお申し込み下さい。

定員になり次第閉め切らせていただくことがあります。ご了承下さい。
*授業の最終申し込み締め切りは6月2日です。

① お申し込み完了までの流れ

●上記のアドレスまでメールを送ってお申し込みいただくと、参加費用の振り込み口座と開催場所の通知が数日以内に届きます。
●参加費用をお振込みいただき、振込を確認させていただいた後、その回の分の「リーディング・パッケージ」のCD(PDF文書)を郵送します。
6月3日13時~17時のオフ会にお越しいただくと、「リーディング・パッケージ」のCDの最短での受け渡しとなります。ぜひご活用下さい。オフ会に参加されない方は、6月4日の発送手続きとなります。
●その「リーディングパッケージ」の中には、「コアリーディング」の他に、ゼミの発表のために必要となる二つの質問などの「指令書」が入ってきます。
●リファウンドポリシー:ゼミ前日までにご連絡いただいたキャンセルの場合は70%、当日キャンセル/欠席の場合は参加費をお返しできません。あらかじめご了承下さい。

② 全日程で使われる教科書

本ゼミを受講希望の方は、どの日程をとるかに関係なく、以下の三冊をあらかじめご購入下さい。もちろん古本でもかまいません。

●『戦略原論』by 石津朋之ほか編著
●『戦略論の原点』by J.C.ワイリー
●『戦争論』by クラウゼヴィッツ(清水訳 or 篠田訳 or レクラム版)

③ 今後の開催予定

第五回(7月15日)「テクノロジー、軍事革命、サイバー戦」/「テロ、対暴動、小規模戦争」
第六回(8月19日)「インテリジェンス」/「国防計画の作成」

なお、開催日は予告なく変更されることがあります。ご了承下さい。

以上

=======

<6月3日:オフ会開催>

毎月恒例の当ブログのオフ会・懇親会を開催します。

ゴールデンウィークの最後の週末の午後に、本ブログをご覧の知的関心の高いみなさんと一緒に、美味しい食事とお酒を友に、大いに勉強して日本の「生き残り」について語り合いませんか?

今回もご参加いただく方々に「ミニ・レクチャー」をお願いするつもりです。現在のところ、

①拉致被害者奪還活動団体の活動家「北からの拉致被害者の取り戻しかた

②某外資系金融機関に20年間務めた経験者による「外資系金融業界裏話

という2つの大変興味深いテーマの発表が決定しております。


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■【日時】2012年6月3日(日)13:00~17:00(途中参加/退場可)

■【会場】東京都港区のマンションの一室(靴を脱いで上がります/禁煙)

■【集合場所と時間】参加確定の方に限り、後ほどメールでお知らせします。

■【参加費】一般男性:2500円 女性および学生:1500円 (現地で現金払い)

■【服装規定】スマートカジュアル
(ジーンズ・短パン・Tシャツ・スニーカーなどの「普段着」は禁止。ノーネクタイ可)


★★★必ず持参していただくもの★★★

本オフ会/懇親会はポトラックパーティー(持ち寄り形式のパーティー)です。
各自、「飲み物」と「食べ物」で合計2品を御用意下さいますようお願いします。


▼例として、

・ビール360ml缶×6本+寿司やたこ焼きなどお食事・お惣菜
・ワイン1本+チーズ・生ハムなどのおつまみやスナック菓子

など、自分が飲んだり食べたりしたいという基準で選択していただければと思います。

▼会場近辺には店が少ないので、事前に経由地・駅等でご準備下さるようお願いします。

▼なるべく内履き用のスリッパをご持参下さい。


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■【申し込み方法】■


以下の項目をご記入の上

seikousenryaku@gmail.com

宛てにメールにてお申込み下さい。記入していただくのは、

・メールタイトル:【6月3日オフ会参加希望】

・【氏名】
・【メールアドレス】
・【年齢】(サバ読み歓迎)
・【ご連絡先:電話番号】
・【ご職業】

などです。よろしくお願いします。

※当日の会場では本ブログ著者の本や新刊本『なぜリーダーはウソをつくのか』、そして横綱論(1&2)の小冊子の割引即売なども行っております。

※私邸のマンションの一室を借りて行いますので、くれぐれも禁煙等のマナー遵守をお願いします。

※当日の緊急の連絡先については、お申し込みが確定された方々にだけ後ほどお知らせします。

初めての方も、ぜひお気軽にご参加下さい。みなさまのご応募をお待ちしております。

追伸:次回は7月1日に開催予定です。
# by masa_the_man | 2012-06-02 00:00 | ためになる情報 | Comments(0)
東南アジアのランドパワーの発展?
(日経5/26: p.8より)
# by masa_the_man | 2012-05-27 21:42 | 日記 | Comments(0)
日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信
# by masa_the_man | 2012-05-26 21:00 | ためになる情報
アル中の特効薬?
今日の仙台は昨日の雨から一夜明けてよく晴れました。

さて、いつもとは違ってアルコール中毒の治療法に関する興味深い記事がありましたので、その要約を。

なぜアル中の治療法がこのブログに関係しているかというと、それは「テクノロジー」についての思想の一面がここに色濃く反映されているからです。

===

アル中を「完治」する方法は存在するか?

●もしアルコール中毒が「病気」だとすれば、それを「治す」錠剤はあるのだろうか?答えはイエスであり、ノーでもある。

●この症状の患者について長年調査した結果、何人かの研究者たちは、いくつかの薬とセラピーを使えば、この深刻な依存状態を解決することができると考えはじめている

●何人かの患者は、この方法で「完治した」と感じるという。

●たとえば49歳のアル中の女性は、いままで試した四つのプログラムに失敗した後に、ナルトレクソンという薬を使ってようやく依存症を脱することができたと言っている。

●彼女は「この薬がなければ、アル中から脱出することは不可能だったわ」と言っている。

●ところが問題は、アル中というのはガンと一緒で、患者にもさまざまなタイプのものがあるという点だ。なぜなら、人が酒に走る理由は遺伝的なものから心理的なものまで、一様ではないからだ。

●つまりこの女性に効いた薬も、他の患者には全く効果がない、ということもありえるのだ。

●ある依存症の専門家たちは、最近の鬱病の患者にたいするのと同様のアプローチの仕方を提唱しはじめている。

●それは、まず自分の症状にあった薬を選び、それと一緒に長期的な回復を目指して色々なセラピーを行うというものだ。

●ところがアル中関連の業界では薬を使うアプローチを敬遠する人々も多い

●たとえば「アル中匿名センター」と「ベティー・フォード・センター」などの組織では、多くの中毒患者たちを禁制・禁欲などを通じて救ってきた実績をもっており、薬や注射などは使っていない。

●専門家の中には、薬を使うアプローチというのは、単に依存源をアルコールから薬に代えただけだ、と批判する人もいるほどだ。

●ところが上述した組織の強調する「12ステップ」や自己抑制などが唯一の治療法だと考えられて時代はかなり昔のことだ。

●なぜなら最近の医師たちは、この依存症を「患者の意志の弱さ」というよりも、むしろ高血圧や糖尿病のような慢性的な病気であると考えるようになっているからだ。

●そしてこのような慢性的な病気には、薬で対処できるという考えなのだ。

●現在アメリカでアル中の治療薬として認可されているものは三つあるのだが、そのうちの二つ(ナルトレクソンとアカンプロセイト)が患者の「飲みたい」という欲望を抑制する効果を持っている。

●三つ目のディスラファイラムは「アンタビュース」という名前で知られているが、これは患者がアルコールを取ると気持ち悪くなるようにするものだ。

●脳内の化学反応を上手くコントロールすることによって、ナルトレクソンとアカンプロセイトは患者のアルコールについての欲望と効果を軽減することができるのだが、それでも「特効薬」というわけではない。

●たとえばこの薬が効くのは患者の中でも七人に一人の割合であり、あとの六人には全く効果がないのだ。

●他にもトピラメイトという薬は元々発作を防ぐ目的で開発されたものだが、実験では患者の「飲みたい」という欲を抑えるだけでなく、(アル中患者にとっては嬉しいことに)肝臓の機能や血圧まで回復する効果があるという。

●バクロフェンというけいれんを抑える薬も低度のアル中患者に処方されることがあるが、その効果は微妙だと言われている。

●このように、有効な薬を処方するアプローチが増えてきているのだが、それが本当の結果につながるリハビリをさまたげるものであるという批判も根強い。

●たとえばベティー・フォード・センターのある医師は、「投薬だけに意識を集中させてしまうと、完全に人間の生物学的な問題になり、患者自身の意識にとってマイナスになることもあります。彼らはそれが単なる肉体の問題であって、自分は努力しなくてもいい、と考えるようになってしまうからです。」と言っている。

●「われわれは既存の12ステップをつかって、やはり患者に自分の依存症に正面から取り組んでもらいたいのです。彼らが心からこの症状改善にコミットすることが一番大切なことだと考えるからです」

===

アル中というのは人類が酒を発明した時点からあった極めて古い問題だと思うのですが、その古い症状に対して「薬」というテクノロジーを活用して人の意識を使わずに自動的に治してしまおう、という点が見え隠れしております。

哲学的に言えば、これは「心身問題」(mind-body problem)の話に近いかと。人間の思考と肉体は別なのかどうか、という切実な問題が。

そういえば私が最初に留学したカナダで驚いたのは、彼らが薬(痛み止めなど)をかなり日常的に使っている様子でした。私の家ではあまり薬を飲まなかったのでけっこうビックリしましたね。

ただし最近の日本人の中には、けっこう薬が好きな人が多いようで、そういう面でもかなり「欧米化」しているんでしょうか。

ちなみに私は西洋式の薬というのは「順次戦略」的で、日本人が昔から使ってきた漢方薬というのは「累積戦略」的だと考えております。

余談かもしれませんが、この「薬」というテクノロジーに対する人々の反応は、「原発」というテクノロジーに対する態度にも共通するところがあるような。
# by masa_the_man | 2012-05-26 20:52 | 日記 | Comments(0)
「月刊日本」にインタビュー掲載
お知らせです。

佐藤優氏も連載されているあの「月刊日本」に、「米軍の全軍撤退を想定せよ」という刺激的なタイトルで私のインタビューが掲載されました。

「ソフト・バランシング」という概念の他に、ミアシャイマー本である「なぜリーダーはウソをつくのか」の紹介などをしております。

ご興味のあるかたはぜひ!
# by masa_the_man | 2012-05-24 18:48 | 日記 | Comments(0)
メルマガ更新:これから「戦略」の話をしよう
さて、またメルマガを更新しましたのでお知らせします。

今回はいつもと趣向をかなり変えて、本ブログのエントリーをネタにして、読者のみなさんにある「挑戦」をしております。

そのネタとはもちろん「オフショア・コントロール」という概念です。

これを元にした私からの「挑戦」にたいして、みなさんはどうやってクリアするのでしょうか???

ということで、興味のある方はこちらまで!

▼これから「戦略」の話をしよう-アメ通「白熱教室」-▼
http://archive.mag2.com/0000110606/index.html

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信
http://www.mag2.com/m/0000110606.html
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
# by masa_the_man | 2012-05-24 17:54 | 日記 | Comments(2)
皇居と御所
今日の横浜北部はよく晴れまして、かなり快晴の素晴らしい一日でした。

さて、ここ数日間行っていることについて一言。

ご存知の方はご存知かと思われますが、ひょんなことからある会社の社長にお誘いを受けまして、ボランティアで皇居内のお掃除に連続四日間のスケジュールで参加させていただきました。

そして本日無事に三日目を終えてきました。

一日目は雨であったために午前中だけで午後は中止になってしまったのですが、昨日の二日目と今日の三日目は晴天に恵まれたため、それぞれ皇居と赤坂御所で務めを果たしてくることができました。

この三日間でかなり色々なことがあったのでここに書き切れないほどですが、とにかく偉大な人物にお目にかかることができて大変光栄でした。

けっこう微妙な問題があるのでここに書いていいのかわからないのですが、とにかく言えるのは日本の統治システムの特異性です。権威と権力を分けているというのはすごい知恵かと。

とにかくまだ頭の中でまとまっていないので、詳しい話は明日終わってからここに書きます。
# by masa_the_man | 2012-05-24 17:19 | 日記 | Comments(0)
うるさい奴のノイズを消せ!
今日の横浜北部は朝曇りがちでしたが、日蝕のあとから晴れだしました。私は日蝕のことすっかり忘れてましたが・・・

さて、本ブログに数週間前にアップした「孤独が創造性をアップする」という内容の本の書評を覚えているかたもいらっしゃると思いますが、あの話の続編とでもいうべき記事が出てきましたのでその要約を。

ちなみに私がここで紹介したその「孤独本」(原題はQuiet)は、なんと分厚いのにもかかわらず日本で翻訳されるのが決まったみたいです。

しかも本ブログに書かれているものをある出版社の人が見て、ということらしいです。意外と本ブログは影響あるんですかね??

ということでまずは要約を。

===

「壁」の復活?:職場のうるさい隣人をブロックする方法

●世界中のオフィスでは壁がどんどん消滅して行っているが、パーティションの中の孤独を好む人たちは、色々と対策を練っている。

●いままでの彼らのやりかたは、本や書類をうずたかく積み上げるというものだったが、最近ではヘッドフォンなどで隣人の会話をブロックする、いわゆる「テクノロジーによるエチケット」を使う人も増えている。

●実は最近のオフィスでは、パーティションのような仕切りによってプライベートな環境をつくることへの要求が働く人々の間で増えてきており、その要求に答える会社も出てきたし、社会科学でもその効果が研究されつつある。

●たとえばオフィスをつくりかえているある会社では、なんと特別な音を発生させることによってこの対策に乗り出しているというのだ。

●この対策とは「サウンド・マスキング」と呼ばれるもの。

●たとえばあるカリフォルニア大学バークリー校の学者は、オフィスで働く人々の不満の発生や生産性が落ちる原因について幅広く調査しており、世界中の6万5千人のケースを集めたという。

●この調査の結果によると、全体の半分以上の人々が「会話のプライバシー」について不満を持っていたという。

●「一般的に言えるのは、オープンなオフィスで他人の会話が聞こえるのは好きじゃない、ということですね」とはその研究チームのリーダーの弁。

●「しゃべってうるさくしている人というのは、実は自分の話の内容のプライバシーについてはあまり気にしないんですが、それ以外の人々というはうるさいと感じるものであり、オフィスのデザイナーたちはその声を実際の環境に反映させはじめたところなのです」

●マサチューセッツ州のあるソフトウエア会社では、三ヶ月前からオフィスにある特別な装置を取り付けた。

●その装置の名前は「ピンクノイズ・システム」というもので、オフィスに設置した大型のスピーカーから柔らかい「シュー」という通風口から聞こえるような音を発信するものだ。

●この音は、実は人間の発する音声とほぼ同じ帯域の周波数のものなのだ。

●この会社は、この装置を職場の誰にもいわずに実験的に使いはじめ、三ヶ月後のある日に試しにストップしてみた。

●すると驚いたことに、オフィスの人々がフロアの管理人に一斉に文句を言い始めたのだ。しかもわずか数人ではなく、かなりの数の人間が、である。

●管理人いわく、「いや、驚きましたよ。だって彼らは18メートルも向こうの人々の会話がうるさいって言い始めたんですから。装置をつけていた時は6メートル先の会話でもほとんど聞こえなかったくらいですから当然といえば当然ですが」

●空間と資金の節約するという理由をのぞけば、オープンスペースの利点というのは働く人同士のコミュニケーションを活性化するところにあると言われていた。

●人々が交わることによってイノベーションが生まれる、というのだ。

●ところが最近わかったのは、あまりにもコミュニケーションが活発化しすぎると、それとは逆の効果が生まれる、ということだ。

●それはつまり、プライバシーの喪失であり、隣の仕事仲間を邪魔してやりたい、という人々の欲望をかき立ててしまうということだ。

●ある研究者によれば、人々はオープンオフィスだとプライバシーのことを気にかけて、なるべく他人との会話を短くしてしまおうとする傾向があるという。

●つまりわれわれは、オープンな状況での協力とプライバシーの必要性とのバランスを模索している最中だ、ということだ。

●ニューヨークのベンチャー企業が集まるあるビルのオフィスでは、起業家たちは周囲の会話からヒントを得ることが多いと答えている。

●しかし彼らは同時に、プライベートな会話をしたい場合には、洗面所や給湯室などに行ったりして他人から聞かれないようにするという。また、デリケートな問題を話す場合はEメールかチャットを使うという。

●「オープン・オフィスでは多くの人と会話しなきゃならないんですが、有益な会話は少ないですよね。結局のところは意味のない会話に邪魔されてしまうことが多いです」とはこのベンチャー企業の一人。

●このような不満がありながらも、まだ世界ではオープンなオフィスが(とくに情報が多く流れるメディアや役所のような場所では)好まれている場合が多い。

●その典型がニューヨーク市役所で、市長のブルームバーグ氏はこのオープンな環境のことを「ブルペン」と呼んで気に入っているという。

●ところが面白いのは、このようなオフィスには逆に色々な音があってうるさいために、かえって静かなオフィスよりも他人の声が気にならない、という現象があるという。

●フィンランドのある研究所によると、オープン・オフィスで生産を落としている一番の原因は「雑音」であり、統計によればそれは人間の知的生産性を5%から10%落とすという。

●その雑音の中でも「人間の会話の声」というのは直接耳から脳に届くため、最もタチが悪いという。

●そして逆にそのような会話が聞こえないようなノイズがある場所で知的作業をする人というのは、そのパフォーマンスが向上し、気分もよくなることがわかっているという。

●オフィスのデザイナーたちは、これを受けて吸音性の素材を使用し始めており、また小話ができるような小部屋を設置するということも始めている。

●しかしこのような小部屋も、誰かが使っていれば自分は使えないので、一長一短ではある。

●結局のところ、働く人間にはオープンな環境も必要であると同時に、孤独になることも必要である。一言でいえば、これはバランスの問題なのかもしれない。

====

いかがでしたでしょうか。

前回のものは完全に「孤独になれ!」というものでしたが、今回は「人の会話の声」がノイズになるから、それをカットできれば効率は上がる、というものでした。

個人的には私も喫茶店に行っていろいろと作業することが多いわけですが、近くで興味深い話をしている人々がいると、どうも気になって作業できないことが多いですね。

そういう場合はノイズ・キャンセリング用のヘッドホンを使用するというのも一つの手なのかも知れませんが。

# by masa_the_man | 2012-05-22 00:09 | 日記 | Comments(5)
PIIGSを地図で示すと・・・
もちろん地図は何も教えてくれないかもしれませんが、地理的に見てみるとたしかに面白い

(cnbc.comより)
# by masa_the_man | 2012-05-20 22:35 | 日記 | Comments(10)
ベンチャー企業の地政学
今日の横浜北部はよく晴れました。土曜日でこれだけよく晴れたのは久しぶりじゃないですか?

さて、IT系企業の立ち上げに必要なベンチャーキャピタルについての興味深い記事がありましたのでその要約を。

内容はヨーロッパではなぜフェイスブックのような企業が育たないのか、その考察です。けっこう「地政学的」な話だったのでビックリ。

===

ヨーロッパのテクノロジー会社の立ち上げの苦労

●パリ郊外のヌイイ=シュル=セーヌのオフィスビルの上階には、ネットビジネスで一旗揚げようとする若者が集まっている。

●彼らは次のグーグルやフェイスブック、それにジンガなどを狙っているのだが、シリコンバレーと違って、何かが足りない。

●それは、マネーである。

●アメリカのシリコンバレーでは、ネットビジネスを開始しようとすると、ベンチャーキャピタリストたちがかなり初期の段階から資金を用意してくれることが多い。

●ところがヨーロッパではビジネス立ち上げの資金を得るまでかなり長いこと待たなければならないことが多く、しかもその資金源が、なんとフランスの福祉手当だったりするから驚きだ。

●ある人物によると、最もビジネスの立ち上げに「やさしい場所」とは、フランスでは失業手続き事務所だという。

●ヨーロッパでは経済状態が悪くなっており、ほとんどの大企業は人員削減をしているなか、これから成長が見込まれるのは、新しいテクノロジーを使った小さなベンチャー企業だ。

●ヨーロッパの経済界は、全体的な経済状況が悪いながらも、アメリカでフェイスブックのような会社が生まれていることをうらやましく思っている。なぜならヨーロッパの将来の経済成長をささえるのはそのような小さな企業だと知っているからだ。

●ヨーロッパ自身もハイテクによるイノベーションが重要であることを十分わかっており、さまざまな方針を打ち出しているのだが、現在までの結果はそれほど芳しいものではない。

●たとえばボストンコンサルティングによると、ネットビジネスは2010年の時点でアメリカのGDPの4.7%を占めるが、ヨーロッパでは3.8%である。

●そして興味深いのは、北欧諸国のほうが一般的に上手くやっており、相対的に南のヨーロッパの国々はダメである。

●しかもヨーロッパ内では、フェイスブックやアマゾンやアップルなどのほうが、本国よりもヨーロッパのマーケットでの占有率が高かったりする。

●もちろんヨーロッパにもネット企業で有名なものがある。アングリーバーズというゲームを大ヒットさせたRovioや、音楽のストリームサイトであるSpotify、それにSoundcloudという音楽の共有サイトなどだ。

ヨーロッパでここ数年最もネット企業の設立が盛んなのはベルリンで、ここはロンドンと肩をならべる位になっている。

●ところがヨーロッパのネット企業のほとんどに共通する問題は、国の壁を越えるのがむずかしいという点だ。

●世界的な企業に発展するには、アメリカや日本にある巨大なネット企業に身売りするというのが一般的な形になっている。その典型がTweetDeck やLastFM, それにPriceMinisterである。

●ではなぜヨーロッパはグーグルやフェイスブックをつくれないのだろうか?その理由はかなり複雑だ。

●ある人は、ヨーロッパのベンチャーがシリコンバレーのものをマネしすぎだと分析している。またある人は、ヨーロッパの企業には野心的な野望がないと言っている。またまたある人は、ヨーロッパのマーケットが細かく言語や法体制の違いなどで分裂していることを挙げている。

●ところがブリュッセルのある研究所によれば、ヨーロッパのベンチャーに全て共通している点が一つある。それはリスクのある事業に融資しようという資金、とくにプライベートキャピタルの少なさである。

●とくにヨーロッパの大陸系の投資家たちは、ドットコムバブルがはじけた時に痛手を被ったからだ。ベンチャーキャピタルにつぎ込む投資額は二〇〇七年からはじまった金融危機で下がってきている。二〇〇七年には82億ユーロだったものが、二〇一〇年には32億ユーロまで下がっているのだ。

●ちなみに去年は48億ユーロに戻している。

●驚くのは、緊縮財政が唱えられているにもかかわらず、ヨーロッパでは税金がベンチャーキャピタルの最大の資源となっていることだ。しかもこれらの資金は直接ビジネスの設立資金としても使われいる。

●たとえばフランスの国富ファンドはパリにあるViadeoというソーシャルネットワークの会社や、動画のシェアサイトであるDailymotionに直接出資しているのだ。

●政治家たちもシリコンバレーのような国内環境づくりに努力しはじめている。たとえばイギリスはキャメロン首相が二〇一二年のオリンピックの跡地にIT企業を誘致して特区化する構想を出している。

●ロシアはスコルコヴォという町をシリコンバレー化する計画だ。フランスはサクレーと呼ばれる地区にIT特区を作っている。

●ところがこのフランスの計画はすぐに実を結ぶわけではない。ここにできる予定のパリ・サクレー大学は二〇一四年までオープンしないし、そこに住む住居環境も二〇三〇年まで完成しないという。

●面白い動きとしては、シリコンバレーの投資家たちがヨーロッパに投資しようとしはじめている点であろう。しかしアメリカの投資家たちの特徴は、すでに動き出しているプロジェクトに資金を提供するというものだ。

●よって、ヨーロッパ側の矛盾は、プロジェクトを始めるには金がいるのだが、金を調達するにはまずプロジェクトがすでになければダメ、という悪循環の存在なのだ。

====

非常に興味深い。新規IT事業の立ち上げに必要なのも、やはり「パワー」という意味でのマネーなんですな。ヨーロッパ内の南北差なども地政学的。

そして地理的に言語やルール、それに文化が統一されているアメリカ(と日本?)のほうがベンチャー企業には都合が良い、というのも何かを示しているような気が。
# by masa_the_man | 2012-05-19 22:57 | 日記 | Comments(10)
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